こんにちは、ぶちょうです。
今日はTLV NEOから登場したⅣ型FD3Sの白RX-7をインプレしようと思います。
去年の内に紹介したタイプRZとはまた一味違った内容となっております。
まずは外箱3面図から
ここまでで登場したFDと同じくドアミラーが別パーツにて付属。
それではモデルの方を見ていきましょう。
基本的にはタイプRZと同様Ⅳ型ベースのモデリングとなった当ミニカー。
基本的に大幅な変更が施されたワケではないものの、
Ⅳ型用のホイールへチェンジされていたり細かな違いによって、
タイプRS、惹いてはⅣ型の姿をモデルに落とし込んでいます。
タイプRZ専用ステッカーが無くなったことでドア廻りはシンプルに。
サイドマーカー類はこれまで登場したFDと同じくタンポ印刷による配色です。
白ボディによりこれまで以上にボディラインが鮮明に分かりますね。
ドアのモールドも程よい彫り込まれぶり。
リヤコンビランプはこのⅣ型から丸灯の形式に変更され、
初期型のモデルに対し色鮮やかな後ろ姿となっております。
アンフィニロゴ、そして車両エンブレムもタンポ印刷で細かに再現。
マフラーも出口は少しばかりながら窪みが設けられてあります。
フォグランプはクリアパーツでの成型、色あい上目立つポイントが少なめですが、
その綿密に盛り込まれたランプ類の配色やダクトのシャープな抜け具合、
このクオリティの高さにはやはり目を離すワケにはいきません。
シャーシの彫り込みも手抜かりありません。
マフラーは別彩色になっている事でこれはリヤからの見映えにも作用してきます。
こう見るとタイヤのトレッドパターンもかなり細かく作られている事に気づきますね
このタイプRS仕様のモデルにおいて非常に大きな変更点となるのがホイール。
同じ5スポークの形状ではあるもののⅠ型とはまた違った印象を与える、
このⅣ型ホイールを眺め倒す事が出来るのは、現在タイプRSのみ。
Ⅰ型は細めなスポークだったのに対しコチラは厚みのあるデザインへ変更、
足元のインパクトが増しています。
タイプRZがスポーティ路線に大きく割り振ったスタイルとすれば、
Ⅳ型におけるベーシックなスタイルをモデルとしたのがコチラのタイプRS。
同じⅣ型ですがその見え方は全く変わってきます。
Ⅰ型と並べて自身の目でその違いを見比べてみるのも面白いでしょう。
それでは今日の実車話を。。
Ⅳ型、またの名「中期型」と呼称されたFD3S RX-7が登場したのは96年1月。
このⅣ型RX-7の身に訪れた変化の一つとして挙げられるのは、
マツダのチャンネル体系が変更されたことにより従来のアンフィニ RX-7から
Ⅳ型になってアップグレードされた項目の一例がCPU。
これまで8ビット制御だったものに対し16ビットへと強化、
更にエンジン吸排気の配管パーツ、ブースト圧の変更を加えた事で、
初期型の最高出力だった255馬力から10馬力アップの265馬力へパワーアップ。
また、タイプRの名義を持つグレードはこのタイプRSという名へ変更となっています。
タイプRSに引き上げられたことによる恩恵は名義のみならず、
本来タイプRZのみに用意されていた17インチ・ディスクブレーキを装備したほか、
ファイナルギヤもタイプRZ用の設定がそのまま受け継れています。
走りぶりについてもさすがRX-7、加速感は更に上昇。
特に4000回転以降からの伸び方が鋭くなっていると言われています。
その代わりサスペンション強化が特にされて無い事が影響してか、
グリップ限界時での動きが読みにくくシビアという一面も。
この辺FD元来からの特性はⅣ型になってからも継続といった流れですが、
それでも初期から比べればアンダーステア寄りの安定指向な味付けになってます。
走行エリアではスポーツグレードのタイプRZ以上に速く走れる場合も。
その後更にパワーアップを果たした「5型」RX-7へチェンジされ、
RX-7の完成した姿がいよいよ近づいていく事になったのでした。
今日のインプレは以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
TLVからFD3Sが登場したことで、更にスポーツカーラインナップが増えてきてます。
こうして出来栄えを見てると今後出る予定のランエボも非常に期待がかかりますね!
果たしていつ発売になるのか・・ランエボ好きなだけに楽しみでしょうがないです。w
次回の記事も読んで頂けるとうれしいです。
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それでは、また。