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【モデルインプレッション】Tarmac Works 1/64 Subaru WRX STI S208(White)

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こんにちは、ぶちょうです。

 

昨日から連続し今日もTARMACが市場に投入した2台のWRX STI

今回はS208の方をインプレしていきたいと思います。

 外箱についてはS207のページからどうぞ↓

https://i.imgur.com/A8WXgqv.jpg

それではミニカー本体を見てみましょう。

S207と異なったバンパーデザインが採用されたS208。

このモデルでも形状の違うバンパーをキチンと再現してあって、

実際に見比べてみるとその違いがよく分かります。

全体的なクオリティは言わずもがな、S207に続き非常に高め。

なお当モデルはS208標準グレードがベースとなっています。

https://i.imgur.com/Li0KELI.jpg

S208もバランスの取れた車高とタイヤサイズでまとめられています。

サイドマーカーもS208専用のタイプに変更となっており、

かなり小さな箇所のディティールも拘って造り込まれています。

ただし白ボディカラーゆえかモールドが厚ぼったく見える気もしますね。

GTウイングが無くなった事で落ち着きのあるフォルムに見えます。

https://i.imgur.com/VBwJAGQ.jpg

標準グレードに用意されるドライカーボンのリップスポイラーが装着。

NBRチャレンジと比較すれば、けして戦闘的スタイルと言うほどでは無いものの

プレミアム風味を持ちつつもスポーティなまとまりの良いスタイルだと実感します。

リヤビューの見映えそれ自体はS207と大差はありませんが、

オーナメントはS208の物に差し替えられていたり細かい箇所に変化があります。

https://i.imgur.com/H1Kim8P.jpg

前面はS207に対し変更となったポイントが多いです。

中央のエアインテークは大型化されグリルの形状も変化、

サイドのダクトも新たなデザインに変更しイカつそうな見た目に。

もちろんグリルに付くバッジもS208のものが装着されてます。

普段ならバンパーをわざわざ別形状で作る事はあまり無かったTARMACでしたが、

今回は結構気合を入れて製作している様子が見受けられます。

https://i.imgur.com/K0rUv46.jpg

シャーシにおける変更点は無さげです。

https://i.imgur.com/1qjUjx2.jpg

https://i.imgur.com/PSfWkhQ.jpg

ホイールデザインはS207と同じ形状の物をシルバーに塗装してあります。

ホイールも色一つ変わるだけでガッツリ見え方も変わってくることに気づきます。

一応ブレーキディスクも付いているんですが、色あい上同化して見えにくいですね。

https://i.imgur.com/6haT6zP.jpg

NBRチャレンジがスポーツにガン振りスタイルであれば、

標準グレードのマシンというのは速さ+プレミアムな質感を兼ね備えたタイプ。

異なるスタイルを放つ2台のWRXが用意された今回のセットですが、

今のところリップスポイラー付き仕様を手にする事が出来るのはこのセットだけ。

今後はWRX S4や逆にS207の標準グレードが登場してくれたらと、

より大きな期待が高まりますね。

https://i.imgur.com/DmZmKD7.jpg

それでは今日の実車話を。。

2017年STiが贈るSシリーズは更なる進化を果たしました。

「S208」とナンバリングされた当マシンは先代と同様WRX STi Type Sをベースとし、

ベースグレードは限定100台のみの生産で展開されました。

(↑白と青でそれぞれ50台ずつの内訳となっている)

https://i.imgur.com/UzwQqVt.jpg

S208の進化にあたりエンジン関係はS207以上のパワーアップが施されています。

基本的に仕上げ方は同じなもののより綿密なバランス取りが行われ、

駆動系のパーツも更に精度の高い部品が採用、そして排気関連の部品も見直し。

より奥地へ踏み込んだチューンによって、ユニットの出力は329馬力へ向上しました。

この329馬力という数値はS207に対しわずか1馬力アップしただけのものですが、

しかしその「たった1馬力」その数値以上の進化をS208にもたらしたのです。

https://i.imgur.com/4XCUswP.jpg

サスペンションにおいても着実な熟成が進んでおり、

注目だったのはS207に装着されていた「ダンプマチックⅡ」と言われる、

それぞれの速度域に合わせて内蔵される2種類のバルブを作動させる機構を持つ、

ダンパーのバージョンアップが行われたこと。

新たな名「ダンパマチックRⅡ」を授かり減衰力を変えるサスペンションと共に、

VDC(横滑り防止装置)といったアシストシステムでドライバーをサポート。

https://i.imgur.com/bkCn2cI.jpg

そのほか各部の煮詰めによって走行性能は更に上昇しました。

スムーズな加速、卓越した旋回性能、それでいて上質な乗り心地。

Sシリーズ史上最高の速さ&質感を見事マシンに吹き込んだ、

まさにSTiという、ワークスならではの成せる業と言ったところでしょうか。

今回のS208はNBRチャレンジ含め450台が生産されましたが、

応募人数たるやその遥か倍以上(!)に至ったとも言われています。

WRX、Sシリーズ双方の進化は、まだまだ止まりません。

https://i.imgur.com/CyJjVhK.jpg

日展開となったWRX2台セットのインプレは以上です、

最後まで読んでいただきありがとうございました。

現在Sシリーズは北米市場向けに「S209」を発表するとかって話のようで、

やがてはそれもモデル化なんて日も案外遠くないかもしれません。

実質ウイング装着モデルも製作してくる可能性も高く、

通常品でどういったラインナップを展開してくるか要注目です。

次回の記事も読んで頂けるとうれしいです。

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それでは、また。