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【モデルインプレッション】Hotworks 1/64 D1 Grand Prix Series Skyline(ER34) K5-660R仕様`03

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どうもこんにちは、ぶちょうです。

 

さて、昨日はお台場にてD1グランプリが開催され、長年ドリフト界を大いに賑わせた「のむけん」こと、野村謙選手が引退を表明、そして台場でラストランを飾りました。

そんなワケで、今回はHotworks(ホットワークス)という、主に2000年代のD1マシンをモデル化してた珍しいラインナップを持つブランドの、03年仕様「のむけん号」をインプレです。

 今にしても珍しいD1仕様の4ドア34ミニカー

ホットワークスの造型は今にしてみるとアッサリ。大まかに実車の形を再現しているくらいで、現代のミニカーブランドと比べてもシャープさについては一歩譲る。

しかしストリートチックな姿を持ちながら競技車両でもある当時のD1マシンの風貌をキチンと押さえる所を押さえたモデルとなっており、今なおその後を追うメーカーはまず見当たらないほど。

そしてホットワークスのモデル最大の特徴と言えば、64スケールで前輪の舵角調整が出来てしまう、凄まじいギミックがあるのです!舵角を変えられるだけでもうディスプレイの幅がガッツリ増える事請け合い。w

タンポ印刷でマシンに貼られたステッカー。メッキ加工されたホイールリムがはがれやすいみたいで、このモデルでも前輪のメッキが少し取れているのが分かります。

横からのボディラインは、もう少しハコな感じの形なら再現率も上がりましたが、そこそこ形を捉えた内容でしょう。

ブレーキランプやトランクについたピンストライプもタンポ印刷。年代の差もありますがこの辺りは当時の64スケールミニカーらしさが所々顔を見せる。

マフラーの配色もあれば嬉しかったですが、シャーシと一体成型なので仕方なし。

フロントではヘッドライトにクリアパーツが採用。インタークーラーを意識したであろうシルバー調の塗装に掘り込みを加え頑張ってディティールアップを意識していた節が見えます。

しかし実車と比べてみると、バンパーの造型のうちウインカーレンズの収まる所も窪みこそ付けてるものの塗装でほぼ埋まったボヤけのある造り。

細かいところまで頑張っているのは確かなんですが、NG箇所もあり。

ビス留めされたシャシの裏面はミッションケースやマフラーに繋がる配管などが表現。今の代のミニカーと比べるとどこかしらの色分けが常に施されているため、その点はどうしても見劣りしているように見えてしまうのは否めません。

でもモールドの表現は負けず劣らずの良い出来だと思います。

WORKのVS-KFというホイールがのむけん号には装着されています。実際ではもう少しリムが深く設定された物だそうですが、雰囲気は十分。

リヤにはモデルの名前にも入っているK5-660Rのロゴが。ブリッツのターボチャージャー名なんですねコレ。

 

古きD1の世界を渡り歩いた歴戦のマシンをこの手に

D1仕様マシンがミニカー化、これをホットワークスが実現して以降、未だこれを受け継ぐブランドは現れてはおらず・・・と言った矢先、TARMACがオリダーの80スープラをモデル化してきました。

今後通常販売のモデルでアドバンカラーの仕様が登場する予定でして、エアロパーツ類の再現は期待薄な感じ。ただようやく新たにD1マシンのモデルを手に出来る日も、そう遠くは無さそうです。しかしバリエーション面ではまだまだホットワークスに分があるから、コチラの人気も当面は収まる様子は見えません。

今じゃもう探すのだけでも一苦労するほどには・・・・

さて舵角調整の恩恵を存分に活かしつつ実車話を少しましょう。。w

ER34型のスカイラインは、当初それこそ需要があまり無かったマシンでしたが、今なんて中古市場では34Rにも引けを取らないとんでもない人気ぶり。

ヨレたマシンで何とか数十万レベルで引っ張ってこれるものの、ある程度の好状態、チューンされた車両では下手をすれば200万以上を要するほど。そうした爆裂的人気をもたらした背景には、のむけんたるあのドライバーの活躍があったからでした。

D1グランプリが開催された初年度から社外ブランドのBLITZと共にドリフトの世界を戦い抜いてきたのむけんとER34スカイライン。03年度においては470馬力までユニットが強化されたマシンとなり、走行面の評価がそれほど高くなかった4ドアタイプのスカイラインを、白煙モクモクで走り切ってしまう、凄まじいパフォーマンスを披露。

その姿から付けられた「白煙番長」のアダ名はのむけんのトレードマーク。

フルカウンターでありながらもマシンを行きたい方向に進ませる高度な技術力、それらを培った独自の上達テクニックを雑誌などで紹介している傍ら、「URAS」というのむけん自身が経営するエアロパーツの販売など、クルマ関連の様々な方向で活動を続けていきました。

のむけんあれば、そこにはBLITZとER34スカイラインのトリオ。この強大な組み合わせが、4ドアスカイラインの需要を一気に引き上げたのです。

しかしいつかその時はやってくる―――のむけんは今シーズンを以てD1GPからの引退を表明しました。

そのラストランが正に昨日行われていたわけで、引退セレモニーも相当な集まりぶりだったと聞きます。D1の時代に、また一つのピリオドがここに打たれる事となりました。

往年のドライバーがフィールドを走り回るのを見れなくなるのは確かに寂しい事には変わりはありません。人である以上、”ずっと”は、やっぱり無いんです。

D1を盛り上げてくれた一人のドライバーに、感謝です。

今日のインプレは以上です、最後まで読んで頂きありがとうございました。

ホットワークス系モデルは未だ自分も全て確保出来ておらず、新たに発見出来たらまたインプレしてみたいですね。

次回もまた読んで読んで頂けるとうれしいです。

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それでは、また。