こんにちは、ぶちょうです。
INNOが本格的に日本に進出を開始し、
EFシビックならびにEG9シビックフェリオを展開してきました。
実は当方EF9シビックしか元々取り入れて無かったんですが、
出来がかなり良かったことからEG9型も入手することにしました。w
というわけで今回は94年JTCCで活躍したJACCS仕様のEG9シビックをインプレします
まずは外箱3面図
色使いがかなりハデですね。 JACCS号のイメージカラーをデザインされてます
箱のデザインがマシンやチームごとに異なる流れはTARMACを汲んだものでしょう
今回も透明感の妙に高いこのキレイなクリア台座です。
これがINNOのいわゆるトレードマークとなっていくコトでしょう。
これもうとにかくカッコいいです。w
バッチバチに落ちた車高やレースカーらしい派手な色合いを見事に表現し、
通常2462円(税込み)ながらも、この出来は上々と言うべき。
何せTARMACより安くてコレなんですからね、これは強い。
横から見るとなおの事車高の低さが目立ちますね。
64スケールでこういったレースカーの車高を見事再現しているのは珍しい存在。
まさにツーリングカーの風貌そのものです。
リヤの造型も全体的にプロポーションが良く、
ようやくこの時代でシビックフェリオの高品質モデルがやってきたという具合です。
マフラーはやっぱEF9シビックと同様塗り分けだけどネ。
TARMACの新たなライバル?、INNOの展開するEF9はコチラ↓
裏側は多少のモールドと配色されたマフラーとなります。
よく見ると牽引フックも前後にバッチリついていて、拘りを感じる仕上がりです。
ホイールから覗かせるブレーキロータがシブいですね。
チームカラーの表現やスポンサーのデカールもシャキっとした出来です。
内装も良い感じに競技車な雰囲気出てます。
是非ともこれは手に取って自分の目で見て頂きたい注目ポイントです。
表からでは牽引フックはこのように見えています。
ボンネットピンも装着されており、抜け目のないモデルです。
それでは今日の実車話を少し。。
1994年のJTCCはレギュレーションが大幅に変更となりました。
93年まではグループA規定に沿ったマシンの製作に対し、
この年入ったレギュはBTCC(イギリスのツーリングカー選手権)に採用されている、
「FIAツーリングカークラスⅡ」という規定へと変更されたのです。
グループA公認の4ドア車両に2リッターNAエンジンを搭載したモデルがクラス2。
トヨタや日産は、既にBTCCでこれらのマシン製作を経験したことがあり、
いくらかのノウハウを持っている状態でのスタートに対し、
ことホンダに関してはこの規格の車両を開発したことが無かったために、
93年度で実験的投入を図ったこのシビックフェリオをベースに車両開発を進行。
(ロールバーのガッチガチ加減もスゴイ...!w)
しかし慢性的なノウハウ不足の差はやはりレースの結果にも響いていました。
グループA規格の設計思想に寄り気味(寄らざるを得なかったとも見れる)
だったマシン設計により思ったほどの結果を残すことが出来ず、
この94年においてはよもや1勝もする事は叶わずシーズンを終えます。
ドライバーズポイントでもホンダ内最高位につけたのはこの14号車、
前年度から打って変わり歴戦の王者の姿はすっかり見えなかった94年でしたが、
続くシーズンを経て再び輝きを取り戻すその一歩を踏み出したのがフェリオなのです。
今回のインプレは以上です、
最後まで読んでいただきありがとうございました。
INNOの出来映えも少しずつ表の世界に現れてきて、いよいよ今後登場する予定の
前期DC5インテグラやFD2シビックの登場が楽しみになってきました。
今後アツくなっていくTARMACとINNOの競争に期待がかかります。
次回の記事も読んで頂けるとうれしいです。
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それでは、また。