こんばんは、ぶちょうです。
ホットウィールの新シリーズ「Thrill Climbers/スリルクライマーズ」より、
ランチアラリー037が来ました!
まさかのランチアラリー登場。進んでいくHWのラリーカー補完
かつてグループBという、超パワフルなマシンを使ったラリーカテゴリーが存在した、1980年代のWRC。その時代のさなかアバルトを開発担当に、そしてランチア名義でグループBに挑戦したマシンとして製作されたのがこの「ランチア・ラリー037」。
このマシンがホットウィールで新金型によるモデル化を果たしたという事で、まさかランチアラリーをモデル化してくれるなんて・・・そう思った人も少なくないはず。
パッと見でも新規金型で製作された強力なクオリティが早くも存在を光らせています。
ややルーフの長さが寸詰まった印象は受けるものの、ラリーの持つ角ばったデザインはしっかりとモデルへフィードバック。そして色あいはちょっと違うけどマルティニカラーのスキンが適用されているのも、実際のマシンを知る人を特にターゲットにしたものか、思わず顔をニヤけさせる内容として作用している点も見逃せません。
さりげなくフロントカウルのロックピンまで再現してあるのがヤバい。
ランチアラリーの特徴箇所にはリヤが挙げられます。このモデルの造型を見る限りでは、リヤバンパーが取り払われた1983年以降の仕様と見て良さげ?
畳まれたマッドフラップはボディとの一体成型で構成されているようす。
テールレンズの印刷やメッシュ部分の印刷は昨今のHWの例に漏れない高精度。
むき出しになったギヤボックスやマフラーの配管がシブさを増させます。
なおリヤウイングは中央部分にやや窪みをつけて成型。
フロント側でも印刷の精度の高さが猛然とパフォーマンスを見せています。
ボンネット廻りはランチアのロゴが大きく印刷されているくらいで他の箇所と比べるとやや見どころに欠けるイメージはありますが、
これをカバーするヘッドライトやウインカーレンズの印刷が魅力的なのです。
ゴムタイヤを使ったリアルライダース系のモデルでは全体的に印刷ズレが少なく、ユーザーは安心してモデルを眺め倒す事に集中できます。
車体底面はこんな感じ。
ホイールはこれも最近になってホットウィールで新たにデザインされた、8穴のディッシュタイプが採用されています。
これにより、現実のランチアラリーが持つ雰囲気に大きく近づいています。
無彩色ながらエンジン廻りも造られています。
入手したらぜひチェックしてみましょう。
パッケージのイラストもクールなデザインで、そのまま飾りたくなっちゃいます。w
入手価格は698円(税込)。
ラリーカーが好きなら是非とも入手しておきたい1台
かなりの高精度を誇る造型からはダテに新金型では無い節を伺わせ、それでいてコストパフォーマンスも言うまでも無い手ごろな価格でホントに素晴らしいモデル化を果たしてくれたと思います。
全体像の雰囲気もリアルな感じがすごく伝わってくるもので、ラリーカーが好きな人には間違いなくオススメの1台と言っても良いでしょう。
それにしても今回のランチアラリーやRS200といったラリーカー系統のマシンが続々とモデル化されているあたり、今後ホットウィールではそれらの車種補完がより表面化してきそうで、筆者としても是非とも色んなラリーカーを作って欲しいしだいですね。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。