こんにちは、ぶちょうです。
今日は友人の方からの頂きものを一台。
TSMのMini GTから香港にて限定販売された、零戦仕様のLBワークス35R
コチラのインプレをしていきたいと思います。
以前から手にしたかった貴重な一品をありがとうございました。
今回は4面から外箱を見てみるとしましょう
マシンのイメージに合わせ外箱デザインも零式艦上戦闘機仕様に。
大きめなクリアケースに入っていてプレミアム感が出てます。
香港限定を示すマーク、そして零式の文字。
64スケール用に作成された、「ブリックケース」が付属。
背面に開閉扉が用意されマシンを取り出せるようになっています。
それではモデルを見てみましょう。
初めて手に取ることになった今回のGTウイング付LBワークス35Rですが、
さすが元々仕上がりが良かったモデルだけあって基本の出来は高レベルそのもの。
マット調の塗装によりオーバーフェンダーのリベットが見やすくなっています。
ドア廻りのモールドもほどほどな彫り込みで良いですね。
GTウイング装着でよりレーシーなスタイルな風貌を帯びました。
そこに組み合わさる戦闘機スキンっていうのがまた面白いところです。
重厚なボディのアシストもあり車高が低く見えるのも嬉しいポイント。
テールランプはやっぱりクリアパーツが使われています。
ただし以前メッキ彩色があったマフラーは無彩色となっておりちょっと地味に。
GTウイングのフラップ後ろには赤ストライプが仕込まれています。
ドアミラーの鏡面を再現とまでは成らなかったですが必要十分な仕上がりは確保。
ヘッドライトのクリアパーツ化もこれまでのモデル通り。
別のLBワークス35Rと同じくインタークーラーに彩色が施され、
前面は色鮮やかなディティールを誇ります。
スプリッターに赤ラインが入ったのも変更点の一つ、
ニスモ35Rを意識したスタイルのようにも見えなくありません。
シャーシに特別な変更はありません。
ビス留めになってるため更なるカスタムをカンタンに行うことも出来ます。
ホイールはこれまでで登場した35Rと同様、フォージアートのホイールが装備。
フェンダーにステッカーが並んでチューンドカー風味にも磨きがかけられています。
飛び出たリヤディフューザーもバッチリ健在。
モダンチューンドのスタイルも段々見慣れてきたこの頃です。
ミニカーの世界もこういったモデルが今後他のメーカーから次々投入されるようで、
車種ラインナップも過去にモデル化の無い車が登場するチャンスが出てきています。
それでは今日の実車話を少し。。
今回モデルとなった零戦スキンの35R。
実はコレ、アメリカをメインに行われるドリフト競技、
フォーミュラ ドリフト(Formula Drift)参戦車両なのです。
LBワークスのGT-Rに、Team FNATZのパフォーマンスチューンが組み込まれ、
ドリフトマシンとして誕生したこの35R。
Ver.1ではスワンネックウイングが付いているのが特徴の一つです。
これを操るのはアメリカと日本のハーフドライバー、西田ラビー選手。
大柄なボディでダイナミックなドリフトを繰り出せる事をメリットとし、
圧巻のパワーで35Rは過激なドリフトパフォーマンスを展開します。
この零戦35Rはその後Ver.2が製作され、
そちらはダックテールのウイングに変更され出走しています。
現在ではR35がドリフトの世界に顔を出すのも段々日常と化し、
それを皮切りにハイパワー級のマシンが次々誕生していってます。
ゲームにおいてGT5・6世代のドリフト部屋で見た世界が、
現実のものとなっていると考えるとそれはそれで面白い気もしますね。w
ところで戦闘機スキンをクルマに適用するという組み合わせも興味深いものです。
この手のカスタマイズが広がるようになったのは比較的最近ですが、
もちろん零戦仕様のデザインを別の車両で行う以外にも、
アメリカ空軍のロービジカラーを模したマシンがあったり、
更にノーズアートを加えてみたり、様々なカスタムが広まりつつあります。
本来の用途こそ違えど、しかし同じ乗り物という点では、
こういった組み合わせによってより世界観が広がる事でしょう。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
Mini GTからは今後GTウイング付きのLBワークス35Rの新しいバージョン、
惹いては純正仕様の80スープラやパガーニといったスーパーカーまで出るようで、
19年度彼らはより本格的な活動を行うことが予想されます。
このコスパを維持しつつ更なるモデル製作に期待がかかりますね。
次回の記事も読んで頂けるとうれしいです。
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それでは、また。