こんにちは!ぶちょうです。
3月31日、新宿にておもちゃカーニバルが開催されました。
このイベントでは多くのミニカーが販売されており、
ココでは実質先行販売となっているモデルも存在しています。
その中ココ最近話題となっていたHWのワイスピアソート第2弾を発見、
この度筆者はアソート中最も人気があるだろうS14シルビアの入手に成功しました。
さっそく今日は14シルビアのインプレを行っていきたいと思います。
まずはパッケージ両面から
ここに来てS14シルビアのモデル化とは、HWも攻めています。
第2弾アソートではD32型エクリプスやワーゲンのジェッタなど、
ワイスピの劇中車でも人気の高いマシンがピックアップされています。
それではモデルの説明をしていきましょう。
兼ねてよりモデル化に際し注目度が非常に高かったS14シルビア。
その期待通り車体の造型はかなり実車に寄せた造り。
これまでモデル化がほとんど行われなかった14シルビアですが、
とうとうコレを手にする事が出来るようになったのは、非常に嬉しいモノです。
スポコン感溢れるバイナルを再現し、ドア関連のモールドも思った以上に良好。
ただしエアロパーツ関連はウイング含めミニカーでは純正パーツ準拠のため、
劇中車のようにGTウイングや社外エアロが装着されているわけではありません。
このほかドアミラーも成型され、総合的なプロポーションのレベルを底上げしてます。
タンポ印刷であしらったリヤコンビネーションランプ、
特に最近のHWのReal Riders系アソートにおいては、
これらのクオリティもアップグレードされ、その存在感を高いものとしています。
アーチ形状の純正ウイングもキチンと空間が設けられているのがポイント。
マフラーデザインは砲弾タイプが採用となり、カッコよさを一段と引き上げてます。
テールランプのみならずヘッドライトのタンポ印刷も細かくデザインされてます。
不思議と立体感があるというか、通常品とは存在感の違いを感じさせます。
フロントバンパーは純正仕様のデザインを当モデルでは採用してるようで、
特徴あるエアロ形状を持つ劇中車とは見た目の印象が異なってきます。
この点については今後のモデル化に向けたチョイスゆえ仕方ないところですね。
シャーシには砲弾マフラーが配管廻りまで彫り込みが入り、
リヤサス関連のパーツも同様に表現されています。
今回のアソートでも大活躍の新デザインホイール。
カスタムにOKそのままでもOKの、この汎用性の高さが魅力的ですね。
今回のアソートの中でも最も人気が高いであろうS14シルビアですが、
案の定、真っ先にイベントでも売り切れた模様。
こうなると実際に日本市場に持ち込まれる際もショートは必至と言えるので、
発見出来たら確実に入手しておくと良いと思われます。
そりゃ長らくちゃんとした出来のが無かったマシンですからねぇ。。w
それでは今日の実車話を。。
3ナンバー規格のサイズに拡大されたS14型シルビアですが、
マイルドになった見た目と操作性は今一つ好印象を獲得するには至りませんでした。
そこで96年より後期型へのマイナーチェンジが敢行される事になりました。
主にフロントマスクのデザイン変更が行われ、
いわば「釣り目」ヘッドライトの採用で一気にシャープな見た目に変貌を遂げ、
前期型より高い人気を得ることに成功しました。
S14シルビアに搭載されたユニットは「SR20」。
マイチェン後の13シルビアと同じユニットが継続して使用されることになりましたが、
ノンターボ仕様のQ`s、ターボ付きのK`s共に出力UPが図られ、
ターボ付き仕様では最大220馬力までにグレードアップしました。
なお、今回モデルにもなっている北米仕様の「240SX」では、
これも先代に続き「KA24型」ユニットが続投という形式が取られています。
しかしながら全体的にシャキっとした見映えを帯びた後期S14シルビアでも、
やはり大きくなったボディサイズに対する先入観を払拭する事は出来ず、
再び絶大な人気を博すには結局最後まで実現に至る事はありませんでした。
一般的な市場においてはそういう結果に終わった14シルビアでしたが、
ところがサイズ拡大された事による恩恵がユーザー間でシェアされるようになり、
年月を経て14シルビアの再評価が進行するようになりました。
14シルビア再評価にあたる大きなキッカケはやっぱりドリフト。
サイズが大きくなった分のトレッド幅の増大や長くなったホイールベースなど、
安定感のあるドリフトを繰り出すのに適したマシンであることが判明しました。
これにより14シルビアをドリ車にという形で新しい活躍の場を得、
今でもこの人気の高さは健在し続けています。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
にしても中々形を作り込んだS14シルビアのモデル化が始まり、
益々これまで中々モデルにならなかったクルマのモデル化が進んでくるかもです。
次回の記事も読んで頂けるとうれしいです。
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それでは、また。