KAIDO★HOUSEからE30M3カスタムカーが登場です。
まるでそのまま現実にいそうな、ナチュラルな佇まい
KAIDO★HOUSE製ミニカーの中では特筆した派手さは無いものの、E30型M3が本来持つスタイリングを軸にワイドボディ化、DTM仕様譲りのリアスポイラーや後部座席取っ払いからのロールバー装備でレーシーに。そしてギリギリまで低く下げられたプロポーションを織り交ぜたその姿からは、置き系イベントでこのまま現実にいてもおかしくないような、とにかく自然体であり、リアル。
メタリックレッドのボディにアドバンステッカーをひとつまみというシンプルな色味も相まって、筆者的には超好みの仕上がりとなっている1台です。
どこまでもハコという印象を深く与えるシルエットは、かなりのローダウンやオーバーフェンダーを加えたとしてもそれが消えることはありません。それだけ全体像の特徴をキープしてのワイドボディアレンジ。ベースのフェンダーを更に拡大した曲線美と共存する、重厚なプロポーション。バンパーの曲面も細かに造型されています。ルーフを低めに設定した造型はカスタムに合わせたものでしょうか。
サイドから見るうちはあまり感じなかったけれど、前後と正面から向き合えばこのM3がいかにワイドフォルムとなっているかに改めて気づかされます。そこに余裕でハミ出たタイヤ装着で実際の迫力は更に強烈なものとなる。
これでも抑えらえた方であろうその見た目に圧倒されるのは、KAIDO★HOUSE製ミニカーではもはや日常茶飯事と言ったところですが、しかし拘ったディテールにもやはり目をつけておきたいですね。
名物キドニーグリルへの差し色やM3エンブレムの再現、ヘッドライトパーツは全て別々に差し込まれウインカーまでもが別パーツで埋め込まれているという。ヘッドライトがグリルより飛び出ているのが惜しまれますが、それ以外で気になるところは無いかと。
リアでもカーボン柄の跳ね上げフラップに塗分け済み2本出しマフラー、レンズの大きさがバランスされたテールライト。
更に深堀りすれば今度はエンジンルームにもそのディテールの拘りが見られます。カーボン柄のヘッドカバーを中心にラジエーターにリザーバータンクといった数々の部品に差し色を交えたクオリティの高さが逆開きボンネットの奥に眠る。
シャシはKAIDO★HOUSEとMini GTのロゴを彫り込んだマジョーラ―カラー。相変わらず眩しいです。
スタンス系のホイールをモチーフにしたと思われるホイール。(これはメッシュで良いの?)スポークごとの切れ目がクッキリと入り、例によって超深リム。
ここにアドバンレタリングがアクセントをつけています。
まだまだディテールの話は尽きやしません。ドンガラ内装にガチガチに固めたロールバーをボディ色で組み込まれ(KAIDO★HOUSEロゴもしれっと入ってる)ダッシュボードもカーボン表現。写真だと見えないけど実はシフトノブやサイドブレーキレバーまで成型されてるキメの細かさぶり。
・・・どこまで拘ってんすかこれw
外箱はこちら。
通常価格は4070円(税込)。
ディテールにも富み、そしてリアリティも兼ね備える
視線を向けた先に待つ、至るところに盛り込まれた数々のディテール。
ワイドでありながらも、元来のコンパクトさを両立、それを全体に渡ってナチュラルなカスタマイズで仕上げられたがゆえに引き出せるトータルのまとまりの高さに驚かされるばかり。
これまでKAIDO★HOUSE製ミニカーを手に取ったことが無いユーザーにもオススメな1台です。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それでは、また。