こんばんは、ぶちょうです。
今日はEracarより発売のDC2インテグラをインプレしていきます。
ギミック満載のDC2という類まれなモデルが姿を見せた
それではモデルを見ていきます。
最近のEracarのラインアップは国産車へのフォーカスがアツくなっている様子ですが、その一台にDC2型インテグラタイプRが新たなラインアップに追加。どーゆーワケで突如インテRを加えて来たのか詳しくは不明ですが、しかしどうあれ国産スポーツマシンのミニカーが増えてくれるのは素直に嬉しいところですね。
造型に関しては、精密性は次点に及ぶレベル下でのまとまりになっている代わり、ボンネットとドアの開閉機構を搭載した豊富なギミックが最大の持ち味。
サイドビューにすると大味なボディの輪郭が見えてくるような。
ギミック化したドアの彫りがかなり浮いてて目立つため、この点はやっぱりギミックが着いた弊害となるのは避ける事は出来ません。
またそれ以外のモールドはドアハンドルをはじめ少数しか目にすることが出来ず、これもボディがモッサリした雰囲気に見える一因と思われます。
一応タイプRステッカーのプリント、サイドマーカーの塗分けがあるのは評価。
一方でリヤは、テールランプの塗分けが結構細かく割り振られていて見映えが〇。
エンブレムやトランクキー差込口など小さい箇所は印刷が採用され、マフラーは穴抜けなしですが彩色が別に施されているのは良いですね。
フロントもまたヘッドライトのレンズはクリアパーツもそれなりに透明感があってイイ感じなんですが、ドア以上にボンネットは浮きが目立っちゃってて見映えに大きく水を差す形に。頑張って閉めようとしてもこの状態だから、この事からもプレイアブル前提な内容であることは間違いなさそうです。
純正マフラーの彩色がある以外は簡素な造り。
タイプR用の白ホイールですが、寸法が妙に小さかったりホイールナットの穴が4穴になってる事からするとこのインテは「96スペック」がベースと見て良さそう?
とすればモデルのフォーカスとしては面白いトコロ突いてるような気もしますね。
お待たせしました、ココからはEracarのモデル最大の見せ所であるギミックについて。
ボンネットを開ければ赤く塗られたヘッドカバーが眩しく映るB18C。一つのパーツに配管などが全て一体成型された内容のため、奥行きやリアリティはさほど無いもののそもそもこういう車種のボンネット開閉が出来るミニカーその根本が今までなかった事を考えるとこれまでのデメリットを上書きする魅力的な存在を放っています。
ドアを開ければインテリアもハッキリと眺める事が出来ます。
ハンドルのホーンボタンがやたらリアルだったり、シートは艶消し赤で彩色されていて現実の純正バケットに似せた雰囲気を与えているのがイイですね。
これだけ中が見える分欲を言えば、タコメーターも付いてたらなお良かったかなと。
パッケージと中身はコチラ。
通常価格は1760円(税込)。
64スケールでインテRの内装をガッツリ見渡したい時には一考かも
何を隠そう豊富なギミックにこのモデルの魅力は集約されています。64スケールながらB18Cを眺める事ができ、そしてドア開閉も出来る。コスト面もMini GTと大体同じくらいのレベルで収まっていて手ごろに手に入るのもメリットと言えそうです。
Eracarでは現在R35GT-Rも同様のパッケージでモデル化に至ったりと、やけに国産マシン重視で製作を続けているあたり今後も何かしらの車種が多数のギミックを盛り込んで登場と思うと目を向けておきたいブランドの一つですね。
・・・でもこのやたらギミックの浮きが目立つ成型だけはもうちょい改善してほしい。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。