こんばんは、ぶちょうです。
今日はHWプレミアムのExotic Envyシリーズよりアストンマーティン・ヴァルカンをご紹介です。
ゴリッゴリのサーキットマシンがプレミアム入りでパワーアップ
サーキット走行専用マシン(後に公道でも走れる改修を施したのも出現)として2015年にアストンマーティンが製作したマシンがヴァルカン。現代のスーパーカーらしいひたすらに流線なボディと巨大なGTウイングをはじめとしたド派手な空力パーツが特徴的な1台です。そのモデルのReal Riders履きで登場した今回のモデルですが、元の造りは強いエッジを持ちながらもその中に優雅さも兼ねるヴァルカンのボディラインを巧みに表現。HWプレミアムでの発売に至りスリットの配色やカーボンルーフ再現によるパワーアップが魅力を引き立てます。
ホットウィールにおいてヴァルカンはそこそこバリエーション展開が進んだ車種ですが、意外とReal Riders履きのプレミアム製品化になったのはコレが初だったり。サイド管表現はほとんど見えないけれど、空力パーツでベタベタに下がったように見える車高プロポーションは、さすがにサーキット専用マシンたる佇まいを演出しています。
ただ欠点として、組み合わされたオレンジはパールっていうか彩度が薄い色あいで、もうちょいメタリック感ある方が更に引き締まった外観を手にすることが出来た事と、ドアミラーが無いためリヤエンドまでかなりフラットな印象を受けるかも。
ウイングも超デカならディフューザーもエグいヴァルカンのリヤビュー。めちゃくちゃ小さいリヤコンビランプがプリントされているのが非常に魅力的で、こんだけ細いところまで作り込んで来たのは素直にスゴいですよね。
ウイングステーの間にはアストンマーティンのエンブレムもプリントされ、ディフューザーの一部に彩色を入れた実車を踏襲したアクセント付き。
よーく見るとコの字テールランプを印刷でキッチリ形にしているのが見えます。
初めてベーシック品で出た時はヴァルカンらしからぬ眠たそうな目つきで、本来のマシンが持ついかにも戦闘的な鋭いルックスは欠片も見られなかったという話もありましたが、今回のモデルではその点も劇的にパワーアップを果たしました。
これもかなり細いプリントで、プレミアムの製品とは言え多少の印刷ズレが発生してる点は否めませんが、何にせよちゃんとヴァルカンの顔つきになったのがまず評価すべき点となるでしょう。
こちらもエンブレムバッジの印刷やボンネットダクトの配色が入りディテールがUP。
シャーシはかなりシンプル。ゴム製タイヤにはトレッドパターンが入っています
ルーフには粗いけどカーボン生地の印刷が張り巡らされています。ただしウィンドウパーツとの一体成型ゆえか窓はほとんどブラックアウト化され、外からはインテリアを見る事は出来ません(一応内装自体は造られているけどね)。もし内装を見たいのならカシメを外して分解する事が必須となるでしょう。
ホイールはReal Riders用10スポーク。
黒塗装でエアロパーツと揃って塊感が出ててカッコいいです。
パッケージ表面はこちら。今回もイラストがメッチャシブいですね。
順当に内容が豪華になったヴァルカンを手に入れたくばコレ
HWプレミアムとして登場したモデルなりのベーシック品と比較した順当なグレードアップが魅力的な1台でした。筆者としては強いて言うならボディカラーがもっとメタリックな色合いだと段違いにカッコがもっと良くなった可能性はありますが、プレミアムでモデルが登場した以上実現する可能性は大いにありえそうです。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それでは、また。