こんばんは、ぶちょうです。
TLVから涙目インプレッサがついに登場。さっそく書き出してみました。
スマートであり無骨 00年代ラリーベースが今高品質モデルで蘇る
かれこれ涙目インプのモデルは割かし古くから造られていてGD系列でも恵まれた存在。しかしそれも早20年近くが経った今、ついにTLVによって現行のモデリング力で涙目が登場。
WRブルーマイカの鮮やかな色合いと、ラリーベースらしいゴツゴツしたボディの再現、しかもそこには00年代からどことなくマイルドな味わいも感じさせる両立されたデザインをもまとめてモデルに落とし込んだというもので、これを高い質感で堪能できるモデルとなっています。
なんならもう決定版クラスの仕上がりとまとめてしまえるまである。
もうひとつの精巧な造型を持つスペCインプに関する記事はココから
その質感を後押しするものに各所のモールドや絶妙なフェンダーの膨れ具合などが挙げられます。飽くまでフルノーマルを追求した車高プロポーションもさることながら、ボンネットのインテーク部分の高さまでバランスの取れたつくり。
この手の色だとやはりフレーク多ですがWRブルーマイカの色味もキレイ。
涙目インプの目つきの再現はメーカーによって差の出る印象がありますが、ここはやはりTLV、キメ細やかなカバー内のインナー塗装やレンズの輪郭、ライトカバー自体のバランス取りが難しい複雑なデザインも見事に表現しているのがウリ。エンブレムやフォグカバーのSTiなどはプリントを採用。バンパー脇の突起(エアダムスカート、コーナースポイラーという)や大型のボンネットダクトなど特徴的な要素も惜しみなく成型。
またリアの方も魅力的な要素が詰め込まれており、大型のリアウイングやトランクのキーシリンダーなどに差し色を入れたリアビュー。テールランプのまん丸っこいところをちょうどいいサイズ感で表現してたりウインカーレンズの塗分けもイイですね。
更に個人的にヤバいと思ったのはリアウイング。ABS成型にはなりますがダイキャストとなるべく違和感をなくした色合いもそうですが、何よりもステーやフラップのこれでもかと薄く仕上がった造型が非常にシャープ。エボVとかもそうだったけど、後にも先にもこれだけの薄さを実現出来ているのは恐らくTLVだけのはず。
この繊細な造りひとつ見ても、TLV製涙目インプのクオリティは十分に伝わるモノがあるのではないかと。
シャシ側ではマフラーの塗分けつき。
17インチのSTi専用アルミを再現。ブレーキキャリパーも実車にならってゴールド調に塗分けされているのが特徴。ホイール単体のクオリティもボディに負けず劣らず。
過去出た涙目と並べてみたり
左からcm`s、ガリバーオリジナルブランドのAutorozza、そしてTLV。冒頭のように何かと涙目は当時からモデル化に恵まれた車種ではありましたが、その差にしてざっと20年、全体像の質感は飛躍的に進化を遂げていることに気づかされるでしょう。
外箱はこちら。
通常価格は3520円(税込)。
バツグンの安定感を持つ質感と高クオリティの融合
仮に超大雑把にこのモデルをまとめるとするなら”とりあえずゲットしてソン無し”というべき1台。筆者がラリーマシン好きってのもあるけど正直ベストバイ級に挙がってもおかしくないレベルかと個人的に思っています。実際発売されたやいなや、特にSTiはえらい人気なもんで各所で売り切れという話が身の回りから次々入ってくるほど。
それを裏付けるかのごとく、涙目インプというマシンを現世代の技術で発売してくれたことも一理ですが、モデルそれ自体のクオリティも等しくハイレベル。金属感しかり各部のディティールしかり、00年代のスポーツマシンらしさを詳細に引き出したモデリングを前になるほど納得と。
はやくカラーバリエーションも欲しくなってきちゃいます。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。