こんにちは、ぶちょうです!
新年最初の記事となります今回は、ホビージャパン発売のGRスープラとなります。
さっそくモデルを見てみましょう。
ついに高クオリティモデルでも現行型スープラが登場しました!
その出来栄えはと言えばインテRとは打って変わってかなり精密な造り。
本来CR-Xとかが先に出るはずだった予定をわざわざ前倒ししてまで投入した辺り、
好機を逃さない行動力とそこまでしてくる程の本気度の高さがうかがえます。
丸みのあるボディの輪郭表現や程よいモールドに高評価です。
なお今回入手したマットストームグレーメタリックのボディカラーですが、
ホビージャパンの方ではマット調を強く押した質感となっており、
故に触り心地もザラザラしたもの。光沢があったほうが実車感あったように思います。
なお現実世界ではRZグレードのマットストームグレーメタリックについては、
2019年度の生産台数が24台となることから抽選でオーナーを選んだとか。
リヤでは別パーツのブレーキランプにトヨタのエンブレムをエッチングパーツで、
更に印刷でスープラのロゴとGRステッカーで表現とボリューミー。
もちろんドアミラーの鏡面処理も行われてあります。
そして今回もっともヤバいと思った箇所がコレ。
車体下部のLEDリヤフォグランプ&バックアップランプの表現がマジでヤバいです。w
ドット状に点灯するレンズ一つ一つが丁寧に再現され、屈指のディティールを表現。
ココを見てみるだけでもこのモデルの価値は大いにあるとさえも言えてしまいます。
フロントのクオリティも相応に高くまとめられてあります。
エアダクトにはメッシュ表現も入りその下にはアンダースポイラーが装備。
トヨタのエンブレムはこちらもエッチングが用いられていますね。
ヘッドライト内部のデイライトのパターン、更に6つのLEDレンズユニットまで再現!
今回のモデル、レンズ関係の出来が中々エグいったらありゃしないです。
シャーシの彫り込みはこの通り。 マフラーは別彩色となっています。
現行スープラが備える純正ホイール。
スポーク片方をメッキ調にした難しいデザインながら完璧な再現。
その奥にはブレンボ製ブレーキも装着されていますが、その出来がまたスゴい。
手元で見てみるとよく分かるんですが、とにかくスゴみのあるキャリパーの立体感。
そのレベルはイグニッションモデルをも越えかねないほどの造りで、
足廻りの迫力をより強大なものへ仕立て上げています。
3000円コストのクラス帯の中では、この仕上がりはトップクラスかも。
是非モデルを手に入れて圧巻の足廻りクオリティを体験してみてほしいものです。
内装もチェック。INNOのようにメーターパネル再現といったコトは無いものの、
バックミラーやインパネ中央にある液晶パネルの成型。
ここにメーター表現も加わればと、ちょっと期待しちゃってます。w
パッケージ3面図と台座はコチラ。通常価格は2970円(税込)。
ただ今回自分が手にした個体なんですけど、なぜか台座が妙に汚れてて。
品質の管理体制については要改善ポイントです。
以上のような改善ポイントは確かにありますが、
さすがに前倒しリリースを敢行したモデルだけに期待通りの出来だったと言えます。
インテRの時は今一つメリットを感じれなかったホビージャパンのミニカーでしたが、
今回の現行スープラを以てそのイメージは大きく覆してくれたのでした。
この精度が今後もキープされれば、間違いなく頭角を現してくる可能性を秘めています
(以下より実車話のコーナーへ移ります)
2019年、ついに現実となったスープラ復活。
その実17年もの歳月を経て、スープラは新たな姿を纏って我々の前に現れました。
・・・「GRスープラ」として。
トヨタのスポーツモデル専用ブランド「GR」にとって初の専売車種となるスープラ。
まずこのマシン最大の特徴として挙げられるのはプラットフォーム。
BMWの新型Z4とプラットフォームを共通化することでコストの低減を図りましたが、
しかし本当の目的は「直6エンジン+後輪駆動車」という組み合わせの実現。
直列6気筒という形式のエンジンは今の時代ほとんどのメーカーが作っておらず、
そのなか唯一直6ユニットを製造していたのがBMWだった事によるもの。
とうとうこの組み合わせは実現の光を見、
スープラとZ4は開発初期段階にプラットフォームとエンジンの共通化を決定したのち、
お互いが独自開発へとコマを進んでいく事になります。
なお巷では「ハチマル」に続く形で「キュウマル/90」と呼ばれてるスープラですが、
カタログを見てみると正式の型番は「DB」という全然違う型番に気づかされます。
とは言えどやっぱりキュウマルスープラの愛称で親しまれているようですね。
そんなGRスープラに用意されたBMW製ユニットは全部で3種類。
その一つが上位グレード「RZ」に搭載される3リッター直6直噴ターボ「B58」で、
最大出力340馬力を発生、更に51キロものトルクを発揮するパワフルなエンジン。
しかも直列6気筒ユニットでありながら、
水平対向エンジンを搭載する86以下の低重心化まで図られている上に、
フロントミッドシップのエンジンマウント位置が採用とされている事からも、
もはや往年の直6エンジンが抱えた問題点は一点の陰りも見せていません。
気づけば直6もここまで進化していたってワケ。
残る2グレード「SZ」と「SZ-R」にはスープラ初の直列4気筒エンジンが採用。
2リッター直4直噴ターボユニットの、「B48」ユニットが搭載されました。
SZでは最大197馬力、SZ-Rでは258馬力と、やや控えめなスペックとなっています。
ここに8速スポーツATが6気筒・4気筒それぞれに装備。
その走りの質もやっぱりスゴいと言われています。
漠然とペダルを踏めばスムーズでパワフルな加速感を体感でき、
そこからの減速ブレンボの4ポットキャリパーで安定感のある減速も実現。
生粋のスポーツカーが持つスポーティな走りをスープラは持っているのです。
そんなRZグレードのGRスープラの購入価格は約700万円と相応に高価ですが、
それだけに走る事の楽しさが御多分に盛り込まれたマシンとなっています。
実車もミニカーも超ホットな存在となったスープラ。
チューニングの世界でも注目の的第一線で、当分ホットなマシンとなり得るでしょう。
後れましたが明けましておめでとうございます!
今年も色んなミニカーをご紹介できればと思いますので、
どうぞ本年も「とある部長のミニカービガク」をよろしくお願いいたします。
改めて今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。