こんにちは、ぶちょうです。
新しいミニカーブランドが続々と増えてきて、
紹介しがいのあるマシンも比例して増加してうれしいモノですね。
さて今回は改めてTARMACに戻り、
まだ紹介していないモデルをインプレしていきます。
その対象はランエボⅩラリーカー、JRCって日本のラリー選手権仕様ですが、
今回のモデル、ちょっと問題アリです。
まずは外箱3面図
早くも少しなつかしさを感じる初期デザイン。w
アドバンカラーってあらゆるレースシーンで人気の高いリバリーで、
ミニカーにおいてもやはりカッコがつくカラーリングとなっております。
TARMAC初展開のラリー仕様がコチラのアドバンエボⅩ。
市販仕様やファイナルコンセプトと違う点としては、
シートベルトが競技向けに変更、窓枠にモールが装着されていたり、
細かな箇所の変更点がいくつかあります。
ただしここで早速当モデルの問題点が一つ。それは、
「純正車のままラリー仕様を再現していること」です。
したがって純正ドアミラーや未装着のロールケージ、
競技車の再現としては正直微妙と言ったところ。
日本ナンバープレートの表現がイイですね。
この表現一つでも現実味に違いが出てくるんでこの細かさは評価出来ます。
テールランプ類はこれまでのエボⅩに続きクリアパーツが引き続き採用。
左側にオフセットされたナンバープレートもちゃんと再現。
ヘッドライトもクリアパーツが用いられシャープさを強調しています。
グリルにはPIAAのステッカーが貼られているのが分かりますね。
(見えにくくてゴメンナサイ)
ココがNGポイントなんですが、このモデルリヤシートがついたままなんですよ!
道理でロールバーも無いと思えば、これもはやラリーレプリカ車なのでは。。(笑)
また実車のラリー車でルーフに装着される空気取り入れ口もありません。
市販仕様の仕上がりが良かっただけに、要改善の要素が目立つモデルです。
そうは言っても、純粋にエボⅩのモデルとしては
市販に続き良い出来してるのは違いないので、割り切りが重要になりますね。
今後ラリー仕様のマシンが出るときは専用の内装を作って欲しいところ。
それでは少しだけ実車話を。。
ランサーがWRCたる最前線を退いた後の活動としては、
PWRCやJRCといった前線の一つ下あたりのランクで競技を行っていました。
当然同ランクにはスバルのインプレッサが上がってくるワケで、
WRCから続く戦いはエリアを変えてしのぎを削っていたのです。
ドライバー陣においても三菱には奴田原選手、スバルには新井選手と、
世界を駆けるトップドライバーの多くが参戦していることからも、
ハイレベルな競技であることは明白です。
08年から三菱はエボⅨも使用しつつ最終的にエボⅩにスイッチ、
初年度には苦戦を強いられることとなりましたが、
翌09年のJRCでは見事チャンピオンを獲得するに至りました。
これにより「ラリーの世界にランサーエボリューションはいる」ことを
改めて世間に再認識させる結果をもたらしたのでした。
今回のインプレは以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
さてエボⅩ関連のインプレもいよいよ数少なくなってきました。
次はラリーアートの別仕様かあるいは。。
また次回も読んで頂けるとうれしいです。
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それでは、また。