こんばんは、ぶちょうです。
息抜きがてら急にゲーム関連からミニカーを出してみたいと思い、
チョロQとF-ZEROのコラボ品を持ち出してみました。
さて今日アップしますのはコチラのミニカー(チョロQ)。
今の時代既にレトロ扱いされつつある(らしい?)携帯ゲーム機、
ゲームボーイアドバンス(以下GBA)と同時に発売された「F-ZERO For Game Boy Advance」の主人公格マシン「ホットバイオレット」をモデル化した商品となります。
任天堂特注15000個限定生産という形で2001年に販売されたもので、
しかも事実上初のF-ZEROマシンを具現化したという非常に興味深いモデル。
同ゲームシリーズのファンにとっては見逃せない貴重なゲームグッズです。
見ての通りベースがチョロQのためサイズにデフォルメが大きく入ってるのが特徴。
それでもキチンと元のマシンが持つボディラインをやや丸みを帯びながらも再現、
F-ZEROマシンの特異な形状を直に眺める事が出来ます。
ディティールという点に関しては特別良いというワケではありませんが、
それらは妙に細かく塗り分けられた彩色を以てこれをカバー。
ジェットエンジンのノズル部分の窪み具合とかも割に頑張っている造り。
インテークには穴抜けは無いもののコチラも窪みを設けて多少の立体性を確保。
ボディカラーの質感がチープさを感じてしまうのは仕方がないところ。
シャーシ内に対するボディサイズは従来のチョロQより二回りほど大きいです。
特注品とあってかマシン名の彫り込みはありません。
一方ルーフを見ればシールで表現されたファイヤーパターン、
細かく彩色されたエンジンの配管が目につきます。
反重力装置で浮いて走行するというF-ZEROマシンの設定を受けてか、
半埋め込み式のタイヤ装着で可能な限り違和感を軽減する工夫が凝らされています。
パッケージはコチラ。 中古品のため箱のスレが所々にあります。
何ゆえ筆者もだいぶ後になってコレの存在に気づいたワケで、
今でも発見出来れば数百円単位でゲット出来るっぽいんですがまず発見出来るか・・w
当時のミニカーではこのような架空マシンのモデル化ってのも、
探してみると案外色んな物が出ていたりするというのがまた興味深いものです。
版権上の問題なんかも関わるでしょうけど、今の時代でもこのようなモデル化は、
十二分に通用するやり方なんじゃないかと筆者的には思ってます。
ゲームでしか見れなかったのが実体で眺められるってメッチャ嬉しいんですよやっぱw
ってかF-ZERO新作マダー?
さてここからはF-ZEROってどんなゲームなのかを軽くお話していきます。
先のとおりF-ZERO For Game Boy Advance(米名:F-ZERO Maximum Velocity)は、
2001年3月GBA本体と同時に任天堂から発売されたSFレースゲーム。
プレイヤーはグランプリの各シリーズ、各難易度を制覇していく事が主目標で、
それらをクリアしていく事で隠し車種がアンロックされていくという内容。
ゲームシステム的にはスーファミの初代F-ZEROに則したもので、
マシン挙動やコースレイアウトもそれゆえに初代を踏襲。
GBA版から加わったテクニックと初代から流用出来るテクニックと相まって、
奥深く走り込みがとても楽しいゲームでした。
F-ZEROでは多少の世界観も設定されています。
GBA世代では初代から長きに渡って活躍し続けた数多くのキャラクター(キャプテン・ファルコンだとかサムライ・ゴローだとか)が生きてた時代から四半世紀後の世界がベースで、従来の世界観から一気に刷新されたストーリーボードの中で、プレイヤーはゲームを進めていく事になります。
さてそんな世界観において実質主人公格にあたるマシンがホットバイオレットです。
パープルメタリックにファイアパターンや両サイドの大型インテークを備える、
ダイナミックかつ速そうなエクステリアが目を惹きます。
コレを操縦するパイロットは女性パイロットのミーガン。
・・なんですがF-ZEROではパイロットの姿を目に出来る機会はほとんど無かったり。
それこそエンディングでキャラCGを見れたくらいだったような・・・?(うろ覚え
〔通常速度422km/h ブースト時579km/h ブースト持続時間6秒〕というスペックの、
ホットバイオレットが持つ特徴は旋回性能と加速性能の高さ。
「ブラストターン」と呼ばれるアクセル連打でグリップさせながら旋回する走り方で、
あらゆるコーナーを抜けていけるパフォーマンスを持っているほか、
ブースト使用時にはかなり速い段階で最高速度へマシンを持っていく事が出来ます。
(あえて分解してタイヤ外したらもっとF-ZEROっぽくなった)
その代わり安定性が低く設定されており、ブラストターンを使わない通常ターンでは、
ツルツルとグリップを失ってコースの外側へ飛んで行ったりするのがデメリット。
更にダッシュプレートやブースト終了時からの減速が非常に激しく、
すぐに元の速度に戻ってしまういわば「惰性の利かないマシン」といった一面も。
これはタイムアタックや難しい難易度でのグランプリではやはり辛いものであり、
このゲームをそれなりカジっていた筆者ですがコレは全然乗れなかった・・・
(だってファイティングコメットとかで遊ぶのがラクなんだもん!w)
スピード面に恵まれなかったり滑りやすいといった弱点はあるものの、
ブラストターンの使い方を学べる点とそれらを駆使した旋回力の高さからくる、
マシンの扱いやすさは主人公格にあたるマシンのシルエットを垣間見せています。
F-ZEROは操作が馴染んで来るとかなりハマるゲームだと思うんで、
ぜひレースゲーム好きな人には一度遊んでみてほしいゲームです。
こうやって書いてたら久々にやりたくなってきたからまた走るかな・・・?
こんだけココでゲームメインの話を進めていったのは初めてかも。
てなわけで今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回はまた新しいモデルのインプレを進めていく予定ですので、
次の記事も読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。