どうもこんにちは、ぶちょうです。
ここまで連続してTARMACのミニカーを紹介してきましたが、
今回は少し方向を変えてBugzees(バグジーズ)というGTカー関連の
ミニカーを展開したブランドのモデルを紹介したいと思います。
2014年、スーパーGTは大幅なレギュレーション変更をしました。
その目的はドイツのDTMとの規定に統一したとかなんとかって話で、
したがってマシン全車が左ハンドル化、
エンジンは500クラスは2リッター直噴ターボの直4ユニットのみとなり、
これまでのGTカーとは明らかに違うマシン達が戦う競技となりました。
その翌年、バグジーズはそれら14年仕様の
500クラス車をモデル化することを発表し各地に予約を募りました。
が、実際に販売となった時期はそれから1年半~2年経ってからで、
ようやく手に入った時にはTARMACの日本進出が着々と始まっていた最中で、
まぁタイミングの悪い発売だったことは未だに覚えてます。
しかしその2年間の待ちから得たものは、期待を裏切らない最高の出来でした。
そんなバグジーズのミニカー、それでは外箱の3面図からいきましょう。
TARMACも似たような形でしたが、思えばバグジーズが登場してからですね、
こういうケースに被さるタイプの外箱へと変化していったのは。
ケースを開けると、台座はマシンとチーム名を刻んだネームプレートが貼付。
さすがに通常価格3780円(!)分の造りというか、
かなり強気に出ていた価格設定だったことを再認識します
さてこれが2年待った分の成果ですw
デカールもタイヤレターも、64スケールでの限界の出来とも言える、
とにかく抜きんでてすさまじいクオリティです!
もちろん更なるクオリティを求めれば43スケールやそれ以上のスケールモデル、
それらが対象となってくるようになりますが、このモデルではフツー手抜きしがちな
カナードもしっかり分け目入ってるのは特筆すべきポイントの一つです
レースカーのタイヤレターってやっぱ印象深くて、
小さいスケールだと難しい表現もバッチリやってくれています。
スポンサーのデカールも小さいものまで全く手抜かりありません。
これはスゴイ。
最近はすっかり主流になったスワンネックのウイングもステーは少し幅広感ありますが
ちゃんとしたパーツ固着を見越したうえでのサイズとすれば全く問題ナシです。
テールランプは言うまでもなく、ディフューザーの表現も細かいのがイイですね!
フロントもかなりゴツい形状になってますが、これを巧みに再現。
エアインテークの仕切りやカナードの表現からグリルに付くGT-Rエンブレム、
とにかく小さいところまで絶対に妥協の無い仕上がりが集約されています。
タイヤ廻りをズームすることで更に細かな芸に目を向けられます。
これほどの表現を500クラスのみとは言え全車やり通す事をイメージしてみれば、
2年待ちの状況とならざるを得ないとの見方も十分に取れます。
バグジーズはその後活動が止まってしまいますが、このシリーズだけは!
というメーカーの意気込みがヒシヒシ伝わってくるモデルでした。
せっかくなんで分解しちゃいましたw
構成はざっと京商ら辺と同様、シャシと内装そしてボディの3つに分けられてます。
これがDTM化された事による左ハンのインパネ。
メーター廻りはさすがに細かく作られてはいませんが、
GTカー用ハンドルとバックカメラのモニターが表現されています。
写真だとどーしても分かりにくいんですけどね(汗)
さてあとは写真メインでインプレを進めていきます...
そういや巷では35Rを以てGT-Rが消滅なんてウワサがありますがどうなんでしょう。
本当だとすれば、次期候補はかつてのように新型Zにバトンタッチの形を
取る可能性はかなり高くなってきますが、まだまだ先はナゾです・・
新しい規格となった14年度スーパーGT、
直4になったあとのGT-Rもやっぱり速さは健在で、
日産勢でも孤軍奮闘で優勝を勝ち取るマシンがこの23号車、
残るはレクサス陣営がこれを追い込んでいく流れへ。
別で勝利を手にしたのがカルソニックで、それ以外はモチュールという構図。
レクサスもそうでしたが日産もまた確実に白星を上げるマシンを作り上げ、
今日まで走り続けていることは、やはりRというマシンが、
いかに基礎能力が高いことを改めて認識させたという事も出来ます。
Bugzeesブランドの初インプレとなりましたがいかがでしたか。
今でも新品で売れ残っているチームがあるみたいなんで、欲しかったけど
まだ手に入れてない人はぜひ手にしてほしいですね。
色々調べてみると当初の価格より安く手に入るようになっているっぽい・・?
さて次回はRC FにするかNSXにするか、何をインプレするかはお楽しみです。
その後インプレしたRC FとNSXの記事はコチラ
それでは、また。