こんにちは! ぶちょうです。
ようやく筆者の手にもRWBのポルシェが届きました。
レギュラー品として予約ラインナップに上げられていた、
黒いRWB 930のご紹介をしていきたいとおもいます。
まずはパッケージ3面図から
久しぶりのコンテナ系ケースが登場しました。
車種名・TARMACロゴは金ピカでゴージャス。w
ただしこのモデルは通常のTARMACよりまぁまぁ高い4104円(税込)という価格。
「ラウヴェルト・ベグリフ」 通称RWB。
ポルシェチューンドを専門とするブランドのネームが箱にデザインされています。
CARNELに負けじとピカピカな外箱パッケージになってますねコレ。w
コンテナも金を主としたデザイン。
コンテナのフタと接続用ジョイントが付属しています。
そんでもって以前も取り外し時に問題があった台座ですが、
やっぱり今回もミニカーのタイヤが台座にくっついて管理がよろしくない。
インテリアとしても便利なコンテナの台座ですが、
管理が悪くなるくらいなら従来のパッケージで良いかも。
それではモデルを見てみましょう。
まずこのパッと見からして、文句なしのクオリティが集約されています。
ブリスターフェンダーのビス、それにカナードやタイヤレター・・
RWBのダイナミックなチューンドポルシェを見事に再現してくれています。
オートサロンではこの930と同じ黒ボディの5スポークモデルが出ていましたね。
全身マットブラックにゴールドのステッカー群で武装されたエクステリア。
ドアミラーも装着しているほか、リヤフェンダー上部に付くルーバーまでも再現。
ドアノブのモールドもシャープな出来と見えます。
そしてリヤバンパーから大きく突き出たマフラーが何よりインパクト絶大。
993型ポルシェのGT2ウイングなどに似通ったハイマウントGTウイングが装着。
ドデカいオーバーフェンダーが目を惹くマシンデザインのほか、
RWBならではの特徴あるマフラーのデザインもカンペキに成型されてあります。
エンジントランクのボンネットピンなどはさすがにタンポ印刷ですが、
クリアパーツのリヤコンビランプも細かな配色が盛り込まれ、
ただただ凄まじいクオリティであることに感服と言ったところです。
また、このモデルでは日本のナンバープレートが付いてるのも◎。
当然ヘッドライトもクリアパーツが採用され、
コチラにもボンネットピンが装備されているのが分かります。
ワイパーがエッチングパーツで造型、フロントカナードもバッチリ。
価格が価格だけにその出来栄えは見方によっては相応のモノとも言えますが、
それにしてもディティールの細かさはもはや、非の打ち所がありません。
ナンバープレートがあるだけでも見映えがグッと変わりますね。
シャーシのモールドも結構立体的。
フラット6発の特徴ある配管がしっかり表現されているのが見えます。
タイヤの溝もメッチャ細かく再現。
深リムの黒いメッシュスポークが装備。
idlersのタイヤレターも付きレーシーでストリートなスタイルを引き立たせます。
タイヤの溝のディティールは側面からも明白にその細かさが分かりますね。
現代における64スケールモデルのクオリティを限界まで引き出した意欲作です。
これだけ精密に造られたモデルが手に取れるようになったのは、
正に時代の進化というそのものの他ありません。
マジでスゴい時代になったものです。
それでは今日の実車話を。。
「ラウヴェルト・ベグリフ」、縮めてRWB。
それはドリフト界で名を挙げた中井 啓氏が立ち上げたブランド。
ポルシェを専門とするチューニングブランドとして、
今日では世界的と言うほどにまで有名な存在になっています。
RWBがこれだけの名を持つ事になった理由としては、
製作されるポルシェ一台一台が中井氏自らが仕上げるワンオフカーにあります。
様々な国に氏自身がその地に趣き、
依頼を出したオーナーとの協議の元、チューニングの手が入っていきます。
その妥協なきエアロデザインの構築、そしてチューニングの技術こそが、
氏の、惹いてはRWBの絶大な人気を裏付ける最大のワケなのです。
今回こうしてミニカーとしてモデルになった930 - Stella Artoisは、
ハイパワーチューンドのエンジンに極太のオーバーフェンダー、
レースカーの風貌を見せつつも、しかしストリートなスタイルも残した、
正にRWB流スタイリングがふんだんにマシンへ吹き込まれています。
徹底された軽量化はトータルで400kgもの重量を軽くすることに成功、
これによりわずか980kgの車重を叩き出すに至り、
ここに3.8リッター・ツインターボ化されたフラット6発ユニットが、
巨大なリヤウイングの下に収まります。
強大なパワーアップに対し冷却関連も念入りな対策が施され、
筑波を58秒台で走るこのポルシェの速さに作用しています。
RWBではこの過激なスタイルがメインではありますが、
飽くまでも純正の形に少しなアレンジを加えたマイルドなデザインも得意としてます。
あらゆるポルシェの理想的な姿をそのまま現実の物としてしまう、
RWBの造るマシンはひとえに、芸術そのものなのです。
今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。
64スケールの中でも多少お高い買い物となりましたが、
その期待を裏切らない素晴らしいモデルと思います。
果たして64スケールミニカーはどこまで進化していくのか、
今後もまだまだ目が離せません。
次回の記事も読んで頂けるとうれしいです。
このミニカーと関連しているかもしれない記事はコチラ
それでは、また。