こんにちは、ぶちょうです。
今日はIGの64モデルから金色のパンデム35Rをインプレしてみます。
モデルを見てみるやいなやどこか一線を画したクオリティ。
どこから見ても伝わるハイレベルな質感には毎度のことながら感心させられます。
元々パンデムエアロのGT-RはTarmacとIGのタイアップによる限定販売でしたが、
今回こうしてレギュラー品で満を持して登場したワケで、
これまで手に取る事が難しかった人にも大幅に手に入れやすくなりました。
(じっさい筆者としても通常品化でものすごく手が出しやすくなって助かってます)
IGが作るミニカーの車高落ち加減は非常に絶妙なバランスを持ち合わせています。
中々これだけの車高バランスを考えたモデル造りを施すブランドは多くありません。
ここにシャープな成型で構成されたボディラインが更なる上質な見映えを提供、
現代のミニカー造りで主流になってきている3Dスキャニングの強さが光りますね。
ドアにはパンデムやTOYO TIRESといったステッカーが貼りつけられています。
リヤ廻りもメッキパーツで成型されたマフラー1つから質感の違いを感じさせます。
それらを以て金属質の表現もまた他ブランドに差をつけるクオリティを実現、
これ以外にもかなり細めに造られたウイングステーや透明感のあるテールランプ、
IGでは部分部分のクオリティが異なるような事案はまず無いと言えるでしょう。
また内装にはリヤシートを取り払って堅固に張り巡らされたロールバーも装備。
クリアパーツのヘッドライト装備はもちろん、インタークーラーは別彩色を展開。
別彩色によるディティール表現はMini GTのLBワークス35Rでもありましたが、
やはりここでもその質感の差を存分に体感できることでしょう。
5点式LEDフォグランプのレンズ表現には至らなかったものの、
バンパー中央のエアダクト含めキチンと彫り込みが入れられています。
フェンダーのビスなど細かなモールドが丁寧に施されているIGのミニカー。
やっぱインタークーラーの存在が際立っていますね。
シャーシはフラットフロアで覆われた底面に配管廻りのモールドが一部。
ホイールにはレイズ製のTE37SLが組み込まれ、
これにタイヤレター、ブレーキキャリパーでディティールUP。
リム部に施されるメッキのピカピカさ、キャリパーの立体的造型という点からも、
IGが誇る超上質なディティールの一端をうかがわせます。
とにかく奥行き感がスゴい。
タイヤとフェンダーとのツライチ加減も見どころのひとつ。
絶妙な突っ張らせバランスでココだけでもカッコがついちゃってます。w
パッケージ3面&台座はコチラ。
カーボン柄の台座にはネームプレートも付いておりプレミアム感を演出。
通常価格は3996円(税込)になります。 出来相応にコストもそこそこ高めか。
(実はバックミラーまで作ってあるんです)
限定販売だったモデルのレギュラー品化の恩恵は非常に大きいモノでした。
IGでは現在パンデム35Rそして86それぞれ多数のカラバリを展開予定のため、
これまで手を出していなかった人は一度導入を考えてみるのも良いかと思います。
にしてもこうやって金色のチューンドカーを見るとTOP SECRETにも見えそう・・?
それでは今日の実車話を少し。。。
今や多くの実車イベントで顔を覗かせるバーフェンバリバリに盛り込んだ、
かくもかつての街道レーサーにも似通うシルエットを持つエアロが今日のトレンド。
パンデムはそんな現代流街道レーサーエアロのまさしく先駆者にあたるブランドです。
この数年下で一気に火がついたオーバーフェンダーガン盛りのエアロ事情よろしく、
パンデムの提供するボディキットもド派手という言葉がピッタリ当てはまるデザイン。
見るからにインパクトを与えんとにかく存在感あるエアロというワケですけど、
しかしその背景にはスキャニングによる精密な設計で成り立った、
高度な技術を以て構成されるパーツの数々でもあるのです。
パンデムではGT-Rや現行86のボディキットをはじめ、BMWのM3のように外車や、
S30Zのような旧車まで幅広い車種に現代街道レーサーのシルエットを与えています。
価格も車種ごとに異なっており、例えばGT-Rならフルエアロで約180万(!)。
相応にコストもかかってくるのはやっぱりお約束ってカンジですけど、
しかしこの芸術的スタイリングを自身の車に身に着け公道を走る・・・
そんな経験を一度はしてみるというのも面白いかもしれませんね。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
さて実は今回からちょっと撮影機材を更新してみたり。
繊細に扱わなくっちゃならないアイテムには変わりないんですが、
スポットライトに当てた時のピカピカさが結構気に入っている次第です。
それらの実践テストも兼ねながら記事作成を進めていきます、
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
このミニカーと関連しているかもしれない記事はコチラ
それでは、また。