こんばんは、ぶちょうです。
同じくMini GTからル・マンを走ったマクラーレンF1GTRをインプレ。
95年度ル・マンウィナー車のF1 GTR現る
Mini GTにとって最初を飾るF1 GTRは、95年ル・マン24時間耐久のGT1カテゴリーにて優勝を手にした59号車。F1 GTRもまた京商とかでモデルになってたマシンですが、そのクオリティとディティール両方が順当にパワーアップされたモデルと言えば、このモデルのイメージがつきやすいでしょうか。
例えばボディペイント。ボディ上部は下部ガンメタとは明暗と異なるほとんど黒なダークグレーというもので、より現実を増した色彩バランスからしてもグレードアップのほどが窺えて来ます。加えてドアパネルのスリットやエアアウトレットの造型がシャープに刷新されているところも、確かなディテールであることを証明してくれるでしょう。
それはステッカーの精度しかり。
リア廻りの主な変更点で行けばマフラーのGTウイング装備、GTRエンブレムの追加など。そこに純正F1譲りのディティールを引き継いでいます。エキゾーストに差し色が無く物淋しいところですが、純正と違ったルックスを表現。
惜しむらくはウイングが傾いてること、これが無ければ気になるところは無かったです。パッケージデザイン上事前に回避するのも難しいですし、こればっかしは良い個体であることをお願いするしかない・・・
エンジンルーム内、そしてボディのダクト周りもキチンと純正から変更が入っており、わざわざレース仕様とで違う型になっているのがスゴいです。
GT1カテゴリーのステッカーなどのプリントも肉眼じゃ見れない文字まで鮮明に。
GTRになってより戦闘的になったエアロ(キッチリデザインも変わっています)がノーマルとの違いを見せています。トランクフードに着いたフォグランプが新たに備えられているのが特徴的で、ランプ部分は差し色で表現。
ノーマルのF1と違ったシャシ造型になっています。タイヤはスリック。
センターロック式の5スポークホイール。ミシュランのレター入りに加え、左右とでナットの色が赤・青で割り振られている細かな演出も見せています。
外箱はこちら。
通常価格は2200円(税込)。
ノーマルのF1とはまた違う、F1 GTRが持つシルエット
レースカーの持つ雰囲気。
いくら元が凄まじいロードカーであったとしても、いざレース仕様のベールを纏えば、その空気感は全く別物を漂わせる事を改めて感じさせてくれます。それは単なるリバリーだけの入れ替えではなく、ノーマルはノーマル、GTRはGTRとそれぞれ違う型で棲み分けを明確にしたものだからこそ得られるディティール。
量産品ゆえの個体差は仕方なしな点はありますが、そこを差し引いてもいつも通りのコストパフォーマンスとそれを上回るようなクオリティを持ち合わせた1台です。
しかしせっかくショートテールで色々仕様出そうとしてきているし、ゆくゆくはロングテールも欲しいところですがどうでしょう?
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それでは、また。