こんばんは、ぶちょうです。
今日はBM Creationsの新モデルであるランエボVIIのインプレをしていきます。
何よりもウリは豊富なプレイアブル性
かれこれ純正のエボVIIは64スケールで出るのはかなり久しぶりなように思います。それは確かオートアートで出ていたやつ以来な気もしますが、しかしBM Creationsによってついにコマが進むことになったわけです。
基本的な造型は現実のエボVIIをしっかりと踏襲した造りでこれにBM Creationsお得意のプレイアブル性がブレンド。たった1台で楽しみ方も数倍。
サテライトシルバーをイメージしたボディカラーは中々にシャッキリした発色で同時発売された別のカラーより個人的には最も好みのカラーです。
純正車高と車高を落としたプロポーションの違いも交えながら。 元々低めな車高で仕上げられてるモデルなだけにラリーベースとしちゃかなりベッタリした見え方になっていますが、同じアングルで見ればしっかり車高が落ちている様子が分かりますね。
ドアハンドルに給油口、リヤウイングのフラップ部分の彫りなど各部のモールドは鮮明に見えるレベルで彫られているほか、バンパー横のスリットも再現されているのがうれしいところ。その一方で、これはあとでも話す事ですが純正タイヤはボディに対し小さすぎる見え方になっているのが気になるかも。
テールランプは別パーツ。ウインカー部分と配色を分けて作られています。V字調にデザインされたエボVII用ウイングの再現度も十分頷けるもの。ボディカラー上三菱のエンブレムや「EVOLUTION VII」と書かれたエンブレムの視認性は劣るものの、ディテールに手抜きを入れる事無く作っている様はしっかりと見て取る事が出来ますね。
ヘッドランプもテールランプと同様の内容でまとめられています。 エボIIでもそうでしたけど、インテークのメッシュとその奥から見えるインタークーラーの存在感がバツグン極まりないのです。
インテークのメッシュまで着いてあるのは上位クラスのモデルブランドでも中々表現してこない箇所でディテール面で大きなアドバンテージを有しているのもポイント。
シャーシはこちら。メインパイプ辺りからマフラーまでが彩色済み。塗分けの恩恵か一体パーツにもかかわらず配管の立体感がすごく伝わってくるのが特長。
純正ホイールをフォーカス。現実のエボVII純正ホイールはもっとしっかりしたメッシュホイールなんですが、今回のモデルだとホイールサイズも小さければそれによってタイヤそのものも小さく見えるように影響が及んでるところが弱点。この問題を解決するには社外ホイールを着けるの一択になってしまいます。
ユーザー自身で社外ホイールと純正をチョイス出来るのがBM Creations製モデルの長所ではありますが、今回のエボVIIに関してはそこの選択権がイマイチ機能してない様子で惜しい点となりました。とは言えホイールナット部分までちゃんと彫りが入っている上に見えにくいけどブレーキキャリパーの彩色もありとディティール面は充実。
64スケールで切れ角可動。このアビリティがやはり猛威を奮っているに違いは無いでしょう。ちなみにこの機能は純正ホイールの方がサイズが小さいためか可動範囲は広め。
ひょっとするとこのためにタイヤは小さく作った可能性もあるんですかね?
内装にはメーターパネル表現。ホイール差し替えついで分解した写真も撮ってみましたが、エボIIとかと違ってダッシュボードが内装パーツの方に着いて来てカンタンにメーターが撮れるようになりました。
ホイールを変えてみよう
というわけでホイールを変えてみました(車高は純正状態をチョイス)。
RPF1あたりかをイメージした社外ホイール装着で一気にスポーティなスタイルになるのと共に、前記のタイヤサイズの問題点を一発で解決。ホイール変更だけでもホントに見え方はガッツリ変わってきますよね。
ちなみに試作段階のホイールカラーはグレーでしたが白に変わってますね。でもグレーもまとまり感があってそっちの方も欲しい。w
タイヤの大型化とキャンバ角が着いたプロポーションはさもチューニングカー。
これと切れ角表現が成す見映えは言うまでも無くカッコいいの一言に尽きます。
パッケージはこちら。
通常価格は2750円(税込)。
まとめてみると
ホイールの問題点はあれど、CTエボのモデル化としてもエボIXに次いでようやく進出が始まった車種であり、その上で充実したギミックが新しい遊び方を膨大に生み出してくれている事に違いはありません。
着実にエボとインプの全世代補完計画が進むBM Creations、こうなるとエボVIIIの登場も益々待ち遠しくなってくるばかりです。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。