こんにちは、ぶちょうです。
今日はTLV記事の練習も兼ねまして、NEOシリーズ初期に販売された
BC型レガシィの青を紹介したいと思います。
意外にもこの初期型レガシィのモデル化も少なく、京商やcm`sでラリー仕様、
それこそ市販仕様に至っては、このTLVのみとも言えます。
それでは初期レガシィのインプレ、スタートしたいと思います。
まずは外箱3面図から
この時のプラ型は車の下から覆っていたタイプだったんですね
それではモデルの説明。。
ドアモールの配色や当時らしいサイドステッカーの再現が非常に良いですね。
またこのモデルはドアミラーも初めから装着されています。
この出来で07年当時の価格は1200円+税なんですから、かなりのコスパと言えます。
紺色にゴールドホイール・・スバルらしい組み合わせです
描かれたCGや当時のモックアップではシルバーのホイールでしたが、
結局はゴールドに色が変更されてるようですね。
それにしてもこのいかにも「ハコ」って雰囲気が好きです。w
マフラーの表現力はトミカと同じくらいですが、テールランプ廻りの出来の良さが
これをフォローしています。 ウインカーレンズも再現してくれたらなお良しでした。
BCレガシィが持つこの特徴的なホイールの造型も良くまとまっています。
フォグランプもクリアパーツで表現されているのがウレシイですね。
グリルのメッキ感にもそれなりながら注力している事もポイントの一つです。
実車の画像を調べたりして見ると、
もうちょい屋根が低かった方が更に再現力が増したかも?
しかし全体的なマシンの捉え方はこのTLVが現在最も纏まりの良いモデルでしょう。
BC型レガシィ。それはスバルの倒産危機を逆転させた、一大の立役者と言えます。
企業内のマンネリ化に長く苦しめられていた事からついに脱し、
新たに新設計のマシンとして開発を進められたマシンが、このクルマでした。
同社作成のアルシオーネのデザインを意識しつつ社で煮詰められたデザイン。
ピラーの塗装が黒になってるのも、これはスバルが敢えて試みた策の一つで、
こうすることで航空機のキャノピーを模したスタイルを表現したと言われています。
飛行機屋の意思が随所に盛り込まれたクルマなんですね。
本グレード、RSに搭載されるユニットは2リッターの水平対向4気筒のターボ付、
クルマ好きならその名を聞くことも多いだろう「EJ20型」です。
このEJユニットもレガシィに並び新開発されたユニットで、
ターボ付きの仕様では最大220馬力に上るスペックを発揮し、
この時点での同クラス車最上位レベルの性能を誇っていました。
マシンを販売開始した89年に続く90年WRCにプロドライブ協力の元参戦しました。
この時点のライバルは絶対的王者のランチア・デルタ、
それを追う数多くの日本車、トヨタのセリカや三菱のギャランなどがそれで、
グループAなる競技が熾烈を極めた時代に飛び込むこととなります。
その後インプレッサが登場するまでの4シーズンを走り、
レガシィがこの最前線を退く最後の一戦でコリン・マクレーが優勝、
有終の美を飾りWRXに次の勝利を託すのです。
今回のインプレは以上です、
最後まで読んでいただきありがとうございました。
BCレガシィはTLVのおかげもあってミニカー化が叶いましたが、
未だワゴン版のBF型のほか2代目となるBD/BG型レガシィのモデルは64スケールでは
展開されてないため、コチラのモデル化も期待がかかってきますね。
TLV記事練習も引き続き進めていきますので、また読んで頂けるとうれしいです。
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それでは、また。