こんにちは、ぶちょうです。
Tarmacから新モデル「VAB型WRXのJRC仕様」が到着しました。
平成最後のインプレッションです。
それではモデルを見てみましょう。
これまでTarmacで登場したWRXはS207といったワークスチューンド系のみでしたが、
今回登場したJRC仕様を以て純正形状のWRXが登場した事になります。
VAB型の丸みは帯びつつも鋭いスタイリングをモデルに落とし込み、
競技車ならではのハデな色使いをしたボディも完全再現。
フロントは青、リヤは白を基調とした色使いをミニカーでも楽しむことが出来ます。
純正ベースゆえフロントアンダースポイラー等の空力パーツは装備されていませんが、
車高のバランスは高くまとめられているのがメリットの一つ。
また、車体とタイヤのサイズ感も良バランスで収められているのがイイですね。
内装にはロールバーが装着されている事が確認できます。
今回新たに装備された純正形状のアーチ型ウイングが目を惹きます。
根元に欠けて曲がりの入ったデザインを上手に成型しており、
将来的に登場させてくるだろう市販仕様WRXのスタイルが垣間見えます。
テールランプやマフラー開口部の造り、タンポ印刷ながらバックフォグも表現され、
更にはナンバープレートも実車のそのままを再現してあります。
ヘッドライトはクリアパーツ、フォグランプはタンポ印刷を用いた表現がされてます。
ドアミラーカバーの配色は注目ポイントの一つで、
実車と同じカバー上半分がシルバー調塗装が施されています。
グリルメッシュの網目もシャープな造りでディティールUPに助力。
ラリーカーということでルーフスクープが装着されています。
そして内装に目を向けて見れば5点式シートベルトに、
ドアの内張りにも張り巡らされたロールバーを眺めることが出来ます。
また、先日のFK8シビックに続きシフトレバーもかなり造りこんであるのがポイント。
しかもコチラについては何と塗装までも施されています。
ぜひとも実際に手に取って見て頂きたい箇所ですね。
シャーシ廻りはこれまで登場したSシリーズ系のWRXと違いはありません。
WORK製のホイールが装備されています。
その奥にはブレーキキャリパー&ローターも装着されており、
キャリパーに至ってはその形状も彫り込まれているディティールぶり。
ブレーキパーツの有無だけでも足元の存在感は歴然としてくるのです。
パッケージはコチラ。 当マシンのバイナルをあしらったデザイン。
商品名はまだインプレッサの名義が付いたままのようですね。
それもあって他方から指摘を受けたのか、
今後販売予定のS208NBRパッケージあたりからWRX STIの正式名に直るとか・・?
通常価格は2808円(税込)。
クルマのCGイラストがあるのもイイですが、バイナルだけのデザインもイイですね。
台座デザインは路側帯をイメージしたシンプルなものとなっております。
コチラのモデルもシリアルナンバーカードが付属。
いよいよ純正ベースのWRXがモデルとなりました。
そうなれば時期やってくるモデルにはやはり純正仕様もターゲットになるだろうし、
ワークスチューン仕様のSシリーズと揃ってWRXを網羅していく流れになりそうです。
何だかんだ純正仕様の精密モデルってまだ造られてない車種だったりするんで、
実際に販売されたら確実に入手しておきたいモデルになるでしょう。
それでは今日の実車話を。。。
全日本ラリー選手権、縮めて「JRC」。
日本を舞台に行われるラリー競技であるJRCに属している、
最高峰クラス「JN6クラス」にスバル勢が送り出したマシンがVAB型WRXです。
今回モデル化となったチーム・アライ・モータースポーツのWRX STI。
このチームを束ねる別名「世界の新井」こと新井敏弘選手は、
2014年よりJRCを経て日本の地に再びを姿を現し、
2015年には新投入したVAB型WRXを用いシリーズチャンピオンを獲得しています。
2016年より4WD車限定クラスとなったJN6クラス。
この枠組みに参戦する車両としては、
- FIA&JAFのホモロゲ登録車両をベースとした「RN車両」、
- JAF登録車両をベースとした「RJ車両」(生産終了から10年後末の車までOK)
という条件をクリアした車両が参戦可能となっております。
そのため現状参戦しているマシンはWRX STIやランエボⅩが代表的存在となり、
スバルVS三菱の兼ねてから続くラリー2大勢力の戦いが繰り広げられています。
日本のトップラリーストが集うJN6クラス。
2016年シーズン新井選手は9戦中3回の優勝を獲得しシリーズ3位で終了、
その2年後には10戦中5回の優勝を手にし3年ぶりのシリーズチャンプを獲得しました。
VAB型WRXを通じて現在スバルのスポーツ事情は大幅な進化を遂げ、
ニュル24時間やスーパー耐久、オンロードオフロード問わず、
様々なレースの世界にWRXはその名を残しつつあるのです。
もし現行マシンに乗ると仮定したら、筆者もWRX乗っちゃうかも・・・?w
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
さて平成時代最後のインプレッションもコレで終わりです。
8月より始まった当ブログももう少しで一年が経とうとしています、
ホントにいつも当ブログを読んで頂きありがとうございます!
あとわずかで訪れる令和時代。
来たる次の世代もどうぞ当ブログをよろしくお願いいたします。
それでは令和時代にまたお会いしましょう!
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それでは、また。