こんにちは、ぶちょうです。
ここ最近のTLVは90年代にフォーカスを当てている傾向があります。
香港限定の名目でカーボンファイバーつきのEKシビックを出してきたり、
市場の範囲拡大を意識しているように思います。
今日はそのベースとなった前期EKシビックのモデルをインプレしましょう。
まずは外箱3面図から
TLVでは始めに前期、その後後期とでダブル展開をしてきました。
Ek型タイプRの高クオリティモデルは初めてではないでしょうか。
日が遠くならないうちに後期型もインプレしたいですね。
2018年2月に登場したこのモデルは2300円(税抜)の販売でしたが、
やはりというか凄まじい需要度合で、呆気なく完売となりました。
挟みこみ式プラスチック型の中にミニカーが入っています。
とにかく全体的なプロポーションが非常にイイです。
EKになってワイドめになったボディの表現力もさすがというか、
相当念入りに製作したモデルに思います。
これほど実車の採寸に寄せた造型のモデルもそうザラにはありません。
タイプRならではの専用ホイールやサイドロゴ、
また赤バケットシートがその雰囲気を存分に見せつけます。
ドアパネルや給油口のモールドもほどほどで良いカンジかも。
後ろからの見映えも中々良好です。
ブレーキランプは多少大き目にデフォルメが入っているようです。
マフラー口もいくらかは抜けているのが分かりますね。
そしてリヤに映るタイプRステッカーや専用の赤エンブレムがまたカッコいい。
前面のダクトの開き方もかなり実車に寄った高い再現度を持っています。
ここからでも赤バケットの存在感が鮮明ですね。赤バケはいいぞ。
裏面もそれなりに細かく造られています。
この辺りの細かさはさすがにTLVといったところでしょうか。
タイプRのスペックにおごられる専用アルミホイール。
ホンダステッカーもちゃんと付いていて雰囲気ヨシです。
ホンダを代表する最上スポーツグレードにタイプRは存在します。
専用に装着されたブレーキやサスペンション、ボディそのものの材質を変更して
マシンの軽量化、それに伴うボディの耐久性アップのため補強も行われ、
スポーツ走行を強く意識したパッケージングの設定となっております。
何せ快適装備も大幅に廃し(一応オプションで装着は可能)、
トランスミッションもMTのみ設定というスパルタンな仕様となっているゆえ、
やはり乗り心地については硬めな印象を受けることが多いようです。
筆者もインテグラの方でタイプRに乗る機会がありましたが、
やはり路面の悪い道路だとガタガタ感が伝わりやすかった事を覚えてます。
ことEK9シビックにおけるタイプRとの関係性はどうでしょう。
EKシビックでは先代B16Aユニットを改良した「B16B」へと進化しました。
最大9000回転まで回る185馬力級ユニットへアップグレードされ、
もちろんVTECも搭載、より戦闘力を高めたユニットとなって登場したのです。
ホンダファンが愛してやまない至高のエンジンサウンドとフィーリング、
テンロク(1600ccの排気量)では考えられないスペックが、そこにあったのです。
当時においてもこのスペックを身に着けた走行性能は「抜群」の一言に尽きました。
狙ったラインを着実に通す路面追従性の高さもさることながら、
軽量性をも味方にしたよりシャープな加速性能がその速さを引き出し、
コーナリングスピードのそれはハイパワー車のそれをも凌駕してしまうほどなのです。
前輪駆動車の変革をまたしても成し遂げたホンダの技術力を実感させますね。
そしてコスパも超良好の200万と、これだけのスペックをこの価格で手に出来るのは
今じゃ信じられない時代ですね。
今日のインプレは以上です、
最後まで読んで頂きありがとうございました。
さて前期型EKを出したという事で、始めのとおり後期仕様もなるだけ速く
アップしていく予定です。
次回の記事も読んで頂けるとうれしいです。
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それでは、また。