こんにちは、ぶちょうです。
今日はTLVネオの銀色アルテッツァRS200 Zエディションをご紹介です。
とにもかくも端正に仕上げられたクオリティが強み
98年式のいわば前期世代にあたるアルテッツァを具現化ということで、前に出たLエディションとで前期・後期両方のテッツァが出揃いました。
恐らくテッツァと言えば専ら直4ユニット3Sを装備したスポーツグレードであるRS200のイメージが強いですが、今回のモデルでも90年代後半に登場したFRスポーツセダンならではの風貌を再現。特にフロントマスク周りは丁寧に造られている様子で、そのまとめようもさる事ながら前期と後期とで異なるグリルデザイン表現などTLV流の造型力が満遍なく吹き込まれた1台となっております。
同時期のカラーバリエーションとしてシルバーとイエローの2種類が用意されましたが筆者はその内シルバーを選択。メタリック調の塗装でボディに入ったモールドの存在を残しつつも鮮やかな発色が決め手となりました。ボディの微妙な角ばりも見やすいのがシルバーメタリックの良いところです。
また車高も純正って感じが伝わりやすい程よい高さになっているのも良いかと思います
Lエディションの方でも気になっていた外枠を囲ったようなブレーキランプの表現ですが、今回のZエディションでもそこは変わらずでした。ちょい埋め込みっぽくなってるのを意識した仕上げ方なのかもしれませんが、現実だと一面赤いレンズになってるのがほとんどなだけにやっぱり幾らかの違和感があるように思います。なんならリヤフォグと同じような表現の仕方でも良かったかもしれません。
一方でテールライトカバー内のウインカーやバックランプの塗分けや彩色済みマフラー、やや跳ね上げになった純正バンパーの造型と光る要素もたくさん。
この色だと見づらいけど、ちゃんとエンブレムのプリントも入っています。
フロントの出来は単純に強力。鋭い目つきをしたヘッドライト造型をはじめ前期テッツァのグリルデザイン再現とで明確に後期型と違いを作り分けているのがポイント。これに付随してエンブレムバッジのデザインも変更されています。
ボンネットのわずかな膨らみも形になっているのがイイですね。
シャーシはこちら。純正マフラーが塗分けされています。
純正5スポークが装備。さすがにセンターキャップのAltezza印字までは見えずともスポーク間の凹凸をハッキリ設けられているのが特色あるディテールを生み出しています。
パッケージと付属品のリヤウイング。エアロこそないけどネオカスタマイズ仕様のウイングを後付けで装備出来るようになっています。
通常価格は2860円(税込)。
順当なクオリティは高レベル。フロント周りは一見の価値アリ
ブレーキランプ表現のアップデート次第では更に強みが活きる可能性を秘めたモデルですが、そこを差し引いたとしても単純なクオリティの高さはやっぱり健在。中でも特筆すべきはフロントの仕上がりで、テッツァの前期・後期の変化をモデルで再現してあるところはイチオシの要素と言う事が出来るでしょう。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それでは、また。