こんにちは!ぶちょうです。
今日はTLV8月リリースの新車、ランエボVのインプレを進めたいと思います。
そのインパクトは3ナンバー拡大のボディが物語る
とうとうTLVからランエボVも登場しました!第一印象としては何と言ってもエボVの無骨なデザインが見事に再現されてる事。エボVの‘‘ワル‘‘そうなボディスタイルをあらゆる角度で眺める事が出来ます。
モデルとしてはTarmacの市販エボVが最近出た事が記憶に新しいですが、TLVサイドもこれに負けじと二世代ランエボ軍団を一挙に投入したのが今回の流れ。更にダンデライオンイエローとカラーまでカブせてくる辺り・・・だいぶ意識してる?
カラバリ品パルマーレッドのインプレはこちらから↓
車高・タイヤサイズのバランス共に良好なレベルで成り立っています。
ドア類の彫り込みは比較的薄めといった印象ですが、バンパー間の造型はシャープに。
リヤウイングにしてもそうなんですけど、カクっと曲線の入った造型が丁寧に造られているのが良いですね。
今回筆者が最も期待していたリアビュー。TLVでは純正タイプのリヤガーニッシュを付けたテールランプを再現!エンブレム類はタンポ印刷を用いた表現にとどまっていますが、ハイマウントランプとマフラー彩色にも注目したいところです。
Tarmacでは再現しきれなかった純正リヤガーニッシュをつけたエボVテール。
筆者が待ち望んでいたのはまさしくコレなんです!w
ホントにこれを再現してくれたのはもう嬉しいったらありゃしません。
バンパー下のエアダムの形状は実車のそれにかなり寄せられた出来栄え。ここら辺もTarmacが再現出来なかった箇所の一つで、大きな差を作り出してます。
ヘッドライト・大型フォグランプはやはり別パーツを使ったもの。ただしヘッドライトについては実車に比べ目がパッチリしすぎてるようなカンジも?グリルとインテークのメッシュといった細かな表現の成すディティールは〇。
レンズ類の透明感が筆者にとってTLVのモデルで気に入ってる要素だったりします。それだけクリアに造られていると実際手に取ったときの存在感もまた大きいモノで。
でもむしろ透明過ぎて奥行きが感じすぎられるまである?
シャーシの彫り込みはTLVらしく詳細なディティール。
エボIVと同じ形をしたO.Zの純正アルミホイール。やっぱりエボV装備を前提としたサイズ設定ゆえか、コチラではサイズ感がピッタリ。またココでは見えにくいですが実はブレーキキャリパーの塗装も入ってます。
(詳しくはページ下のTarmacエボVとの比較コーナーにて↓)
パッケージはこの通り。
通常価格は2592円(税込)という価格設定。
Tarmacが出来ていなかったポイントを着実に押さえ、国内ブランドとしての高い品質以てリリースしてきたTLV。しかしココに至るまでの事を考えてみれば、
やはりTarmacのエボV販売が今現在多くのブランドで90年代スポーツカーを製作する、その起爆剤として大きく作用したのはもはや言うまでも無いでしょう。
64スケールミニカーは今まさに、90‘sがアツいです!
そんなわけで今回TarmacのエボVも引っ張り出してみて比較をしてみました。多くのブランドに影響を与えたTarmacという‘‘先駆者‘‘に対し、この期間からどれだけディティールアップが果たされたのか見てみましょう。
まず大きく異なる点としてはボディカラーが挙げられます。ダンデライオンイエローという色はどっちかってとオレンジみのかかった色あい。その点から考えてTLVのモデルの方が色あいの再現度は高い。
逆にTarmacエボVの黄色はエボVIIのダンデライオンイエロー寄りなイメージ。
インプレ中にもお話したエアダム表現やフォグランプなどの比較。Tarmacでは全体的に丸みが出てエアダムのゴツゴツさが無くなってる一方で、TLVの方はこのエアダムの形状を鮮明に認識させる出来を見せつけています。
それ以外にも一つ一つのポイントでのシャープな造型で大きな差をつけてますが、しかしTarmacのモデルでは前置きインタークーラーがモールドされてる点に注目。
一か所ごとのディティールの造り込みという前述の面はホイールでも確認できます。タイヤのトレッドパターンやボディとのバランス考慮だけで見映えもダン違い。ブレーキキャリパーの塗装はどちらのモデルでも表現されていてイイですね。
後発なりの強力なパワーを見せるTLV。それでもTarmacではエンブレム類のメタルデカール採用や、バンパー下のスリットに差し色を入れて存在感を出したりするといった、コチラにも相応のディティールアップが施されているのもまた事実。
TLVは確かに多くの面で‘‘先駆者‘‘を凌駕しましたがその先駆者たるTarmacにも良さがあります。
しかし今後全てのメリットを兼ねたエボVのモデルが出る事があるとしたら・・・きっとそれが事実上の「決定版」とも言えるモデルとなりうるのかもしれません。
そういうモデルが登場するのも十二分にあり得る時代は、確実に近づいてます。
今日はこのままインプレを終了したいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました、次の記事も読んで頂けると嬉しいです。
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それでは、また。