こんにちは、ぶちょうです。
さて今回も新しい(?)というより、あまり情報の多くなかったAuto Worldのミニカーにフォーカスを当ててみたいと思います。
Greenlightに並び高めのクオリティのモデルを展開するAuto World。
マイナーでクラシックなアメ車からモダンなマシンまで展開される、その豊富なラインナップがメリットに挙げられます。当方ではモダン系のアメ車に着目する形で、モデルを紹介したいと思います。
まずは外箱から
今回紹介するZ06(ゼロロク)コルベット販売の前にAuto WorldではいくつかC6コルベットを用意していたことがあります。
その時点ではコレクションケースが付属してましたが、今回のゼロロクではブリスターにマシン本体と保管用の紙箱というパッケージングに。
青メタの色あいがキレイですね!
全体的にピカピカした塗装でラメの入りも強めですが金属質で良い感じです。
コルベットはC6型で全体的にスタイリッシュな形となりましたが、その様をミニカーにちゃんと表現してくれてます。
その特徴的なボディラインは横から見てもしっかり映えます。ただしドアミラーがこの手のモデルにしては装着されて無いのは気になるところ。
もうちょいタイヤのサイズが大きめで今の車高がキープ出来たらなお良しでした。
後ろの紹介・・・とここで、「ん?」と違和感を持った人もいるかと。 本来C6のマフラーは4本出しが純正なんですが、なぜかこのモデルでは2本出しマフラー。
ココが引っ掛けポイントで、実は過去に販売されたキャラウェイチューン仕様のモデル使いまわしで出しちゃってるんですよね・・・
仮にもゼロロクでノーマル再現を目指した流れで行くならここら辺の再現もちゃんとしてほしかったものです。
一方フロントでは非常に透明度の高いヘッドライトのパーツをはめ込み、その内部のレンズやウインカーに差し色。
次はホイール。メッキホイールでピカピカしていてボディのそれとマッチしています。
ゼロロクエンブレムも表現されているのもポイントの一つ。
アメリカ系ミニカーはボンネットを開けれるギミックが付いてる事が多いんですが、Auto Worldもその例に漏れずエンジンを覗くことが出来ます。
キャラウェイ版と違って配色がほとんどされてないんで少し質素な内容ですが、ディティール自体は必要十分。
ルーフから。ボンネットにダクトのモールドつき。
ちょっとした実車話でも
今日の実車話はもちろんゼロロクコルベットについて。
C6世代になって、実は最も軽量なコルベットとして時代に反した珍しい進化を遂げたマシンとしても挙げられます。
装着されるユニットはLS7、それ以前にはLS2やLS3ユニットが搭載。
基本メカニズムは先代のC5型を踏襲し、そのまま改良を重ねたのがC6。そのため駆動系は5型の物を継続して採用してあったりと、アメ車のある種特徴でもある流用の融通がとても利くことが随所に見えます。
(JETVETのプレートがまたカッコイイ...!)
Z06と呼ばれるハイパフォーマンス仕様がのちに登場し、更に磨きをかけられたC6型コルベット。 前述のLS7は500馬力級のパワーを手にし、それを受け止める足廻りも一新して登場。既にハイパフォーマンスを身に着けたコルベットですが、その後正にエキゾチックカーの名に相応しいスペックを手にした「ZR1」へと、C6型の進化は続いていくこととなりました。
ところでZR1のモデル化全然無いからそろそろ出してくれませんかねぇ・・・
ちなみにコチラがモデル流用元であるキャラウェイ・コルベット。ボンネットやダックテールに配色が入り印象がガラリと変わってます。
そんなキャラウェイ・コルベットのマフラーが2本出し仕様で、この事からも今回のゼロロクはまんま流用ってカンジ。その違和感に目をつむれば、質感も十分なZO6コルベットを手に出来ると見てよいでしょう。
もっとも今となってはそもそも主体はC7ないしC8。C6型でモデルを出すところも中々少なくなってきてしまっているのが現状にはなりますが・・・
今回のインプレは以上となります、最後まで読んでいただきありがとうございました。
少しずつ色んなミニカーのカテゴリが増えてきましたがどうでしょうか。今後も気になるモデルがあったら紹介していく予定なので、次回も読んで頂けるとうれしいです。
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それでは、また。