こんにちは、ぶちょうです。
おまたせしました!TLVより9月の新モデル、ランエボVIのインプレをしていきます。
それではモデルを見てみましょう。
端的に言えばエボVIカッコいい。w
エボVから変更が入ったエボVIの外装を余すことなく再現した今回のモデル。全体的にスマートな収められようが見えるエボVIのボディデザインですが、ミニカーの方にもその見映えがしっかりフィードバックされています。
そしてこのモデルを以てついにTLVだけで2世代エボが網羅出来るように。
カタログ色である「ランスブルー」を施した当モデル。TLVではちょいパープルみを多めに入れた青って感じの表現になってるみたい。このカラー、とにかく色あいのバランスがメチャクチャ難しい色なもんで、マジで青寄りなのか紫寄りなのか正しい色あいが分かりにくい色なのです。
TLVでもコレの表現は相当に苦労したように感じますがどうだったんでしょう。。。?
一方の造型面でもエボV譲りの造り込み具合はエボVIでももちろん継続、車高の高さも程よいレベルで収められていていつまでも眺めていられます。
純正状態でリヤガーニッシュが外されたエボVIのリヤビュー。エボVともまた違った見映えを放っています。2段式のアーチ型ウイングはボディとの隙間が設けられてあるのがポイント。ココをキチンとやってある事でディティールUPに大きく貢献。
タンポ印刷ながらエボVI、ランサーのエンブレムそれぞれを巧みに表現され、バンパーのスリットもそれなり鮮明な範囲で彫り込みが入っているのが〇。
ハイマウントストップランプの彩色も入っているエボVIの2段ウイング。やエンブレムの印刷表現が細かな見どころ。
形状を完全再現としていながらシャープさも損なわない絶妙なバランスです。
エボVより無骨さが無くなった代わりスマートな印象を持ったエボVIの前バンパー。エアダムのダクトを表現した彫り込みやインテーク類のメッシュ再現も注目ですが、何よりバンパーの両脇に付けられたフォグランプの存在が特に印象的と言えます。
レンズ自体もエボIVなどの例に漏れないやたらキレイな仕上がりで、しかも何気にフォグランプカバーの無い形式でのモデル化は64スケールでは初めて。実はエボVIは過去に64スケールで純正仕様が出てたことがあるんですが、
それについてはページの下の方にて・・・・
シャーシはコチラ。 ただあんまりエボVと比べて大きな違いは少なめ。
ってかエボVIのマフラーのタイコこんな形だったっけ?
エボVIで装備されたO.Zの純正アルミホイールが装備されています。
スポーク1本ごとの細かさはもちろんのこと、見えにくいけどブレーキも彩色アリ。
内装面もINNOのようにメーターパネル表現とかってまでとはいかないですが、
青を基調としたエボVIの内装を細かく造ってくれています。
バケットシートの色の塗分けも繊細で、良いディティールが出てますね。
パッケージ3面図はコチラ。通常価格は2462円(税込)。
パッケージCGの方が実車のボディカラーに近いような気もする?
それではページの上側でもチラっとお話したエボVIの過去モデルとを絡めたお話。
かつて「カリスマ/CARISMA」と呼ばれたブランドが存在しました。
時にして2002年とかそういう時期に発足されたブランドで、
エボVIやGC8インプのラリーカー、後にGD型インプレッサが販売されていました。
そんなワケで今日はカリスマのエボVIとTLVのエボVIを比較、
実に17年もの時を数えるダイキャストモデルの進化を見てみましょう。
(手前がTLV・奥がカリスマ)
色あいがほとんど同じとしてエアダクト類のメッシュ表現、
ランプ類のレンズがクリアで透明感が出ているのはやはりTLV。
しかし一方でカリスマ製のエボVIではインタークーラーが再現されており、
既に2000年代でこれだけの出来を作っている事には驚きと言えるでしょう。
あとはドアミラーがちゃんと純正形状になってるかどうかは大きな差の一つ。
やはり「純正」というそのクルマ本来の姿を良く捉えているのはTLVですね。
フォグランプカバーの有無で見た目も割と変わってきます。
ホイールのスポークはまさしく17年経ったなりの進化を見せている箇所。
単純なモデル造型を見てみても立体感が総じて感じられるのはTLVで、
それだけ鮮明なモデルがこの17年で作れるようになったってワケです。
(手前がTLV・奥がカリスマ)
フロントにも時代相応の差が出ていれば、もちろんリヤも同じ。テールランプの配色は歴然としたまでにTLVの出来に軍配が上がります。これまで単色のクリアパーツに印刷を重ねてバックランプ表現とかってのが、すべてクリアパーツ内で配色されスゴいクオリティUPを果たしています。ボディから独立した2段ウイングといい、リヤ側から感じるダイキャストモデルの進化はフロント以上かも。
ココまででかるーく比較をしていきましたが、結論を言ってみれば、
17年の進化ってやっぱりヤバい。w
ホントにこうしてランエボを現代のモデル造型で手に取れている事が、筆者としてはもうマジで嬉しいったらありゃしないです。
モデル化をしてくれたことに改めて感謝ですね。
(その後出たアイセルブルーのエボVIとも撮ってみたり)
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。カリスマのエボVIとでフォグランプの有無でそれぞれコレクションして、異なる見映えを見比べてみるという楽しみも一考と思います。エボVIの実車話はまた次のエボVIインプレの時にでもと考えております。
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。