どうもこんにちは、ぶちょうです。
撮影機材欲しいかも・・・ ちょっと待って!
余らせたあるアイテムでその悩みを解決出来るモノがあるかもしれません。
そこで筆者が目を向けたのが、「コレクションケース」。
でもコレクションケースって普通ミニカーとか飾るためのモノじゃん?
・・・もちろん筆者もそう思いました、初めは。
ところが今回このアイデアが出てきたキッカケが訪れて、
先日友達よりコレクションケースを一つ引き取ったコトがあったんですよね。
それで引き取りの際軽く下見でケースを見たやいなや、
『コレって撮影ツールに使えるんじゃないか・・・?』
・・そんなアイデアが浮かんできたワケです。
というワケで、「コレクションケースは撮影に使えるのか」実証したのが今日のお話。
手始めにゲットしたケースの大まかな説明です。
今回入手したコレクションケースはRicko(リコー)ってミニカーメーカー用の物で、
対象スケールは「1/87」と、ちょっと小振りな造りとなっております。
(台座がまるごと入る仕組みなんで実際はそこそこ大きいけど)
詳しい話は後々製作予定のツールレビュー記事でもお話するとして、
「コレクションケースの撮影スポット化」の効力を見てみましょう。
とりあえず背景だけ黒の画材氏を引っ張り出してきてそのまま撮影してみました。
ウィンドウの表面にモデルを乗せる形で撮っているんですが、
ウィンドウの枠と反射が思った以上にシブみがあってイイ感じ。
普段筆者が行っている撮影と違って高さ調節が必要になりますが、
逆なハナシそれだけで十分機材に活かせるパフォーマンスを発揮してくれます。
高さがあるという事はこのような見上げ撮影に使う事も出来ます。
コレだけでも撮影レパートリーが増やせるのは中々ありがたい。
そしてコレに測光ライトを追加。するとどうでしょう、
モデルの存在感がこれだけでグッと増したように感じませんか?
黒い画材氏を持ち込んだ理由はこれ以外に背景の奥行き感を出すためも兼ねてますが、
それ以上にコレクションケース一つでコレだけ撮れちゃうってことにビックリ。
筆者が普段使ってる背景は車体が反射しない材質のものが多いんですが、
このコレクションケースではウィンドウの一部に光を当てるようにすると、
車体の反射が映えてプレミアム感が一気にUP。
被写体だけに光を当てるだけでここまで存在感が引き立ってくれます。
その証拠に素の撮影とスポットライトを使って撮影したのとで見比べ。
素の撮影ではただ「置いただけ」って見え方になってますが、
ライトを当てるとボディにツヤが入ってモデルの存在を目立たせる事が出来ます。
見下ろし撮影で使ってみてもウィンドウの枠は思ったよりジャマにならないし、
むしろコレはコレで雰囲気出てて良いかも?
(さすがにパーキングっぽい感じまで言うのは言い過ぎか)
いっそケース内にスポットライトを仕込むという手も使えます。
上下から光を当てると今度はモーターショーの展示エリアっぽくなる?
アイデア次第で色んなスタイルを使い分ける事も出来ます。
素の撮影にもまぁまぁ使えそうだし、スポットライトを使った撮影もOK。
コレクションケースの撮影ツール化、結構イケるんじゃない?
今日はコレクションケースの撮影ツール化という話をしてみました。
フツーなら飾るためのアイテムとして使うものを撮影機材として使う、
本来とは別の使い方も考え方次第で十分活かせるようになるコトが、
この記事を通して伝えることが出来ればうれしいです。
皆さんも使い余らしたコレクションケース持ってる!って時は、
撮影ツールの一種として有効活用してみたりすると、
より撮影の幅を広げることが出来るかもしれません。
少しの工夫で一層楽しいミニカー撮影を楽しみましょう!
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そうそう、もちろん筆者はケースで撮影これからもやっていきますw
それでは、また。