こんにちは、ぶちょうです。
今日はMini GT発のACシュニッツァーM3をインプレ。
マイナーなM3を投じてきたMini GT 再現性は如何に
BMW車に特化したカスタマイズパーツないしコンプリートカーを手掛けるACシュニッツァー。そこが製作したE30型ベースのコンプ車がこの「S3スポーツ2.5」。
Mini GTでは純正やDTM仕様のE30、果てはアルビナB6モデル化からの登場となりましたが、恐らくMini GT以外に投げ込んできたメーカーはほとんど無かっただろうこの車が出てきたそのチョイスは非常に輝いて見えるもの。
純正M3からの変更点としてはフロントアンダースポイラーやリヤウイング、加えてエアロミラーやホイールが挙げられますが、しかしどうにも着いてるパーツの形を見る限り金型ベースはDTM仕様な気がしてくるんですが実際のとこどうなんでしょう? どっちにせよ少なくとも新規にモデリング行っているわけでは無さげ。
・・でもだとしたら新規の変更箇所ってそれこそホイールやカラーリングくらい?
黒一色でまとめられたボディカラーは、カスタムパーツで構成されたバンパーやウイングによって非常にスポーティー。反面フェンダー脇のACシュニッツァーロゴの印刷が無いため、むしろフツーにチューンドカーって感じにも見えてきたり。
同じコトがリヤ、そして次に紹介するフロントにも言うことが出来ます。テールランプ下にはS3スポーツ2.5やACシュニッツァーのエンブレムバッジが入っているのが、当モデルではその辺ところの表現は一切ナシ。代わりにあるのは従来のM3とBMWエンブレムのプリントのみで、シュニッツァー要素としてはナンバープレートのみの申し訳程度なカンジなのがかなり淋しい。
なおマフラーは2本出し。
ウイングは跳ね上げフラップ付き。
フロントグリルもまたM3ロゴを廃しているのはともかくとして、ACシュニッツァーのエンブレム表現が無いのが気になるところ。ここまで見た感じACシュニッツァーのM3っていう要素に関していささか欠ける印象がある点は否めません。
一方でキドニーグリルの塗分けやクリアパーツのヘッドライトなど、一定のクオリティ水準はしっかり保たれてあります。
シャーシのモールドは結構細かめ。
髄一の変更箇所と言ってもよいだろう5スポークホイール。ACシュニッツァーType 1ホイールがモチーフとなっていると思われます。
造型もたしかなもので、リムのピアスボルト表現まであるのが〇。
パッケージはこちら。
通常価格は1540円(税込)。
飽くまで「風」くらいの認識でおくのがベターかも
丸っきりにACシュニッツァーM3っていう具合で入手すると、実際の製品に盛り込まれた「このモデルだけ」の要素の少なさを残念に思う事があるかもしれません。もっとコンプリートカーらしさを味わいたいのであれば、アルピナの方に分がありそう。
とは言え形そのものの出来は高水準、カッコ良さは純粋に高いため、あくまでS3スポーツ風くらいな認識で持っておく方がイメージを捉えやすいかもしれません。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回の記事も読みに来てくださると嬉しいです。
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それでは、また。