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【モデルインプレッション】Tarmca Works 1/64 Audi R8 LMS Super Taikyu series`18 #82

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こんばんは、ぶちょうです。

TarmacではR8 LMSをベースにした多数のバリエーションがリリースされています。

変わらず多くのR8を展開するその中から今日は、

18年度スーパー耐久参戦車両の82号車R8 LMSをインプレしたいと思います。

 まずはパッケージ3面図から

https://i.imgur.com/HkENX8a.jpg

アパレルブランド「A Bathing Ape」の若者向けシリーズにあたる「AAPE」。

そことタイアップを組んだPhoenix RacingのR8が今回モデルとなりました。

価格は2808円(税込)にて。

https://i.imgur.com/52BRLsH.jpg

https://i.imgur.com/aRtPmUP.jpg

外箱の迷彩塗装もAAPEのブランドスタイルに沿ったもの。

https://i.imgur.com/KAXuszw.jpg

最近のTarmacではシリアルナンバー入りカードが各車についてますね。 

https://i.imgur.com/VNY9i8r.jpg

それではモデルを見てみましょう。

Aapeのカモフラージュ迷彩にTec調なバイナルをあしらったハデなデザイン。

グレー調の塗装に黄緑っぽいラインストライプが良い具合にアクセントを利かせてて、

R8のシャープなスタイルを更に引き締めててカッコいいですね。

実は今回このR8入手には筆者としては珍しく、

搭乗ドライバーの名義を見て入手に至ったという経緯があったりします。

「好きなドライバーが乗ってるクルマを集める」というのも、

コレクションの仕方として非常に面白味があってイイですね。

https://i.imgur.com/uQTCeyB.jpg

Tarmacが初期から作り続けてるモデル(スポンサーもやってるし?)だけあって、

全体的な出来はやはり高レベルの次元にまとめてあります。

前後で異なるホイールのスポークカラーにタイヤレター、

あらゆる箇所へのディティールが手抜かり無く表現されています。

https://i.imgur.com/fFctqnB.jpg

ウイングステーはちょっと厚みがある上に肉抜き加工もありませんが、

全体の出来は必要十分なクオリティが確保されていると言えます。

もちろん別パーツのブレーキランプや各部の彩色も細かく盛り込まれ、

改めてTarmacの造り込みようを認識できます。

無彩色ではありますがエンジン廻りのモールドがあるのもメリット。

https://i.imgur.com/5wCjodw.jpg

エンジン内部のモデリング非常に繊細な造型。

ロールバーと共に別彩色があしらわれ、ヘッドカバーにはアウディのロゴも付属。

こういう点の造りも精密スケールを作るブランドが出来る業です。

https://i.imgur.com/FvFBB9n.jpg

イエローのライトカバーを装着したクリアパーツのヘッドライト。

ライトカバー一つ変わるだけでもガラリ印象が変わるのが面白いところです。

エッチングを用いたアウディエンブレムやインテークのメッシュグリル、

見えにくいですがカナードが装備されているのもシブさを増しています。

なおルーフアンテナはゴム製となっているため破損しにくくなっています。

https://i.imgur.com/RVTvitU.jpg

シャーシはフラットフロアでかなりシンプル。

比較的ディフューザーの表現も控え目と見えます。

https://i.imgur.com/8X6PDXk.jpg

https://i.imgur.com/BXOulls.jpg

ピレリのPzeroタイヤレターから前後異なるスポークカラー。

ブレーキ関連のパーツもしっかり造りこんであるのは、

これまでのTarmac製ミニカーと共通のクオリティ。

この奥行き感は一度味わっちゃうと中々離れられません・・w

https://i.imgur.com/VeqvgnA.jpg

Tarmacの活動により近年の多くのGT3マシンが64スケールの基にやってきました。

いよいよM6 GT3やNSX GT3もレギュラー商品に来るのも間もなくで、

更にGT3ラインナップが増えてくるのは明白でしょう。

https://i.imgur.com/xSHetp9.jpg

それでは今日の実車話を。。

GT3規格のマシンをその目に出来る機会もだいぶ増えてきました。

日本ではGT300クラスにそれらに準拠した車両が参戦してるほか、

最近では今回モデル化されたR8も参戦する「スーパー耐久」にも、

GT3相当のカテゴリが登場し、より多くのGT3マシンを見れるようになっています。

https://i.imgur.com/f0A7Fgb.jpg

https://i.imgur.com/ZfDjwSR.jpg

FIAのGT3規格に沿ったマシンをS耐の中で競わせるカテゴリ「ST-X」。

厳密に規格を厳守したこのST-Xカテゴリではドライバー選出にも規定が存在します。

スーパーGTやF1といったマジのレース経験者は1車両につき1人のみ登録可能で、

飽くまでもマチュアドライバーでの競争を主にした規定がなされています。

このような競技の均衡化を狙った工夫が施されていることも影響してか、

近年S耐の需要は更に上昇している節が見えます。

https://i.imgur.com/LHPt0kU.jpg

https://i.imgur.com/6udd8os.jpg

ところで19年度ではアジア圏に的を絞ったスーパー耐久アジア」が出るそうですね。

その発足の内部にはこの82号車をドライブした「アレックス・ユーン」、

「マーチー・リー」といった人物が中心に関わっているようで、

現状の目的はS耐を以て培ったレースの楽しさをアジア間でシェアするとのこと。

また、アジアからのドライバー参戦を活発化するために、

カテゴリーの簡素化なども企画されている話も挙がってきています。

このS耐を基に、新しいレースドライバーの発掘やエントラントの増加、

それもなるべく双方に負荷がかからないような計らいを構築中のようです。

これによってS耐のシェアを更に広げることが出来るか、期待がかかります。

https://i.imgur.com/unpK3U2.jpg

今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

Tarmacの次のモデルが待ち遠しくなってきました。w

もうあと少しもすればラリー仕様のVAB型WRXも来るみたいだし、

ほぼ純正形状のWRXもこれで来るってことは、やがてマジ純正の仕様もチャンスアリ?

到着しだいそちらのインプレもなるべく早く進めていこうと思います。

次回の記事も読んで頂けるとうれしいです。

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それでは、また。