こんばんは、ぶちょうです。
Mini GT新製品のフォードGT GTLMテストカーをインプレしてみました。
単色のレースボディ。テストカーでこそ堪能できるその姿
現行フォードGTをGTLM/LM-GTEカテゴリに向けて製作されたレースカーのテストバージョンがリリースされました。テストカーゆえ愚直なまでに単色で構成されたリバリーは純然たるレース仕様のボディを心置きなく楽しめ、そうしてもたらされるカッコはテストカーでなければ拝めないというもの。
市販タイプと同時期に発売されながらもきちんと金型を別にして製造されており、即座に見比べに乗り出せるのもマルです。
市販と明確に差別化した造型。サイド管マフラーにカナード、給油口やカウルのロックピンといった装備が盛り込まれ、空力パーツを含めた車高の低さで整ったプロポーションが展開されています。
これまでMini GTでは他にも色んなGTカーが作られてきましたが、その中でも特にベッタリした佇まいを持った1台と思われます。
大幅に変更が施されたバンパーデザインで出来上がった空間に設けられた超大型のリアディフューザーが再現。カーボン柄が入っているのが特長ですが、全体に入っているわけでは無く表面から見える範囲のみとなっています。
リア側は市販車とは比べ物にならない変貌を遂げた様子を最も認識出来るポイントで、この1ビューだけでも大いに面白味が感じられます。
更にえげつないのはむき出しになったミッション廻り。それなりにモールドを施したうえで彩色が入っているディティールはぜひとも入手したら見ておきたいところです。
このほかサイドに移設された事で廃止されたマフラー部分に備わる、リアカメラ類の成型とレース仕様でなきゃ見れない固有のポイント再現にもしっかり力が入っている点が見られるのが良いですね。
ヘッドライトのデザイン変更再現を筆頭にボンネット中央のNACAダクト、スプリッターなどが目を惹きます。
改めて見るとカナードの表現はやや大味ですが、形をハッキリ出来る一定のラインで作られているのもまた確か。そもそもコスト面で見ればこれで十分とも。
エンジンルーム内にもロールバーやカーボン柄のスクープが追加。もちろん市販車であったエアスリットのディティールは継続のため単純なボリュームが増加しました。
シャーシはかなりシンプル。前記の通りディフューザーのカーボン柄は目に見える部分だけ入っているのがこれで分かるかと思います。
センターロック式のホイールが装備。
タイヤレターはありませんが、サイズ感、クオリティともにヨシと見えます。
パッケージはこちら。
通常価格は1540円(税込)。
一段と迫力を増したボディを良コスパで。マジのレース仕様発売が楽しみな1台
市販車からボリュームアップや変更点を加えた仕上がりからは、これが1500円で手に入るとは思い難いような高次元のクオリティが随所に散りばめられています。
強いて言えばボディもカーボン柄になっていればなお現車に近くなったものの、マットブラックで雰囲気そのものは十分。
ル・マン参戦車のモデリングも当然これが基準になってくるわけだから、それでレース用リバリーが適用された製品が出てくると思うとリリースが楽しみになってきますね。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。