こんばんは、ぶちょうです。
今年もいよいよあと少しで終わりとなってきました。
というわけで、2020年のミニカーブランド5選をランキング形式でお送りしていきたいと思います。 なおこのランキングは、飽くまで筆者目線で見たものになりますので、予めご了承ください。
それではさっそくランキングの方を見ていきましょう!
第5位 Tarmac Works
シーズン前半はさほどでは無かったものの、ここ最近になってその様子は大きく変化を遂げたように思います。では何がそう感じさせたかと言われてみれば、第一にディティールの大幅強化が施されたこと。今までのTarmacでは特に内装ディティールの造り込みに課題があり(一応あるものもあったっぽいけど僅か)その割には年々価格上昇が進んだがために、コスト面に優れながらもタコメーターまでデカール再現としたINNOを筆頭とするブランドに水を開けられていましたが、今年の後半くらいから発売した車種の大半にはとうとうメーター再現が施され、更に車種によってはダッシュボードのパネル部分にも塗分けが入った非常に手の込んだ作りを実現とし、Tarmacの新たなスタンダードがここに確立される様子を確かに感じさせてくれました。
また車種ラインアップも魅力あるマシンが次々と製作され、そこにはボルボ850やAE92型レビン、今後で見ればエボワゴンやシエラコスワース、ワイドボディのハイエースといった多数のマシンを発売予定としており独自の車種展開を図る中々に興味深いもの。
とはいえ価格設定はINNOとかに比べると割高な印象を受けるほか品質の仕上がりに時折微妙な感じがあったりもするため、絶対的な差はまだ埋まってるわけではありませんが、しかしどうあれ着々と追撃の準備は整ったものと言えそうです。
来たる2021年にかつてのような勢いが再び見れるか期待がかかります。
第4位 Mini GT
64というスケール下の情勢がとても大きなものとなった今、高いコストパフォーマンスとそれに見合う出来の両立がウリとなるMini GTをランクインさせてみました。
何よりも飛躍的に増加した車種ラインアップがランクインの理由であり、そこには32RのニスモデモカーやBBSホイール付きのストリートチューンド仕様なんて筆者からすればもうニクいったらありゃしない仕様を出して来れば、外車ではウラカンやC8コルベット、BMWのM4などLBワークスのエアロを装着した仕様と伴って一気に車種が増えたように思います。またそのジャンルも同様に多彩と言うにふさわしく、今後登場予定のラインアップを含めて見てみれば多くのユーザーが待ちわびたTRD3000GT、ポルシェ・タイカンやまさかのモデル化となった6輪F1マシン、ティレルP34と引き出しの増え方がマジで尋常じゃあなく、次はどんなのが出てくるかと楽しみが尽きないです。
かつてのLBワークス35Rばっかりじゃん!と言われた姿は、今やどこにもありません。
そして出来そのものも例えばBMWなら特徴的なキドニーグリルはメッキパーツが別に使われていたり、LBワークスエアロのウラカンやGT-Rではチタン調を意識したマフラーが穴抜け表現付きで塗分けされている事からも強化が入っている節を感じさせます。
年々上がっていくディティールに相反するかのような手ごろな導入コスト、来年も今年の勢いそのままに活動していってほしいですね。
第3位 Y.E.S.Model
発売車種、ランエボIXただ1台。しかし去年BM Creationsがそうであったように、Peakoを経て日本に上陸したY.E.Sもこの1車種に集約された衝撃は計り知れないものだったのです。
何といってもバンパー交換やボンネット開閉そしてそれに収められる高い造型精度を誇る4G63エンジン、これらを組立てそうして完成したエボIXの造型は少なくとも2020年までに登場したCTランエボのいかなるモデルを凌駕する、ひとえにこれを‘‘最強‘‘と呼ばずして何と呼ぶのかと言わせるほど大変に素晴らしい仕上がりを持ち、
しかしこれほどのクオリティに伴い価格もまたユーザーに衝撃を与えるには十分な要素であり、その価格は64スケールながらなんと約1万円(!)これがゆえに筆者もほとんど買い確まで漕ぎつけてはいたけどそれでも最後の最後までこの破格なコストに悩まされました。たしかに商品にはミニカー本体に加えターンテーブルも付属しコレ一つで飾りも全てこなせる実質スターターセットのようなパッケージングで構成した上での価格だからアレだけど、ホントにエボIXが好きだとか明確な理由が無いと手を出すには相当高いハードルがある事はやっぱり違いなかったと思います。(仮に筆者がランエボじゃなくて他のマシンをイチオシにしてたとしたら見向きしていたかも分からないし)
それだけにこれを手にしたときの存在感が強烈極まり無い事は明白であり、是非ともエボIX以外に他の車種も製作して更に存在を確立していって欲しいブランドです。
第2位 BM Creations
2020年はBM Creationsにとって本格始動の年だったかもしれません。車高調とステアリング機構という独自の方向性を軸にモデル製作に取り組み、こうして圧倒的かつ多彩なギミックを有したランエボIIや前期型GC8インプ、また詳しい理由は不明ですがDiecast Master名義で出たS14・S15シルビアと、国産スポーツマシンのモデルが多く誕生していきました。肝心のギミックも差し替えの必要な部分は簡素にまとめられ、誰でもカンタンにカスタマイズを楽しめるプレイアブル性が絶妙にギミックの存在を引き立てているのも魅力の一つと言えるでしょう。
しかしギミック極振りかと言えば決してそうではなく、モデル自体の出来も超高精度とは言わずともちゃんと造られていて、しかも内装に至ってはタコメーターもキッチリ再現した詳細な造り込みが施されているのが尚更にシブみを出しているのです。
BM Creationsもまたこれからのラインアップで71スターレットやカプチーノ、ランエボIVなどが登場予定で、特にランエボに至っては元々このメーカーが公言していた‘‘インプレッサとランエボの全世代補完‘‘のそれがまさに実現しようとしている様が確かに見受けられ、筆者目線でいけばこれを見逃すワケにはいきません。
ぜひとも実現して欲しいものですね。
第1位 INNO Models
注目の1位は去年に続きINNO Modelsとなりました! その理由はもはや言う必要が無いですが、圧倒的クオリティとディティールの高さ、それでいて同コスト帯の価格設定でも良心的に収められたコストパフォーマンスで、正に全てがパーフェクト。
今や他ブランドもやるようになったメーター再現も、実は過去にこれを試みたブランドはいなくは無かったんですが、これほどにまで主流となる流れを作ったのはやはりINNOという存在あってこその物と言っても違いは無いと思われます。
それほどにまで強烈な影響を与え、そしてなおも進化を続けるINNO、
今の彼らに造れない物は、何も無いでしょう、それこそINNOがすべてのマシンを網羅しても良いんじゃないかというほどに。
・・・というわけで今年も年越しギリギリとなりましたがミニカーブランドトップ5のご紹介を以上は終了です! 皆さんはどうだったでしょうか?
最後に今年も当ブログをご愛読くださり本当にありがとうございます、来年も活動を頑張っていこうと思いますので、ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
それではまた来年にお会いしましょう。