こんばんは、ぶちょうです。
マジョレットから新発売のアソート「プライムモデルDXエディション」より、
赤メタのフォード7代目マスタングをご紹介。
基本造型をそのままに細部を強化
それではモデルを見ていきましょう。
赤メタでシャキっとした造型をウリとする7代目マスタング。
その出来はレギュラー品の時点で全体的にまとまりが良かった事からも、
そこからの上位互換と考えれば十分パッケージングとしては頷けるもの。
ただし見方によっては‘‘造型での強化はわずかしか無い‘‘ためそこをどう見るかにも。
アンダースポイラー類が備わっているのも関係してか車高も比較的低めに見えます。
「GT」のサイドステッカーと黒地のラインストライプが印刷。
リヤウイングはボディとの一体成型でステーとフラップ間の抜けはありませんが、
窪みを設けて必要分の立体性を引き出す工夫が成されています。
エンブレムバッジにならいテールレンズが印刷表現にとどまっているのは、
これまでのマジョレット製ミニカーと同様。
それ以上に特筆すべきなのは、新規追加されたトランク開閉ギミックに対しトランク部分を深く入れた彫りがとても自然な仕上がりで、何も言わずに見せたらマジでギミックが付いてるか判別つかないような絶妙さがステキ。
実際にレギュラー品とトランクを見比べると、
確かに彫りは深くなってるけどほとんど違和感の無い彫りのバランスに気づくはず。
これは中々にスゴいですよ。
ヘッドライトのレンズは小さいながらもクリアパーツ化が施されています。
実車に則したフロントマスクのデザインを成型、
グリル中央にはマスタングのシンボルマークたる馬のエンブレムバッジが印刷。
スプリッターは実際のマスタングGTと比べると大きくデフォルメされてる様子で、
どっちかと言えばシェルビーGT350チックな雰囲気も感じるかもしれませんね。
尤もこれはこれでカッコいいけどねw
シャーシはかなり簡素に。特徴はディフューザーの彫りが入ってるくらい。
ホイールはグレー調の10スポーク+ドリルドローター付きのブレーキという内容。
更にタイヤの質感もゴム製になったことで、足回りのクオリティもシャキっと。
レギュラー品から継続してドア開閉ギミック付き。
これが新規追加のトランク開閉ギミック。
レギュラー品と明確な差別化をモデル側で図った数少ないポイントの一つ、
ただ、初めに開けるときは結構硬くて指が痛くなるかも?
パッケージとコレクションカードはコチラ。
定価は770円(税込)と、ちょっと割高に。
上がったコスト分の強化をしっかり施してくれた良モデル
多少のコスト増加という点は確かにあるものの、
トランクのギミック追加・ゴムタイヤ採用という細かな装備の最適化で、
基本造型のディティールを順当にレベルアップさせてきた印象の良質モデルでした。
プライムモデルDXエディションのアソートではマスタング含め全5車種が収録されていますが、やはり35Rやポルシェ934は特に発見しにくい一方マスタングはスポーツタイプのマシンとしては在庫が余っている様子ですので、気になったら入手してみるのも良さそうです。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来て下さるとうれしいです。
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それでは、また。