タカラトミーアーツのワイスピガチャからダッジチャージャーSRT8が登場しました。

ガチャの中身はこちら。
分割されたミニカー本体と作中のシーンを再現するための金庫パーツ&ワイヤーが付属品に。もう一つはMEGAMAX版ボードですが、やはりここでは金庫パーツがアタリか。
ガチャは1回500円。

組み立てた金庫。思ったよりもデカく扉の部分の造り込みもあり。両脇についた穴に糸を通してミニカー本体にも糸を結んであげるとシーン再現が出来るという仕組み(ただしチャージャーが2台必要)
バンパーガード装備。珍しいチャージャーのミニカー

この代のチャージャーのミニカーと言うと、パッと思いつく限りグリーンライトやホットウィールのMOPARチャージャーとかが挙がってきますが、映画繋がりとは言え国内ブランドで出てきたのはとりわけ物珍しさを感じるしだい。
そんな珍しさだけでなくパワフルで大柄なボディ、頑強なバンパーガードを備えた劇中仕様での登場、金庫パーツの組み合わせで劇中後半の金庫を2台のチャージャーで持っていくシーン再現も出来る500円に入った内容が至れりつくせりな一品です。

リアエンドを組み合わせて1台のマシンの姿を現すパーツ構成。それがもたらすボディの大きさときたら、さすがのアメリカンマッスルと言わんばかりの大きさで、ここにマットブラック塗装とバンパーガードで見た目の圧がスゴいです。艶消しボディでドアハンドルや給油口の彫りも細かめ。
ただこれは仕方なしというか、リアパーツとの継ぎ目が深く見えてしまうのは、カプセルの中に本来オーバーサイズな品を盛り込むうえでの宿命とも。

リア全体を占めるバンパーガードの存在は迫力バツグン。作中のそれからするとガードパーツは厚みがあり実際のそれ以上に頑丈なシルエットという印象。その奥にはクリアパーツでテール表現がされており、エキゾーストも塗分けつき。
かたやフロントは素のチャージャーの顔面を味わえるものとなっていますが、こちらもヘッドライトはクリアパーツ、奥行も設けられたグリルやインテーク表現やフォグランプの差し色もあって実際のディテールは高め。

シャシとホイール。サイドにもバンパーガードが取り囲まれたレイアウトでただでさえタフなチャージャーのルックスを更に筋肉質なものとする。
艶消し5スポークホイールのデザインも劇用マシンに合わせた装備。
限られた枠の限界を取り払うということ

カプセルトイの今までのイメージ・・・それこそ筆者がもっと小さかった時ってのは、カプセルの中に入り切るサイズでミニカーを作られているイメージでした。
しかし64スケールがとんでもないくらい幅が広がり、ガチャでも64で出る事が爆増したのが今。ラインアップも途切れる事無いほど多く出ているわけですが、それがカプセル内に入り切る車種であればまだしも、デカいマシンをモデルにしようとするとどうしても限界は来てしまう。
その意味では、今回のチャージャー、ましてやランクルと言ったデカいクルマを、あえて組み立て式にすることで、カプセルという限られたサイズの限界をクリア。
さながら”入らないなら入るようにする”とも言ったところか、その気になればどういう車種でも出せる可能性の表れでもあり、部品の継ぎ目が出来たとしてもその恩恵は大きいものと思うばかりです。
スケールモデルとはまた別に、今後またどういう車種が出てくるか気になるものです。

今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。