おはようございます、ぶちょうです。
今日は新ブランド「CM Models」が贈るVOLTEXエアロのランエボIXをインプレです。
上陸 エボIX With VOLTEXエアロ
まだまだ新興メーカーの発足が止まらない64スケール情勢。というわけで新たに参入を果たした「CM Model」の初手となりますVOLTEXエアロのランエボIXですが、結果から言ってみると基本的完成度は総じて高いと言えるでしょう。
スーパーラップマシンや数多くのデモカーにも採用されているVOLTEXのゴテゴテかつダウンフォースを意識した大型のエアロパーツ群を64スケール下で再現とし、CT型エボIXの特徴を捉えたモデル成型を展開というもの。特にエアロ成型がイイですよね。
ところでVOLTEXエアロのエボといえば、ちょっと前にerror404というブランドからも多数のエボIXが販売されていましたが、このCM ModelsのエボIXがそれと同一の金型かどうかなのかは何とも言えないトコロですが、別と見て良さげ?
これだけエアロパーツが張り出したマシンともなるとそれだけで車高が落ちてるように見えるのもメリットです。特にフロントのイカツさはどの角度から見ても目立つ。w
ドアハンドルやエアスリットの空洞などは塗分け、ボディ塗装が厚めで彫りが薄く、もしくは潰れている事さえ目をつむれば、これらエアロパーツとの組み合わせを以てまさしくチューンドカーのシルエットを存分に眺め倒す事が出来ます。
CM ModelのエボIXで特筆出来るポイントにはその詳細なディティールにあります。
たとえばテールランプのレンズ表現はこれまで発売された他メーカーのエボIXの多くを凌駕する圧巻の奥行きを実現。インナー塗装はシルバーでエボIXよかエボVIIIルックな部分もありますが、そんなことはこの奥行き感の前には大した問題じゃありません。
単発砲弾マフラーの穴抜けやその下部につくアンダートレイの成型も非常にシャープでこのモデルを手にしたら特に見ておきたい箇所の一つとオススメしておきます。
近づいて見ればその奥行きぶりはなお一層強烈な表現力を放ち、それはヘタをすればY.E.SのエボIXにも匹敵するかもしれないほど。
ウインカーレンズ塗分けがあったらと欲を言ってみますが、もう十分な表現度です
VOLTEX製バンパーによるゴツいルックスが目立つフロントマスク。
ヘッドライトはメッキパーツによる構成とし、そこにレンズ部分の彫りを入れて表現としてあるわけですが、これも立体感が強力で、エボVIIやVIIIな見た目に見えるのを唯一のデメリットとすれば高い表現力を持つ造型と見てよいでしょう。なおフロントはウインカーレンズの塗分けが別に入っているのが分かりますね。
彩色済みインタークーラーやボンネットのモールド、樹脂製で細かく成型されたカナード。大型スプリッターに隣接するカナードはさすがに再現とならなかったものの、そして極めつけには超強力な立体感を持つヘッドライトと豪華な仕上がり。
見た目のイカツさとは裏腹にかなり詳細な部分まで造り込まれています。
シャーシはこちら。リヤアンダートレイ越しにフロントとでビス留めとなっています
装着ホイールはCE28っぽそう。
ブレーキキャリパーとかも着いてますがホイールデザイン上隠れぎみです。
ここからはインテリアを見てみましょう。
CM ModelのエボIXは内装の仕上がりも欠かさず高い精度を持っており、その実5点シートベルトやレカロ製と見える赤フルバケ、ステアリングはハセプロらへんのハンドルカバーと思われる塗分けと、サーキット走行に行ってそうな雰囲気がバチバチ伝わってきてメッチャかっこいいw
しかしインテリア彩色はそれだけにとどまらず、なんとパネル部分まで細かく彩色と成型が施されているのがスゴい!
タコメーターは残念ながら表現ナシでしたが、その代わりダッシュボードに別途彩色が入ってたりしているがために、これでボリューム不足を感じる事は毛頭ないでしょう。
パッケージと台座はコチラ。ちなみに台座なんですが今回筆者が入手したのは最初メチャクチャ汚れてて自分で拭き取ったあとに撮影しています。
通常価格は3520円(税込)。
チューンドエボが好きなら1台はゲットしよう
ここまで文面を連ねた上で振り返ってみると、
先の通り台座がかなり汚れていたり所々で粗が目立つ点も確かにありますが、しかし3500円のコスト下でこれほどに造り込みが成されたエボIXを入手できるともすれば、少なくとも1台は入手しておく価値は全然アリかなと。
単純にハードチューンのランエボIXのミニカーをこうして国内で入手出来るのもまだ供給が安定してるわけじゃあないだけに存在自体もレアな方だし、というかチューニングカーの製品が出てくれるのは筆者からすればそれだけでも嬉しいものがあります。w
なお今後同メーカーが発売予定の車種はエボIXが主力となってくる見込みですが、その間にアレンジが加えられて更に強力な仕上がりを見せてくるかにも期待がかかります。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。