こんばんは、ぶちょうです。
INNOからシティターボIIが登場しました。インプレを進めていきましょう。
小ぶりなボディに込められたそのコンテンツ量に脱帽です
80年代のホンダ車傑作の一つとしても頻繁に名が挙がるシティ。そこにインタークーラー付きターボを備えたエンジンを収めた、別名ブルドッグとも呼ばれたシティターボIIがINNOからモデル化されました。
そもそもの車がとにかくコンパクトでいて高さのある(トールボーイというデザインで呼ばれていたそう)ガワだけに、それは実際64スケールで展開しても最近のマシンと比べれば露骨にサイズの違いを感じますが、しかしその小さなボディに集約された内容量は実にとてつもないものだったのです。
シティターボIIの特徴としてカクカクとしたデザインにブリスターフェンダーでちっちゃくも迫力のあるフォルムが挙げられます。もちろんその立体感溢れるデザインはミニカーでも健在で、更にステッカーやキーシリンダーなどがプリントで表現。
ユニークなオプションホイールの形状も綿密に再現された様子でイイ感じ。
テールレンズの別パーツ化はこれまでINNOが投入してきた車種と同一ですが、バッジ類の表現が印刷に統一され若干コストダウンが図られた部分も。しかしこのシティターボIIにはそんなコト軽々すっ飛ばしてしまう膨大なコンテンツに溢れている。。。
・・・ホントのヤバさはこの先にあり。
ヘッドライトとフォグを別パーツにしウインカーとエンブレムをプリント。オフセットされたナンバープレートもちゃんと着いているのが分かります。
バンパーやフェンダーの輪郭は立体的かつシャープに。
塗分け済みのマフラーが彫り込まれたシャーシ。
ここからは怒涛の内装クオリティに。エンジンボンネットの開閉ギミックと、その中にはER型エンジンが一部彩色済みで再現されています。もうこれ一目見るだけでなんかヤバみが伝わってくるかも?
ボンネットのみならずトランクも開閉可能(撮影の都合上全部上げきれてないですが実際はもっとしっかり上がります)。さすがにシティのウリともされたモトコンポ収納までは出来ずとも、トールボーイデザインだからこその広々と感じるラケッジスペースを余す事無く再現されています。
ただし難点を挙げるなら、開閉ギミックは予想以上に開け閉めが渋く、変に力をかけるとボディの色が剥がれたりする可能性も。オープナーみたいのがあれば安心?
各種ギミックが増えたからと言って、内装ディティールが後れを取る事もまたありません。メーター類の再現や細かに塗分けられたシートなど、ウィンドウ越しに見えるインテリアの仕上がり加減はさすがINNOと言うべきところでしょうか。
サンルーフも着いた仕様だからなおの事内装の存在が目立って見えますね。
パッケージはこちら。
通常価格は3740円(税込)。
付属品にはモトコンポ。ハンドルなどを脱着した状態を再現する事はさすがに出来ませんが、本体のクオリティに負けず劣らずの造り込みぶりで、何せスケール上小さくもモトコンポのロゴまでもがクッキリ見えるくらいにはかなり活き込み入ってます。
並べたら並べたでまたイイ絵面になってくれるワケ。
つくづく楽しみ方の懐が深い1台ですね。
この上何を目指すというのかと思わせるそのボリュームは実に圧巻
ただでさえINNOでは内装を含めたトータルのクオリティに定評があるのはこれまでのモデルがそれを証明してくれていますが、それだけでは飽き足らずついにはボンネットやトランク開閉、更にはエンジン造型にモトコンポ付属と、もはや全乗せでもしてるかのようなとてつもないボリュームには思わず圧倒されてしまいそうになります。
モデル本体のみならず付属品のクオリティも決して手抜かり無く、それでいて従来のモデルとそう露骨に変わらない価格設定も実に良心的。これは是非とも押さえておきたい1台ですね。
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今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それでは、また。