こんばんは、ぶちょうです。
今日はPeakoよりまたしても期待の一台、
ヴェイルサイド・フォーチュン7をご紹介します。
前回インプレしたアポロIEに続きまたしても注目の一品をリリースしてきました。
その出来のほど早速詳細を見ていくとしましょう。
よもやコレが公式にモデルになる時代が来るなんて面白い時代になりましたね。w
43スケールとかならいざ知らず64スケールでってのがなおスゴい。
さてレジン製だったアポロIEとは変わってダイキャスト製となったヴェイルサイドFD。
しかし元々レジンでのモデル製作を主とするPeakoにとってのダイキャスト化は、
Peakoの持つクオリティを今一つ生かせない方向へ作用してしまったよう。
ぱっと見でも分かるどうにもアバウトな造型や塗装の質感がそれを認識させます。
TarmacやINNOなどに比べてやはりモッサリした塗装のように感じます。
フロント側が上がり気味な車高バランスも気になる要素。
うーむこれはイマイチ良いところを見つけにくいモデルです。。
特に塗装の厚ぼったさと塗分けのラフさには間違いなく目が行ってしまうハズ。
ワイドに広がったヴェイルサイドエアロのシルエットを再現。
ただし砲弾マフラーは穴抜け処理の無い塗装のみで留められているほか、
リヤフォグランプとエンブレムはタンポ印刷による表現となっています。
テールランプの立体的な成型などリヤ廻りは結構良い見映えしてるように見えます。
Veilsideオリジナルのウイングのサイズ感はバッチリ。
フェンダーミラー化されたミラーには彩色がされていますね。
ポッカリと開いたフロントのデザインが特徴的なバンパー形状を再現。
フェンダーと固定化されたヘッドライトの周りに付くビスは全てタンポ印刷。
ただココも付け方アバウトなために却って目立ちすぎな一面も。
シャーシのモールドはタイヤのトレッドパターン含めそこそこ良好。
別彩色で割り振られたマフラーもイイですね。
せっかくなんで今回は思い切ってモデルを分解して部品構成も見てみましょう。
分解してみるとボディ+ウィンドウ、内装パーツ、シャーシとタイヤという構成に。
この辺りの部品構成はごくオーソドックスにまとめられてあります。
インパネの彫り込みは思ったより細かく出来ていますね。
リヤシートとトランクにはサウンドシステムがガン盛りされていて、
スポコンみの深い造りが施されている事に評価です。
ホイールはメッキ調の5スポークが装備されています。
ANDREW Racing Evolution Vというホイールのようですが実際はもっと深リム。
スポコンスタイルのマシンにメッキホイールは相性バツグンです。w
パッケージ3面図と台座はコチラ。
外箱背面にはヴェイルサイドFDのイラストが描かれていてカッコイイ。
通常価格は2916円(税込)になります。
「ダイキャストでこの出来なら高くなってもレジンで作ってくれた方が良かった」
じっさいINNOらへんのモデルと対等の価格設定ながらクオリティで劣る面を見せた、
巷ではそんな声も聞こえたという今回のヴェイルサイドFDでしたが、
しかし今までに前例の無いモデル展開による話題性の提供という一面では、
結果は抜きにしてPeakoは大いに存在を高める事が出来たと言えるかもしれません。
しかしこの具合だと今後リリースされる開閉ギミック付きのヴェルファイアあたりは、
ちょっと不安要素も多いような気もする?? 果たしてどうなるでしょうね。。
それでは今日の実車話を少し。。
一目見る分ではこれがFD3S型RX-7とは思えないあまりに独特、
しかし徹底的にまとめあげられたまさに芸術的スタイルを身に纏ったFD、
それこそがVeilsideの誇る「RX-7 Fortune Model」です。
RX-7 Fortune Modelは奇抜なデザインながら世界的にも認知の広いエアロでしょう。
というのも映画「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」の劇中車として、
衝撃的な抜擢を受け絶大な人気を獲得したエアロでもあった背景があります。
そんなワケで今でも高い知名度を持つエアロでもあるFortuneエアロですが、
Veilsideオリジナルで全身を覆ったこのエアロを全て装着した価格も相応のもの。
実に180万もの費用をかけねばTOKYO DRIFTでのあの姿を手元に持ち込むことは、
決して実現しえないことでもあるのです。
筆者も一度ダークグリーンでFortuneエアロを付けたのを見かけたコトがありますが、
やっぱり従来のチューンドカーとは違った雰囲気を漂わせている感覚がありましたね。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
順当なクオリティの面では同コスト帯のブランドに比べどうしても負けてしまいます。
それらを差し引いた上でコレをオススメ出来る対象ユーザーは、
ワイスピが好きな人、チューンドカーが好きな人向けが主と言えそう。
Peakoは次に何をリリースしてくるか、今後も要フォーカスですね。
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。