こんばんは、ぶちょうです。
INNOからストリートタイプのランエボIIIが登場しました!
早速インプレをしてみましょう。
それではモデルの説明を・・・
デッドヒート劇中車が発売して間もなくレギュラー品でも登場したエボIII。
ピレネーブラックをベースとした今回のエボリューションIII、依然高レベルの基本造型をそのままにストリートスタイルを全面から演出。パッと見からでも容易に確認できる赤フルバケがイイですね。
黒いボディに白いホイールというシンプルながら非常に見映えのある組み合わせ。
サイドスカートに付くエボリューションIIIの文字がタンポ印刷で再現されてますね。
クリアパーツのテールランプやエンブレムもメッキデカール化でちゃんと健在。そしてコチラのモデルではマフラーの形状がこれまでと異なるものが。・・・ってかこの形からするにやっぱ某とうふ屋の作品で登場するエボIIIを意識した??wボディカラーも黒だし何かしら接点を持たせている節を感じますね。
なお純正ウイングは現実のエボIIIと比べると気持ちハイマウント気味か。
砲弾に比べると若干インパクトが薄くなるものの存在感はバッチリ。
なぜかエンブレムが金色ですがコレも何かしらの意味を持たせたもの?
黒いボディになるとエアダムやインテーク開口部の存在が目立ちにくくなります。ヘッドライトやエンブレムのディティール面はさすがと言うべきですが、接着痕が微妙に残っているのが気になるところでもあります(個体差だろうけど)。
ボディカラーのそれもありますが、品質管理の面でINNOには課題がありそうです。
シャーシはコチラ。やっぱり形状の違うマフラーの存在が目立ちます。
某ナントカDから繋げるとすればこのモデルも設定上はパンパン鳴るんですかね?w
ホイールについてはラリーカーと同じくWRCターマックエボが入ってるよう。純正ホイールのO.Zクロノとも違いターマックエボが今回履いてありますけど、やがては純正ホイールが装備されたモデルが登場する事もあるんでしょうかね。
エボIIIにも赤いブレーキキャリパーとローター装着で立体感も手抜かり無し。
それではINNO恒例内装チェックです!
白基調のエボIII純正メーターが余すことなく再現。
ここでは見えてませんがシフトノブやドアトリムにも彩色が入っており、
内装ディティールの高さは未だトップクラスに位置しています。
パッケージ3面図はコチラ。 そういやエボIIIのロゴが追加されてますね。
通常価格は2916円(税込)と、エボIIIは他車より少しだけ高めの価格設定。
台座と付属品。
今回のデカールはフロントウィンドウに貼るラリーアートステッカーのみ。
付属のホイールはコチラ。 O.Zの「Superturismo」だっけコレ?
少なからずの課題はあれどやはりクオリティは総じて高いレベルを持つINNO。
今後しばらくのラインナップはエボIIIがアツくなってきそうですね。
それでは今日の実車話を少し・・
第一世代エボの最終進化にあたるマシンとして1995年、
「エボリューションIII」の名を冠した新しいランエボが姿を現しました。
基本構造はエボIIのそれらと変更点は無いものの、鮮明すぎるほど進化がに分かるダイナミックな外装パーツが目を惹きますね。特にリヤの大型ウイングは他の市販車では見られることの無かったスタイルで、まさしく異の存在感を放っていたといっても過言ではありません。先代のエボIIであってもここまでゴツくは無かったし。
それ以外にも開口部も大きくイカツくなったフロントバンパーなど、迫力満点の姿ながらしかしそれらは決して見映えに用意したワケではなく、空力面をはじめとする実用性を詰めていったが故に実現したもの。車体全てを以て仕上げていくランエボの進化が本格化していく様はこの時点でも垣間見せていたことでしょう。
エンジンもパワーアップを果たしました。2リッター直4ターボエンジンの「4G63型」エンジンは圧縮比を引き上げたりして、270馬力を叩き出すほどのパワーを身に着けるまでに進化。
更に某マンガで話題に挙げられた二次エア供給システム(三菱ではPCCSという)、「ミスファイアリングシステム」が新たに装備されたのも大きな特徴でしょう。
ただしこのシステムは飽くまで当時のグループA規格上、「市販状態でも装備していないと競技に持ち込めない」コトを汲んだ上での装備。そのため純正では使えないように予め設定されてあります。ゆえにシステム開放ももちろんアフターで出来るけどね。
エンジン面と空力の向上に特化した開発を以て生まれたランエボIIIは、レースに出るやいなやその進化に違わない結果を以てその速さを証明しました。特に主戦場WRCでは96年度にシリーズチャンピオン獲得にまで至ったワケですが、しかしこれはランエボのチャンピオン快進撃のプロローグに過ぎなかったのでした。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。