こんにちは、ぶちょうです。
今日は昨今のエボⅩミニカーの中でも非常に珍しいモデル化となった、
「311RS」と呼ばれるチューンドカーをインプレしていきましょう。
TARMACのみが現在モデル化した311RS、かなりモノ好きなチョイスと見えますが、
どれほどのクオリティなのか、それではインプレ開始です。
まずは外箱3面図
久しぶりの初期外箱デザインです。
白を基調としたボディが非常に綺麗なのがこの距離でも分かります。
2808円(税込)で購入となりました。
モデルを手に取ってみた初期印象として、ボディ全体の鮮やかさに惹かれます。
マシンの出来栄えはもちろんのこと、見映えもかなり良いですね。
このほか新たにフロントアンダースポイラーが追加され、
より見た目がカッコよくなっているのも特徴の一つです。
青いストライプがより深い印象を持たせます。
加えて中々良いカスタムを組むのに難しい組み合わせである青ホイールを、
実車同様上手くモデルに適切なマッチ感を出してくれてて高評価です。
ドアノブの立体感がもう少し出てくれれば、なお良しだったに違いありません。
リヤの見え方はこれまでのエボⅩと同様と言ったところです。
白ベースのボディってやっぱハズレが無いですよね。
実車でもランエボは白やシルバーといったカラーを選ぶ人も多いような。
AMSロゴの貼られたインタークーラー。 グリルに付いてるんで違和感ありますが、
グリル越しに貼るワケにもいかないんでココは妥協と言ったところです。
アンダースポイラーの付いたおかげか、少し車高が低めに見える気がします。
実車ではレイズのホイール「CE28N」を装着してますが、
当モデルではファイナルコンセプトなどに並んでG25ホイールのままみたいですね。
元々変更点が少ないモデルなんだし、ホイールは作り直しても良かったと思います。
311RSステッカーが中々カッコいい字体してて好きです。
この手のサイドステッカーは、かつてのエボリューションロゴや
UK限定仕様のサイドステッカーのそれらを思い出させるように感じます。
アンダースポイラーが追加されていることが、裏面で明白に分かります。
あとはこれまでのエボⅩと一緒。
(見えにくいですがこのモデル専用の5点シートベルトが付いてます)
アメリカのミネソタ州にツインシティズオートショーというイベントがあります。
2013年の3月このイベントに311RSという名前のついた、
ランサーエボリューションXの特別仕様が姿を現したのです。
311RSは、三菱とライアン・ゲイツというレースドライバーのコラボによって誕生、
3年もの開発期間を費やし、たった11台のみの生産という特別仕様なのです。
彼らの考えたコンセプトは「サーキット仕様とストリート機能の合体」というもので、
そのコンセプト通りの、理想を形にしたエボⅩを誕生させたのでした。
アメリカで活発な活動をしているAMSパフォーマンスがこれに協力、
エアインテークや吸排気パーツなどが組み込まれ、
JRZサスペンションやGirodisc社のブレーキシステム多くの社外パーツを採用、
最大馬力353psまで上昇、最大トルクも49キロ以上の数値をマークしています。
ところで311RSというこの語源について。
ライアンの掲げたこのプログラム名を調べてみて分かったのは、
311という数字はライアンがモトクロスやカートで走ってた時のゼッケン番号、
RSは車の呼び名(?)、それともグレードから付けたようなんですが、
ドイツ語でモータースポーツを示す「Rennsport」から遡って名づけられた
名義とも言えると記述があります。
ライアンはプログラム内でポルシェも製作してるからそっちのRSってコトも?
自分も最初は開発期間×生産台数だとか、単純に馬力の数値なんて考えてましたが、
何れにせよ全く違った意味だったようです。w
さすがにサーキットの走行性能とストリートユースも兼ねたマシン作りだけに、
走らせれば速い公道での快適性も損なわれていない絶妙なバランス取りがなされ、
普通サーキットを走るとすれば相対的に乗り心地は硬くなったり公道だと
乗りにくいマシンになるケースも多いですが、よもやそれらの問題が全く無い上で
レースコースも走り回れるというのだから、凄まじいポテンシャルといえます。
生産された11台のエボⅩ311RSは、約470万という価格で販売され、
アメリカに住むそれぞれのオーナーの元へ旅立っていきました。
ワークスとドライバーがコラボしたマシン。。興味深いクルマですね。
今日のインプレは以上です、
最後まで読んで頂きありがとうございました。
さてTARMACのエボⅩも紹介出来るのはあとわずかとなりました。
コチラも近々アップ予定なので、また読みに来てくださるとうれしいです。
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それでは、また。