こんばんは、ぶちょうです。
トミカプレミアムからZ31がやってきました。
Zの系譜でもユニークな存在のZ31をモデルに
フェアレディZというクルマではロングノーズ&ショートデッキのコンセプトが共通して採用されてきました。その中でも基本的なコンセプトはそのままに、個性的なスタイルを身に着けたZがこのZ31。中々ミニカーでは形にならなかった世代ですが、念願叶ってトミカプレミアムで登場。トミカの世界で行けばリミテッド以来の復活でしょうか。
直線的で角の多く、80年代のスポーツカーをイメージ取ったスタイル、そして何よりも、半分ライトが見えた状態がノーマルというユニークな目つきと魅力たっぷりのマシンであり、今回のモデルもZ31のスポーティな外観と共にその独特のスタイルを再現。この眠たそうな目つきには何とも惹かれるものがあります。
ブルーのツートン色の塗分けもズレ無くキレイ。そこにノーマルというにしてはだいぶ下がった車高が塊感を演出。ただこれは地面に置いたときタイヤが鬼キャンかのように傾くからってのもあって、しっかり4輪地面につかせた状態にするのは難しい。
ドア開閉ギミック付きで、そことの継ぎ目が目立ちます。
これといった塗分けは無いですがZ31の一体式テールランプを装備。中央のガーニッシュには300ZXのロゴもプリントされてるほか、照明の関係上見づらくなってるけどV6ターボなどのロゴも抜かりなく再現されています。とするにモチーフのグレードはターボ装備のVG30載せたグレードと見てよいでしょうか。
Z31の象徴でもある、デフォルトで軽く目の見える半目なライト。「パラレルライジングヘッドランプ」と呼ばれるライトデザインがなんともカッコイイ。ツマミを引っ張ればヘッドライト開閉ギミックが顔を覗かせます。こういうのが出来るようになったのも時代の進化を感じさせますね。
Zエンブレムはプリント、ウインカーは塗分けにて。
ボンネットも中央のバルジやオフセットされたフードスクープからも、300ZXグレードを意識した造りとなっています。
よく見るとラケッジ内に荷物を固定するベルト表現も。
シャシではギアボックスを筆頭に立体的なモールド。マフラーもタイコ部分から塗分けが入っているのが特徴。
外箱のホイールとは違うオプションホイールの方を装備。同じ星形だけど結構ガチャついてるデザインで、なるべく立体的になっている成型がされています。がこれならば外箱通り通常の5スポークでもよかったかも。
内装でもダッシュボードセ中央の3連メーターのモールド入り。この辺の細かい造りは芸の細かさを感じさせてくれます。
外箱はこちら。ギミック類の中にわざわざパラレルライジングヘッドランプと固有名称を入れてるの面白い。w
メーカー価格は990円(税込)。
リミテッド製Z31と
かつてZ31はトミカリミテッドでも出ていたモデル。それと比べると、ヘッドランプの奥行きやボディのワイドな感じが違いとして出ているところ。一方リミテッドも当時のそれで行けば拘り抜かれたテール周りの配色やドアミラー装備といった逆にプレミアムでは持っていない要素を持っているのも確か。こうして見るとリミテッドもかなり力の入っていたシリーズだったと実感させられます。
独創的なZを、今の時代に贈る
スタリオンにZ31。ましてやAW11型MR2なども用意された、80年代を飾るスポーツマシンが列をなすトミカプレミアム。それらが並んでいる様子をいざ売り場に出ているのを見ると思わずニンマリしてしまうこと間違いなし。マニア受けするのはもちろんのこと、しかしそれ以上に、これは次なるマニアを生み出す一種の英才教育アイテムなのかもしれない・・・
そんな飛び出たラインアップをぜひ今後も続けて欲しいものですね。じっさい5月には前期180SXも出る予定だし。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。