こんにちは、ぶちょうです。
昨日インプレしましたマインズのエボⅤに続いて、
今日はアオシマのブラインドトイに収録されたマインズ34Rをインプレしましょう。
2007年に発売された「オプションチューングカーコレクション」、
このシリーズの中にラインアップされたミニカーとなっております。
今回はいきなりモデル説明からスタートします。
過去作品系は今後この態勢でやって行くことになるでしょう。
車プラモデル関係を主軸とした活動で名があるアオシマ。
その持ち合わせのノウハウゆえか協力元である自動車雑誌「オプション」の力か
ミニカーにおいても高いクオリティを出しています。
今回の34Rにおいても全体的なプロポーションは中々良好で、
フロントのカナードも出来る限り立体的に造型しているのもポイントです。
マインズは後の世代からシルバー調のラインストライプとなります。
リヤにかけては分け目のついたステッカーになってるんですが、
キチンと均等な分かれ方になっていて見映えがとても良いですね。
ホイールのスポーク間も隙間が出来ている事から足元の表現力もレベルが高いです。
ブレーキランプはクリアパーツを採用、
マフラー口も空間が造られ奥行きをしっかり出していく事が分かります。
ちなみに当時の価格はこれでも600円くらいで販売されていたもので、
塗装こそアッサリ目な感じながらもこの出来は相当良いコスパといえます。
今じゃここら辺のクオリティで販売すれば確実に1000円コースは確定ですからね。。
カナードの表現ってこのスケールだと結構難しいんですけど、
パーツが付いてるのがハッキリ分かる程には立体感出てますよね。
少しヘッドライトが細目っぽいくらいが唯一気になるところでしょうか。
V-Spec N1のステッカーがまたカッコよさを引き出します。
シャシの表現力も高いです。排気管のスポーツ触媒やミッションケース、
配色されたマフラーも良ポイントの一つと言えるでしょう。
GT-R系ご用達のホイールにBBSは欠かせません。
社外メーカーのステッカーが縦にズラリ並んだ様がチューンドカーを感じます。
マインズ34RはN1ベースグレードのR34を基に作成されたチューンドデモカーです。
マインズで製作されたRB26のコンプリートエンジンが搭載され、
最大馬力はブースト1.4で実に600馬力、最大トルクも60キロ台を記録しました。
エンジン以外にも多くの箇所にマインズの手が入った足廻りやお手製のエアロパーツ、
そして彼らが最も得意とするECU「VX-ROM」がマインズの色へと染め上げます。
そうして仕上げられたマシンは強大なポテンシャルを身に着けることに成功、
当時の筑波TAにおいては「1分切り」がチューニング界一つの目標として生まれる中
この34Rは57秒台を叩き出す強烈なレコードを記録したのです。
マインズ34Rはその後も長きにわたり熟成され、
R35GT-Rがチューニングの世界で広まるようになってからもなお前線に位置、
10数年来の差を全く感じさせないすさまじいパフォーマンスを持ったマシンです。
マインズのチューニング力、恐るべしですね。
今日のインプレは以上です。過去作品のインプレはいかがでしたか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
アオシマのチューニングカーコレクションは今でも人気が高いようで、定価を遥かに超える2000円以上が相場になっているケースも増えてきました。
入手難度の高いモデルになってますが、もし見つけたら手にする価値大ですよ。
次回の記事も読んでいただけると嬉しいです。
このマシンに関連してそうな記事はコチラ
それでは、また。