どうもこんにちは、ぶちょうです。
このNC型NSXにおける高クオリティモデルは初めてとなるでしょう。
それではインプレの方、やっていきたいと思います。
まずは外箱3面図から
早くも良さげな雰囲気が漂います。 当時NC型のモデル化って
かなり少なくて、割と貴重な存在だったのです
価格はこれまでのバグジーズと同じ3780円(税込)となります。
それではケース開封、
ここまでで紹介したマシンがどれも派手なカラーリングのだっただけに、
スポンサーの数も相まってシンプルな印象を強く受けますね。
ヘタに着飾らず、でも存在感はバッチシって感じがイイですね!
センターロックのナットも配色されていて抜け目がありません。
ただやっぱり、スポンサーロゴの少なさから地味な印象を受けるコトも?
カナードの処理もチョコっとだけくっついていて、それでいて立体的。
キチンと形にしてくれている事が大きなメリットですね。
サイドスカートの整流板も拘って造型されているのが分かります。
ガッツリ入ったディフューザーが迫力です。
少し厚みがある事を差し引いてもこの作り込みからすれば、
問題点として挙げるものではないでしょう。
NC1型NSXのヘッドライトも細目ですがもちろんクリアパーツが採用。
グリルのメッシュも細かに入っていてどの面からでもモデルの細かさが見えます。
NSXも他車と同じくディフューザーのみの表現となっております
ブレーキローターは装備されてないものの細いスポークの表現は良好。
そしてよりレースカーの風貌を引き出すタイヤレターが目を惹きます。
リヤエンドは実車に対しちょい間延びした様子を受ける事もありますが、
トータルでの出来はやはり非常に高いと断言できます。
バグジーズは結局今に至るまで新モデル開発の話は聞いてませんけど、
今でこそ新しいGTカーのモデル製作を踏み出しても良いかも・・しれないですね
それでは今日の実車話を少し。。
2014年、SGTの世界にNSXは再び姿を現しました。
復活したMRレイアウトと新たな武器となるハイブリッドシステムを加えましたが、
その代わりこのシステムの装備によってマシン差が出ることを防ぐために、
最低重量の1020kgからシステム装着分の70kgウェイトハンデが課され、
1090kgの車体重量でレースを戦う事を強いられます。
70キロの重量ハンデを常時抱えたことによる影響はやはり大きく、
MRレイアウトとすれば基本的に機敏でシャープな動きを身にした
いわゆるコーナリングマシンを表すものとするのが相場となりますが、
こと新NSXにおいてはむしろ「ストレートの方が速い」という、
正反対のメリットを得ることとなりました。
もちろんこれはハイブリッドシステムのアシストによるものでしたが、
同時に70kg重い分から来るタイヤ負担や立ち上がりの加速力低下、
その結果インフィールドでの立ち回りにはかなり苦戦したとか。
熱対策も厳しく、シーズン序盤ではリタイアやペースダウンとなるマシンも多々、
中々ポイントを満足に取れるような状態に近づくことが出来ませんでした。
その後特別対策が取られ、最低重量が少し引き下げられてからは、
ようやく互角のレースを展開できるように。
富士で嬉しい優勝を手にすることが出来たのです。
ウィダーNSXの勢いは相当のものでホンダ勢で上位に残ったのはこのチームのみ。
優勝したレースは富士が唯一で厳しいレース続きのシーズンでしたが、
前半のハンデを課された上でこの結果を成し得たという点では、
十分なパフォーマンスを結局のところ持っていたと言えるのかもしれません。
今回のインプレは以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。
これで各メーカーのマシンそれぞれ1台をアップしましたが、
せっかく別チームも持っているからどこかのタイミングで紹介してみるのも良さげ。
次回の記事も読んで頂ければうれしいです。
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それでは、また。