どうもこんにちは!ぶちょうです。
今日はCARNELがレクサスに続いて展開してきました、
GC8インプレッサ22Bのカーボンボンネット仕様をインプレしましょう。
22Bインプは京商のコンビニシリーズでスバルのラインナップが登場したときに
製作されたモデルで、当時でもシリーズ中かなりの出来として評判を得ていました。
CARNELによってアレンジされてどうなったのか、インプレスタートです。
まずは外箱3面図から
高級感漂う外箱はレクサスに続き同様です。
今回のモデルも999台限定・2700(税込)で販売されました。
台座にも台数限定を意味する印字がされています。
よく見るとリヤウイングにもカーボンパーツが採用されていますね。
前側の車高が随分上がってて気になりますが、モデルの詳細を。
アレンジ元の出来が良かった事もあって、基本的なクオリティはかなり高め。
ヘッドライトやフォグランプのクリアパーツ化はもちろん、
ここからでもメッシュスポークの抜けがしっかり出来ている事を確認できます。
全体的に塗装がキレイに出来てますよね。
塗装面に関しては、ベースモデル以上にピカピカしているような気がします。
ホイールナットも表現していて立体感が出ている事も評価です。
ドアや給油口のモールドもバランスの良い彫り込みなのが目を惹きます。
リヤウイングのハイマウントランプも塗り分けされ、
クリアパーツで成型されたブレーキランプ、22Bエンブレムが特徴的です。
マフラーもちゃんと穴が抜けている事も高評価で、
ちょっとブレーキランプが大きく見える以外は非常に出来の良さを感じます。
実車22Bインプを掘り下げると大抵フォグランプカバーをした車両が多いんですが、
このモデルではフォグランプ装着の車両をモデルとしたのが分かります。
ヘッドライトが実際と比べ少し細目気味なのが気になるところでしょうか。
インテークやグリルのメッシュもキチンと成型されているのが見えますね。
車底の配管表現も中々スゴイ。
マフラーの塗装がちょっと荒っぽいですがそこは愛嬌です。
元々のモデルでは塗装されていなかった箇所で、
ドアミラーにも配色がキチンとされている事がポイントの一つです。
確かに2700円分の付加価値を考慮すればある意味当然のレベルかもしれませんが、
ちゃんとそういうトコに気づいて細かい部分も目をかけてくれてるのは好印象です。
カーボン生地の出来はどうでしょう。
手に取ってみると良く分かるんですが正直マット調の塗装で塗ったくらいの出来です。
一番推してるトコだしもうちょいカーボンらしい見え方を工夫してくれたら良かった。
実車ではカーボンパーツ付きの仕様は存在しませんが、
案外後付けしたらマッチング良好なのかもしれないですね。
それでは今日の実車話をすこし。。
22Bインプレッサは97年に登場したWRカー仕様インプレッサをロードカーとして
再現したマシンです。専用のフェンダーやバンパーを装着し、
WRカーのシルエットを巧みに表現したマシンとして知られます。
拡大された車幅は1770mm、これはランエボⅤなどと全く同じ数値で、
5ナンバー規格の車幅(1700mm以内の幅)でどうしてもタイヤ幅拡大できなかった
GCインプにとって非常に大きな恩恵を得ることとなりました。
またエンジンもEJ20型をボアアップ(排気量アップ)した2.2リッター仕様の
EJ22改へとグレードアップされ、加速感をより一層増しています。
当然足回りや駆動系も強化され、まさにワークスの手が全体に入った
レプリカでありながら一つのGCインプ完成形を体現したマシンと言えるでしょう。
22Bの面白かった販売風景として400台限定・500万という強気の価格設定があります。
1998年3月22Bは販売を開始しましたが、驚くことに
ものの2日で(!)完売してしまう凄まじい人気ぶりだったのです。
現在の中古市場でもその人気は全く衰えを見せず、それどころか
1000万単位で取引されるケースもザラにあるほどプレミア価値が付いています。
しかし当時の開発陣の話からすれば、実は製作にかかったコストも500万ほどを
要しており、実際の利益はほぼゼロに近かったとか。
それでも限りなくWRカーのシルエットを市場に送り出す事を念頭に妥協無く
製作した開発の人たちには感謝の他無いですね。 素晴らしいマシンです。
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今日のインプレは以上です、
最後まで読んで頂きありがとうございました。
そういえばTARMACはちょっと前に現行型のWRXをモデル化するとかって話を
ユーザーに振っていたことがありました。
モックアップはあるみたいだから、いざ販売されたらGC型と比べてみたいなと。
また次回の記事も読んで頂けるとうれしいです。
それでは、また。