こんばんは、ぶちょうです。
今日はマジョレットのスポーツ&マッスルモデルアソートから、
3代目ダッジバイパーをご紹介します。
それではモデルを見てみましょう。
3代目バイパーのミニカー自体はホットウィールやトミカなどでも登場しましたが、
そのどれもはクリアパーツ化されたヘッドライトやギミックを持たないもの。
マジョレットはその点上記の案件をクリアした上で、
3代目バイパーの持つシャープなデザインを再現、高い水準を誇っています。
車高はマジョレットの他車と同じようにゆとりを持った高さに抑えられてます。
クーペスタイルのバイパーが持つ流れるようなデザインはミニカーでも堪能でき、
ホイールデザインも相まってスポーティーさを前面に押し出しています。
欲を言えばリヤのダックテールはもうちょい立ってても良かったかも?
テールランプ類はやっぱりタンポ印刷を用いた表現。
ヘッドライトがクリアパーツなら、ぜひコッチも別パーツ化を試みてほしいところ。
別パーツ化されたヘッドライトの存在が大きい。
これが単なる塗装表現だけに留まるのとでは、断然にクオリティに差が出てきます。
ボディを大きく染める白ストライプとボディカラーの組み合わせは、
アメリカ車ならではの特徴を捉えたものとなっておりカッコいいですね。
ドアミラーの成型が割あいに良いカンジなのも焦点が当たります。
大胆にボディ上部をあしらった白いラインストライプですが、
3インチミニカーながらタンポズレがほとんど気にならないレベルの精度の高さ。
良い個体を摘まめたってのも一理あるでしょうけど、
上位クラスのメーカーでも中々ここまでの安定した精度を出すのは難しいコト。
それだけマジョレットのクオリティはヤバいとこ来てるってワケです。
一方でシャーシはいたってシンプルな造り。
(ちょっと見えにくいけど)
ドア開閉ギミックがあるのもマジョレットはアドバンテージを確保してる事でしょう。
内装の造り自体は特別高いというワケではないですが、
何よりバイパーでドアを開けたプロポーションが出来るモデルって事に注目です。
こういう点は3インチミニカーのメリットが活きてきますね。
車両デザインにとても似合うホイールが採用されています。
ただしスポークがタイヤのサイズに負け気味な様子が拭えず、
もう一回りホイールサイズを大きくした方がバランスが整ったように思います。
でもカッコいいから意外と気になんない!w
パッケージと付属カードはコチラ。
これでワンコイン以下で手に入るってのもマジョレットのコスパが光ります。
実のとこ筆者の通うエリアで供給が止まるかどうか危うかったりしてたんですが、
何だかんだ頻繁に補充してくれるおかげで安心してマジョレットを入手出来るように。
コスパも良いし、気づけば撮影待ちのマシンがどんどん溜まっていってます・・・w
それでは今日の実車話を少し・・・
正にアメリカ車の特色を全面に押し出したスタイルを展開した、
``いかにも``を思わせるアメリカンスポーツカーの一角にバイパーは存在します。
90年代から登場した初代から今回モデル化となった3代目バイパーにいたるまで、
アメリカンテイストな味付けはずっと受け継がれ続けてきました。
3代目バイパーは2012年に発表され、表舞台に姿を現します。
当時はクライスラーのハイパフォーマンスブランドに位置するものとして、
「SRT」を名義としたブランドからの販売というスタンスを取っていましたが、
ほどなくしてブランドはダッジへ統合、以後はダッジ・バイパーとして、
かつてと同じ名前で再び販売されるようになりました。
アメリカンテイストが随所に染みわたったバイパー。
搭載エンジンはなんと8.4リッター(!)もの他を寄せ付けない圧巻の排気量を持つ、
V型10気筒OHVユニットを心臓に持つ事は正にバイパーのみぞ成せる業。
最高出力は実に640馬力を越えるパフォーマンスを持つうえに、
最大トルクも80Kg以上にも上る強烈極まりない力強さ。
この数値はノンターボエンジンの中でも、最高レベルの出力を叩き出しています。
内装面も初代のチープな印象が離れなかったコックピットとは打って変わり、
モダンチックな要素が多数盛り込まれたハイテク装備が多数用意されています。
飽くまで走りの質はアメ車のそれを持ちながらも快適性の高い走行を実現したほか、
オーナーの元には全面革張りを一例に、ラグジュアリーさを提供しています。
しかし無情にも時代の流れは、バイパーに冷たくのしかかってきます。
2017年度を以てバイパーは生産を終了することが発表され、
その最後のモデルとして記念仕様が販売されるに至りました。
それらは恐ろしく速い速度でアッサリ完売だったようで、
いかに多くのオーナーにバイパーが愛されていたかを物語っているようでもあります。
数少ないアメリカンスポーツカーの代表格として長く君臨し続けたバイパー、
「毒蛇」の名は、これからの時代も生き続けていくのです。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回の記事も読んでいただけるとうれしいです。
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それでは、また。