こんばんは、ぶちょうです。
Mini GT発売のティレルP34をご紹介。
衝撃的なシルエットを色濃く残すフォーミュラをモデル化
筆者はフォーミュラは全然詳しいわけではないんですが、しかしこの前輪4つ付きのリアと合わせ6輪で走るフォーミュラカーにティレル・P34というマシンが存在していたというのは、そのあまりに衝撃的なデザインから小さい時から今なお記憶に残っているマシンです。
そのマシンをMini GTがモデル化、現行クオリティで再び姿を見せたP34を今日は紐解いていきます。
64スケールでP34が出たのは京商CVS以来でしょうか、そこから間の空いたモデル化になるかと思われますが、ブルーに黄色のストライプが混じったペイントが鮮やかかつ、各ステッカーのプリントも高精度。4号車をドライブしたパトリック・デパイユの印字などもキチンと入っていますが、しかしコレだけで終わらないのがMini GT。
それはV8エンジンであるフォード・コスワースDFVのディティールを見れば一目で納得の行くものとなっているはず。プラグコード成型に加えインテーク下に着いてるファンネルにはシルバー塗装が入ったもので、更にヘッドカバーにFORDの印字までが入った徹底ぶり。コレひとつで買う価値アリなクオリティとさえ言えちゃいそうです。
リアのエキゾーストなど表現したリアビュー。タイヤ溝が刻まれている点もグレードアップされたディティールの一つに挙げたいところですね。ただしリヤフォグに差し色はありません。
フロントノーズの翼端板がシルバーになっているのがスペインGP仕様の特徴のようで、もちろん当モデルもそれを再現。ノーズに着いたNACAダクトをわずかながらでも立体的に成型したところもイイですね。改めて正面から見るとフェンネル上に着いたU字インテークの向きが少し気になりますが、ここは個体差の問題。
シャシ側から。
GOODYEARのホワイトレターがクッキリ入ったスリックタイヤ。前後のタイヤのサイズ差はこうしてミニカーで見ても印象的です。
そこに加えて注目したいのは剥き出しのラジエーター。留め具からメッシュ表現までとにかくメチャクチャ細かくて、相変わらずホントに2000円レベルで売っちゃってイイのって思ってしまうようなディティールの徹底ぶりが伺えます。
のちにドライバーが入ったバージョンがメインになりましたが、初めに出たスペインGP版では乗っていません。その分ハンドルの造型とかを見る事が出来ます。
外箱はこちら。
通常価格は1980円(税込)。
綿密なディティールに相反するようなコストパフォーマンスがやっぱりスゴい
毎度毎度思わされるんですけどMini GTのコスト帯でこれだけディティール凝って造ってリリースしてくるのってだいぶヤバいよなって。普段フォーミュラ系は手にしてない筆者ですが、その思い入れからいざ手に取った時目に映った詳細なクオリティは、そのヤバさを体感するには十分なものとなっているでしょう。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それでは、また。