こんにちは! ぶちょうです。
さてTARMACからいよいよVAB型WRXが登場しました!
通常品より速く別仕様のモデルが出現したという流れですが、
早速その内容を見ていきたいと思います。
今回は4方向からパッケージを見てみましょう
先日開催されたオートサロン2019にて数量限定で販売された2台セット。
こういう感じのセットを目にするのは京商のビーコレセットとかぶりかも。
通常価格2台分の5616円(税込)にて入手。
ケース内にはクルマを固定するプラ型が入っています。
背面はいたってシンプルなデザイン。 そういやキャッチフレーズ増えた?
ケースを開けるとスクランブル交差点だかをモチーフにした台座に2台のWRX。
この交差点のデザインは厚紙で作られそれを台座にカブせてある感じ。
更に今回ご紹介するS207は「NBR チャレンジパッケージ」仕様となっています。
あんまり関係ないけど外箱の背景w
渋谷っぽいけど別のトコだったりしそうな気も?
それはさておきミニカーの方を見てみましょう。
去年の冬に通常品の予約が開始され、実質その先行販売の形となった当モデル。
久しぶりにTARMACのモデルをこうして手に取ってますが、
やはりボディ全体に至るシャープな造りは高クオリティモデルを展開する、
TARMACの技術力の高さゆえと言ったところです。
車高・タイヤとのボディのバランスもよさげ。
ドライカーボン製のリヤウイングとそこに付くS207ステッカー、
NBRチャレンジ仕様が持つ専用パーツも製作、
更にはドアノブやウインカーレンズも繊細に表現されています。
リヤバンパーのエアダクトの盛り上がり具合も良いですね。
WRブルーパールを再現したボディカラーの発色もキレイ!
クリアパーツ化されたテールランプ、配色されたドアミラー。
これに加えS207&NBR専用オーナメント(バッジ)も超小さいけどバッチリ装着。
マフラーの開口部についてはそれなり出来に留まってはいますが、
専用バンパーに付く赤ストライプもしっかり彩色され、全体的な出来は高め。
リヤに負けずフロントの造り込みも頑張ってくれてます。
ヘッドライトはクリアパーツ前提とし、グリルのメッシュや赤ストライプ、
更にこれまたかなり小さいですがS207バッジがグリル右下に装備されています。
フォグランプは彩色だけの表現ではありますが、
しかし内装はNBRチャレンジ用シルバーステッチが外枠に入ったバケットシート、
シフトノブも塗り分けが施され見えにくい箇所も細かに再現されています。
シャーシの造り込みも良好。マフラーに続く配管などが彫り込まれてあります。
ただし、おそらく個体差によるものなんですがタイヤがちゃんと円形になってません。
フニャフニャした形かどうかは中々外から判別しにくいんで、
今後通常品が出るときには改善して欲しいポイントの一つですね。
NBRチャレンジ用のBBSアルミホイールが再現。
その奥にはブレーキディスクもしっかり収められいるようで、
この立体的な表現はTARMACやINNOの得意技というトコロでしょうか。
いよいよ精密なモデルでWRX STIが出現した流れになりましたが、
その為かやはりTARMACのブースではダントツに速く完売になったとか。
ここで入手出来なかった人は通常品を待つ形となりますが、
何れにしても今後の高い期待を予感させる先行販売だったと言えるでしょう。
早く通常品も欲しいですね!w
それでは実車S207について少しお話。。
2014年VAB型WRXが登場し、その翌年2015年12月。
WRXの「STi Type S」グレードをベースにSTi直々の手が入った、
「S207」が市場へ姿を現したのでした。
STiが贈るコンプリートカーシリーズ、それがこの「Sシリーズ」です。
WRXはインプの名前こそ消えたものの、引き続きSシリーズの最新マシンとして、
続投の命を受け、より強大なパフォーマンスを身に纏ったのです。
まず手が入った箇所はやはりエンジン。
ツインスクロールターボ&可変バルブタイミング機構が備わったEJ20ユニットを、
STi専用チューンの手が入る事で、ベースグレードから20馬力向上の328馬力へ強化。
更に3200回転時から44キロ台を叩き出す強靭なトルクをも身に着け、
Sシリーズ最高レベルのエンジンスペックが、このS207に備えられています。
足廻りもブレーキ関連においては、Brembo製ブレーキのキャリパーを
ベースグレードが前4ポット・後2ポットに対しコチラは6ポット・4ポットへ強化。
より強力な制動力を獲得することに成功し、
外装面においても専用のフロントアンダースポイラーやリヤバンパーといった、
空力面においてもアップグレードが図られています。
また、スバルが参戦するニュル24時間耐久レースをイメージとした、
NBRチャレンジパッケージ仕様ではドライカーボン製のリヤウイング、
19インチのBBSアルミホイール(黒)、リヤにNBR専用オーナメントなどが装着。
(↑今回モデルになってるのはこのタイプ)
そこから更にサンライズイエローという専用ボディカラーを塗った、
「NBRチャレンジパッケージ イエローエディション」グレードが用意されています。
STiの技術が多岐に渡り注ぎ込まれたS207の生産台数は限定400台のみ。
そこから200台は「NBRチャレンジパッケージ」の分で、
更にその内100台は「NBRチャレンジパッケージイエローエディション」に割り振り。
そして気になるそのお値段になりますが、
- ベースグレード 599万円
- NBRチャレンジパッケージ 631万円
- NBRチャレンジパッケージ イエローエディション 637万円
・・・とまぁやはりそれ相応の価格はするぞと言ったところ。
しかしそれでも・・これまでのSシリーズの例に漏れず400台全てが即日完売(!)
それが示すものというのは単にスバル好きだからどうというのでは無く、
職人的なメイキングによって現実に姿を現したこのS207というクルマに込められた、
スバルの、惹いてはSTiの実力の表れだということです。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回はS207のご紹介、日の遠くならないうちにS208の方もインプレ予定ですので、
次回の記事も読んでいただけるとうれしいです。
いやぁ・・カッコイイっすねWRXw
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それでは、また。