こんにちは、ぶちょうです。
いやぁ・・この数日間風邪に悩まされております。
おそらく寒暖差の激しさによる気候が原因になっていると思われますが、
動けなくはないんだけどイマイチ体に寒気・ダルい状態が続いていて、
ある意味厄介な状況だったりしています。。w
それはさておき、先日に引き続きMini GTから新たに追加された、
プレゼン仕様のNSX GT3をインプレしていきたいと思います。
まずぱパッケージ3面図から
通常価格は1512円(税込)にて。
NC型NSXのGT3仕様に対するミニカー化も、
この2~3ヶ月で大幅に種類が増えたように思います。
コチラの箱ではTSMのライセンスシールが張られていますね。
それではモデルを見てみましょう。
艶消しブラックをあしらったボディカラーは前回のロサンゼルス・ショー仕様と同じ。
異なる点としてはアンダースポイラーやサイドスカートのラインストライプカラー、
ココが「赤」に変更され、しかもストライプの量も増えてることにより、
足元の迫力がより増しているのが分かります。
ドア下に貼付されたNSX GT3のステッカーもそのままに、
カラーチェンジされたホイールと赤いラインストライプ、
更にはホンダレーシングのステッカーも追加されました。
これによりロサンゼルス・ショー仕様より色あいが鮮やかになっていますね。
ドアノブにもタンポ印刷で配色が入ったのも今回から追加されたもの。
リヤウイングのラインカラー、翼端板も赤色に変更されました。
あとはエンブレムがホンダに変わっている以外変更点はなく、
これまででMini GTがリリースしてきたNSX GT3と同じクオリティの高さを保持。
別パーツ化されてるテールランプもそうなんですが、
バックフォグランプやエアダクトのメッシュの造りこみようにも注目です。
なおドアミラーはゴム製で成型されているため破損の可能性を大きく軽減。
赤い翼端板にはGT3ステッカーも付属。
前回のロサンゼルス・ショー仕様と異なるポイントの一つです。
フロント廻りもアンダースポイラーのカラー、エンブレム以外の変更点はありません。
それはLEDヘッドライトの表現度やグリル類の成型具合まで、変わらず高い出来。
極端に言えばアキュラもしくはホンダか、
どっちの仕様が好みかで、モデルを入手してみるのもアリかと思います。
フロントウィンドウ上部にはハチマキが装着、
ボンネットダクトやエンジントランクのルーバーも再現されています。
ホイール形状は他のNSX GT3と同じ、センターロックナットも同じ色を採用。
シルバー調のカラーになったことで黒ホイールよりいくらかゴツさは減りましたが、
全体的なシャープさはコチラに分があります。
せっかくなんで今回は車体を分解して中の造りにも目を向けていきましょう。
2か所のビスを外してそれぞれの部品を外すとこのような構造となっており、
想像以上にシンプルな造りで構成されているのが分かります。
そして個人的に驚いたのはシャーシの重さ。
ダイキャスト成型のシャーシはコレ一つ手に取るだけでもそこそこの重さで、
モデルの重厚感を引き立てる重要な役割を果たしています。
レース用バケットシートにハンドルのスイッチ類までがモールドされています。
内張りに沿う形でロールバーも装備されてますが、
京商あたりの内装とはまた違った作り方を展開しています。
その例を挙げてみるならウインドウ上に張られたロールバー。
大体のメーカーはロールバーは一体で用意されてるケースが多いですが、
ことMini GTではインパネとボディを重ねてはじめて一つのパーツになるよう。
とは言っても・・それらを外から拝める事はほとんど出来ないですけどね。w
このコスパながら内装も中々細かく造っているのがMini GT。
やはり次に望むものがあるとすれば「新しいラインナップ」でしょうか。
当初のカタログ通り32Rといった国産車のレパートリーがマジで増える見込みなら、
間違いなくこのコスパは有効な勝負素材として活きてくるでしょう。
ますます80スープラの販売が待ちきれないです。w
それでは今日の実車話を。。
17年にアキュラ名義でNSXのGT3仕様が姿を現してほどなく、
ホンダブランドでも受注を開始、翌年18年から納車が随時開始されたNSX GT3。
基本構造自体の変更こそ少なめに抑えられたNSX GT3ですが、
内燃機関(エンジン)をはじめとした機構の多くは、
NSX GT3用に用意されたものがその中に秘められているのです。
ハイブリッドシステムを廃した3.5リッターV6ツインターボユニットを搭載し、
これに6速シーケンシャルシフトを組み込んだNSX GT3の内部構造。
ユニット自体は市販のNC型NSXと同じユニットを使用しているものの、
ハイブリッドシステムによる4輪駆動走行は不可能になっています。
その代わりハイブリッドシステム撤廃によって劇的な軽量化を実現、
NSX GT3の速さに大きく貢献しています。
軽量化による車重は実に1240kgという数値を叩き出しました。
この数値は市販NSXから実に500kg近い軽量化を果たした事を意味しており、
徹底された軽量化が施されているのが分かると思います。
これらの車両開発を経てNSXはスパ24時間へ久しぶりの参戦を果たしたほか、
その活動規模は年々拡大の構図を見せつつあります。
そんなNSX GT3の気になる価格ですが、
一般顧客に向けた価格では約6000万円と、非常に高価。
その価格のワケとしてはこれがロードカーなどの側面は一切持たない、
まさに順当なレーシングカーの血筋を授かったモノであるからなのです。
今後更に活発な活動を見せてくるだろうNSX GT3、
ホンダの技術が吹き込まれた結晶は今再び、動き出そうとしています。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
NSX GT3も多くのバリエーションがMini GTからリリースされ、
次はいよいよ80スープラの出番と言ったところでしょうか。
現状分かっているのは市販仕様ですが、今後別の仕様も用意してくるのか、
コチラも目が離せない一件となりそうですね。
また次回の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。