こんばんは、ぶちょうです。
マッチボックスよりカブリオレタイプのFCがリリースされました。
これぞとばかりに詰め込まれた属性の数々が物語るものとは
普通FCときたらクーペタイプの”3S”がほとんどの場合モデルの対象となりますが、今回マッチボックスがリリースしたRX-7は、カブリオレのいわば”FC3C”。カブリオレグレードを採用する事自体そもそもマイナーに加え、挙句今回は「北米仕様のみのノンターボ」をモチーフとしている、どこまでバフかけんだってくらいマニア属性の重ねがけをしまくった一品となっています。
見ての通りリアまで続くモール部分のプリントがズレてたり、量産品として致し方ない部分もありますが、そんなコトこの属性の数々を目の前にはもはや関係なし。
ベーシックな6スポーク形状のホイールを採用。モールのプリントに前後サイドマーカーの塗分けを追加した内容。ノーマル車であることを考えると、大体車高としてはこんなもんってカンジかと。ドアハンドルとかの彫りは浅め。
角型デザインの前期テールを再現。それぞれの配色をクッキリ分け存在感を強調した仕上がりとなっています。ここにナンバープレートをプリントしリアリティを底上げ。
ただしシャシにならいマフラーはメッキ色で成型されており、これがゆえ安っぽさが目につくことも。
電動式ソフトトップを畳んだ状態による帆の盛り上がり方もそれっぽさを感じさせます。北米仕様につき当然左ハンドル、3ペダルもシャシ側と一体成型で表現されているのが特徴です。
特徴的な箇所と言えばボンネット。可動ギミックが入っているためボディとの隙間が目立ちやすい点はありますが、むしろ見どころはノンターボ仕様ゆえのパワーバルジが無いこと。美しくもどこか80年代マシンの無骨さもあったターボモデルと違い、バルジ一つ無くなるだけでグッとエレガントなルックスへ変貌を遂げています。このエクステリアを手に取れるFCのミニカーは、そうそうありません。
ここに追い打ちをかけるように待ち受けるボンネット開閉ギミック。ヒンジがあまり開かずガバっと開ける事は出来ませんが、そこに内蔵されたエンジン廻りは立体的に作られた拘りよう。それは細かい塗分けが施されている点もそこに拍車をかけているのかもしれませんね。
シャシはメッキ一色。
外箱はこちら。
目安の価格は550円ほど。
充てるべき言葉は”選り取り見取り”
カブリオレ、北米ノンターボ仕様、前期テール。並べればどこを見てもマイナー受け要素だらけで、コレがとても子供向けミニカーとして出された物とは思えないような1台のはず。
そんな一風変わったFCを手にするなら、これほどピッタリな仕様は無いでしょう。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それでは、また。