こんにちは、ぶちょうです。
今日はこの間アップしたHWのGulfマクラーレンF1に引き続き、
2代目フィアット500のモディファイ仕様をインプレしたいと思います。
まずは表パッケージから
メッチャオーバーフェンダーが盛られたモディファイされたフィアット。
コチラも価格は756円(税込)にて入手しました。
パッケージの裏面についてはコチラのマクラーレンの記事からどうぞ↓
それではモデルを見てみましょう。
まずは何を言おうにもとにかく、ちっちゃい。w
非常に小さなボディに超ビッグなバーフェンというギャップのある組み合わせ。
モディファイ仕様だけあってレーシーなスタイルとなっていて、
旧式なマシンながらモダンな風貌を感じさせます。
大胆にオープンしたエンジントランクが目を惹きます。
旧型車はあまり車高が気にならないところがメリットですね。
内装にはロールバーのほか、消火器らしいパーツも装着。
横からもフィアット500のシルエットがキチンと表現されています。
今回モデルを入手したワケはコレと言っても過言ではありません。
シャシの金型と一体成型される形で、
むき出しのエンジンを覗くことが出来ます。
その造型はホットウィールながら細かいモールドがあしらわれ、
コレだけでも十分に当モデルを入手する価値があります。
これに加えテールランプも詳細に彩色されたタンポ印刷が盛り込まれ、
全体的にディティール面に気を遣っている事が分かります。
ヘッドライトやウインカーレンズといった箇所もタンポ印刷で表現。
金型の結合部分は同時にナンバープレートの役割を果たしているようです。
それにしてもエグいバーフェン。。w
シャシにはマフラーとエンジンの下廻り部分が見えます。
深いリムの4スポークホイールがまたマシンのスタイルと良くマッチしています。
やはりGulfとくればオレンジのホイールがシックリ来ますね。
Real Riders系のアソートでまださほど多くは登場してないフィアット500。
クオリティについてはHWの中でも中々高レベルのモデルだと思います。
もちろん今後こういったアソートで出現することがあると思いますが、
果たして次はどういう仕様で来るか気になるところです。
(久しぶりに光が反射する黒ボードのデコパネを持ち出しました)
それでは今日の実車話を。。
1930年代から商業的大成功を収めた先代フィアット500から始まり、
そして時は1957年、そんなイタリアの変革的マシンである、
フィアット500の2代目が市場に送り出されました。
正式名「Fiat Nuova 500」という名義が与えられた当マシンは、
イタリア語で「500」を意味する「チンクエチェント」の名称で親しまれました。
しかし先代500からの直接的な後継車というワケではなく、
55年から販売された「フィアット600」の実質縮小化マシンというポジション。
そのため600で考えだされたアイデアの多くが、2代目500にも取り入れられています。
600誕生の最大の要点である「4座席化」に焦点を向けた新フィアット500。
室内スペースの効率化を図る事などで着目された、
RR(リヤエンジンリヤ駆動)の駆動レイアウトを基点とし、
479ccの排気量で空冷直2のエンジンを搭載。
その馬力たったの15馬力と、今考えてみれば低すぎるくらいに見えるパワーですが、
それでも持ち前の軽量ボディによって最高速は90キロ以上を記録したとか。
小型サイズにしながらも4座席化という難しい課題も見事クリアし、
ベース車の600を大きく下回る価格帯でかつ利便性を兼ね備えたことで、
フィアット500はまたしてもマーケティングで大成功を収めるに至ったのです。
このNuova 500は今でも熱狂的なファンが世界中に存在し、
その人気ぶりからしてこの勢いはまだまだ続いていく事でしょう。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
HWからは新規のモデルがこの前も登場しましたね。
そちらの方も近々インプレをやっていく予定ですので、
また次回の記事も読みに来て頂けるとうれしいです。
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それでは、また。