こんばんは、ぶちょうです。
今日もHWのSilhouettesアソートから、
グリーンウッド・コルベットをインプレします。
それでは昨日に引き続きSilhouettesアソートのインプレを進めてみましょう。
5車種あるラインナップの内筆者がチョイスしたのはグリーンウッド・コルベット。
まずいつ見てみてもこの特徴のありすぎるデザインが目を惹きます。
C3型コルベットをベースに開発されたまさしくアメリカンスタイル全開なボディ、
モデル自体はHWでそこそこ前に製作された車種ではありますが、
今回登場したアソートの中でも非常に目立つ一台言えるでしょう。
サイドから見ればなおそのボディサイズのデカさを鮮明なものとします。
シャーシに成型された存在感バリバリな大型サイド管マフラー、
地面近くまで成型されたフロント廻りで超レーシー。
古典的ながら直線的な形状で空力向上にチャレンジした時代を感じさせるボディ。
水色を主体とした派手な色使いをあしらったバイナルと「76番」のゼッケン。
なおこのカラーは実際に当時アメリカのレースで参戦したマシンのカラーそのもの。
シレっと実車のカラーをそのまま再現したHW、シブいことしてくれます。w
リヤテールはモールド表現はありますが何かしらのディティール処理はありません。
その上部にはダックテール調のウイングが備えられています。
ガッツリ盛られたリヤフェンダーから覗かせるエアダクトがまたカッコいい。
これは筆者がモデルを見た当初から思っていた事なんですが、
ヘッドライトカバーにアイラインが一切無いがために、
実車のそれとだいぶ違った印象を受けるように思います。
車体の成型については写真を見ての通り、
フェンダーやボンネットの盛り上がりが非常に立体的な造りを展開していますね。
さながら実際のコルベットに似たスタイルをモデルで再現してくれてます。
シャーシは中々こまかい彫り込みが成されています。
やはり両脇の大きなサイド管マフラーが一際目立っているように思います。w
シャーシとの一体成型で造られる内装パーツですが、
思った以上に色鮮やかさを感じるコクピットに仕立てられてあります。
そしてボンネットに描かれた街並み、これはシカゴがベースみたい。
もちろんコレも実車のデザインを再現したものとなっております。
どことなくワタナベら辺の8スポークを思わせる深リムのホイール。
現実と同じサイズの大きなリヤタイヤがモデルでも採用されています。
パッケージはコチラ。色あいが車種によって異なっていますね。
入手時価格は756円(税込)となります。
元々マイナー目な車種で用意されていたグリーンウッドコルベットですが、
HWのモデル化によって大幅に認知度が上がった車種と言えます。
そして今回用意されたボディカラーも実際の車両に則したペイントだし、
コルベットを特に好む人には是非ともコレクションに加えたい一台と言えます。
それでは今日の実車話を。。。
「コークボトル」の愛称で親しまれたC3型コルベットをベースに、
魔改造と言ってもおかしくない激ヤバチューンをあしらったマシンが開発、
それこそがスーパーチューンが施されたコルベットが誕生した瞬間でした。
歴代コルベットの中でも人気のある型に選ばれるC3型コルベットでしたが、
ことレースシーンにおいてもその人気はかなり高いものだったと思われます。
シボレーのとあるディーラー(フェンダーに書いてあります)からの依頼により、
ジョン・グリーンウッドが製作したマシンがこのコルベット。
ドライバーを努めながらも製作陣としての顔も併せ持っていたグリーンウッドは、
限界まで追い込んだハードチューンをコルベットに与え、76年ル・マン出場。
「Spirit of Lemans」って大層な通称も授けられた意気込みある参戦でしたが・・・
残念なことに結果はレース早々にリタイヤという形で終わってしまいます。
その後も様々なレースに顔を覗かせた76年シーズンを過ごし、迎えた翌年1977年、
大幅なカラーチェンジを施したグリーンウッドコルベットが登場しました。
見た目はそのままに、しかしまた違った印象を与えた77年のコルベットは、
アメリカで深い伝統を持ったサーキット「ワトキンズ・グレン」のレースへ参加。
グリーンウッドコルベットは世界的なレースイベントの多くに参戦し、
絶大な存在を放つそのシルエットをサーキットに刻み込んだのでした。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
近日も引き続き同アソートのインプレを進めていこうと思います、
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。