こんばんは、ぶちょうです。
今日は4Dパズルの製品からJH-7戦闘爆撃機をレビュー。
パッケージ&中身
例にならってまずは外箱から。この怪しげなカンジも段々慣れてきました。
中身は写真のとおり。今回はブラウンのクリアパーツが入っており、こっちだとデカールが付属しているようです。
組み立ててみよう
ってなコトでサラっと組み立てて行きます。機体の形からしてもかなりパズルした構成になっていますが、組み付けの際いまひとつ合いがキツいところがあったためちょっとだけ口を広げてみたり。
機首にエアインテーク、キャノピーを取り付けて機体の前後を同時に製作。
エンジンを取り付ける事で出来上がる隙間に尾翼を。更にその上部に垂直尾翼を取り付けていくところ。下に着いてるフィンも別パーツになっているのが、ちょっとしたプラモ感覚を感じさせてくれます。
兵装やギアを取り付けて完成しました!今回はフル兵装で作ってみましたが、やっぱし重装備化させるとちょっと強そうな感じ出ますね。w 続いてはインプレです。
モデルとしてはユニークなポジションを持つ機体
中国が製作した戦闘爆撃機「JH-7」。Q-5ファンタンというどっかのFPSゲーをプレイしてた人はもしかしたら聞いたことがあるかもしれない攻撃機の後継として造られた機体で、東側のデザインを取り入れがちだった中国の機体の中では珍しく、西側意識の構造になっているのが特徴です。そんな機体がモデル化というのも、プラモデルならまだしもこの手のパズル物かつ比較的小スケールで出てきたケースはまずないほどには珍しい存在と言えるでしょう。
造型での話としてはファントムらへんにも部分的に似た、今となっては旧式っぽい角ばったデザインをややマイルドで鋭利な箇所を削減しつつもキチっと再現に乗り出している様子が見えます。またベルクトやJ-11がそうであったように各部にたくさんのモールドが入っているのもシブみを引き出す要素として一役を担っています。
機首からエンジンに向かってまるでブロックかのように部品が構成されていることから、それぞれの継ぎ目が素組みでは目立ちやすいのがデメリット。キャノピーがブラウン色のクリアパーツとなっているため、単純なクリアパーツよりチープな印象が残る点も否めませんが、飽くまで日本じゃ100均で売ってた品物とすればまぁこんなトコって気もします。
それよか個人的に驚いたのがモデルのスケール感で、なんとベルクトやフランカーより遥かにデカいという。(現実ではもちろん両機より小さい)w
この機体こそ外箱に表記された1/165スケールに最も準拠した機体なのかも?
エンジン廻りは別彩色。垂直尾翼は傾きがほとんど無く良いプロポーションです。
やっぱりファントムを意識したのかもしれないインテーク。今にして見れば古典的だけれど、でもこの無骨っぽい造りがカッコよかったりもするわけです。
見下ろし視点ではメッチャ大量のモールドを鮮明に認識出来ます。
おまけ
計7か所のパードポイントに着く兵装の数々。戦闘爆撃機だけあって全部着けてあげると迫力も一段と増し、こうなるとめんどくてちょっとしか着けてなかったJ-11もフル武装化したくなる意欲に駆られそうになります。尤もあっちは接着剤でつけないとポロポロ落ちるんで、いっぺん着けたらまっさらな姿を拝めなくなっちゃうけどね・・・
全然関係ない話だけどそういやJH-7って何かゲームで出てきたコトってあったっけ?
・・・とそんなことをふと思った筆者。
おまけにJH-7と一緒に組んだ「KJ-2000早期警戒管制機」。Il-76(イリューシン)というロシアの輸送機をベースに製作された機体で、これもまたモデルとしては珍しい?
主翼がフニャフニャしてるのがネックですが、実質Il-76(またはA-50)をゲット出来たと思えばこれはこれで。
なおKJ-2000も表記上は165スケールですが実際には1/500とからへんのイメージ?もし165スケールで形になっていたらまずパッケージに収まっていたかも分からんくらいだったでしょうし。w
今日はこれで締めくくろうと思います、最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。